Mr.エレクトの独り言 2005年04月30日

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

精神論

JRの脱線事故のニュースを見て、いや~な予感がしたが、数日後の取材で、それが明らかになった。

と言うのは、JR西日本の、まるで戦時中の様な、軍人・・・もとい、社員教育のあり方である。そんな精神論で、事故が無くなりゃあ、苦労しねえんだよ。

人間はミスをする、これは仕方無い。しかし、逆に、人間だからこそ、ミスを無くすための努力をすべきなのだ。あれではまるで、「たまに噛み付くかも知れない野性の獣を、放し飼いにしている」様なものだ。

狂犬病なら治せるかも知れない。しかし、野性の獣を完全に飼い慣らす事は出来まい。野獣は鎖で縛るか、檻に入れるしか無いのだ。

そして、同様に、一片のミスも犯さぬ人間を育てると言う事は不可能であり、ゆえに、ミスを無くすためには、複数の人間によって管理するか、物理的にミスが起きぬシステムを構築しなければならない。

なのに、今回の事故は、人間の叡智など欠片すらも見当たらぬ、前時代的なやり方で、多くの人の命を奪ってしまった。

人間と言うものを、何か勘違いしてないか?

本当に事故を無くす事よりも、部下をいぢめる事の方が楽しかったんだろうが、いかなる謝罪をくり返そうが、死んだ人間は生き返らない。

JR西日本は、事故を無くすための対策を、言動では無く、本気の行動によって、示すべきである。

ただし、“本気”と言うものは、あいまいな決意や、ぼんやりとした願いでは無い。

それでは、まるで、一かバチかのギャンブルである。

“本気度”とは、目的のために、“どれだけの気持ちを注ぐ(捧げる)事が出来るか”と言う事であり、それを証明するには、“具体的に行動した量”でしか表し得ない。

ラヴレターも書かず、電話もせずして、“本気の恋”などと、誰が言えるだろうか。

ましてや、いくら本気であっても、本気度と結果は比例し得ないと言う事も、また事実なのだ。

JR西日本は、人間の不完全さを信ぢ、運命の残酷さを知るべきだ。

夢など、もう見飽きた。

愚かな民

一昨日になりマスが、超山田堂店主、ちょやま氏他によるトーク・イベントを観に、ネイキッド・ロフトに行って参りマシタ。同店については、色々と述べたい事(不満では無いデスよ)もありマスが、今回は、同イベントで流された映像を見て、感ぢた事なぞを・・・。

それは、ヨーロッパで、今も行われていると言う、悪魔祓いの儀式の映像なのデスが、2~3年前に行われたもので、別に、地下組織が行なっている様な、いかがわしいものでは無く、太陽の下、広い草原か公園の様な所で行われているものデシタ。神父サンが、なにやらやると、集まった村の人々が、う~・・・とうなったり、グア~・・・と叫び始めたり、まあ何と言うか、村に古くから伝わる伝統の儀式と言うか、日本で言えばお祭りとか、節分みたいなものでしょうか?言わば、堅苦しい日常生活から、一時解放されるための“ガス抜き”的な印象を受けマシタ。戒律とかモラルにうるさそうなヨーロッパならではの風習でしょうか?

それを見て、強く感ぢたのは、人間と言うのは、なんとも不思議なもので、「人間とはかくあるべき」とか、「人間らしく」と言った、誰が決めたか知らぬお題目に縛られ、生き物としての本当の姿を隠し、もっと高尚?な、別の何者かになる事を強制されている、実に不自由な存在であるな~と言う事デシタ。まあ、神に近づく・・・とでも言うのでしょうか?一見、素晴らしい事でもある様で、それでいて、そんな迷信のために、多くの、否、殆どの人間は、自分のこころに嘘をついて、苦しみながら生きていき、苦しみながら死んで行くのだな・・・とも。

ウフフ・・・、人間って、面白い。

フフフ・・・、フフフフフ・・・・。

アハハハハ!!

・・・馬鹿みたい。

誰だ!?

私達が、人間としての理想の姿とやら、あるいは人間以上の何者かになろうと目指すあまり、こころの葛藤に苦しみもがき、他人と争い罵り合い、地を這いずり回るのを見て、ほくそえんでいるのは。

そして、それによって、富を、利益を得ているのは・・・。

誰だ!?