Mr.エレクトの独り言 2005年05月31日

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

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禁未来小説「ドラへもん」その③「パパの思惑」の巻

夕方、パパも帰宅し、いつもなら、家族三人水入らずの夕べの一時・・・。

パパ「ほう、ドラへもん君と言うのかね。まあまあ一杯やって・・・。」

ドラ「ウフフフ・・、こりゃまた話の解るオヤジさんで・・・。おっとっと、こぼれちまわあ・・・。もったいねえ。」

どうやら、この下品極まりない家庭教師の事を、パパも気に入ってしまった様子。でも、ボクはどうしても納得行かなかった。

そして、その夜。ドラへもんはすっかり酒に酔って、ボクの部屋の押し入れ(一応、そこに寝泊まりする事になったらしい)の中で高いびき。そこでボクは、歴史は夜つくられる・・・とばかりに、微力ながらも、パパとママに対してレジスタンスを決行したんだ。

のひ太「ねえ、パパにママ~!!ボク、あんな奴と一緒に暮すのゴメンだよ~!!あのダミ声も、下品な言葉使いも、もう耐えられないよ~。」

パパ「まあまあ、のひ太。確かにドラへもん君の声や言葉使いはそうかも知れない。しかしな、彼こそが、今後、我が家に足りない重要なポジションを担ってくれるはずなんだぞ。」

のひ太「ええ~!?どう言う事?」

パパ「いいか、のひ太、よく聞け。どうもパパはやさしすぎて、お前を駄目にしてしまうきらいがある。本当はもっと厳しくのひ太を教育しなきゃあならん立場だと言うのに、父親失格なんだよ、パパは・・・。」

のひ太「ううん!!そんな事無いよ!!パパはやさしくて素敵なパパだよ!!」

パパ「あははは、そう言ってくれるのは嬉しいがな。まあいい。今日はもう遅いから、のひ太ももう寝なさい。そのうちきっと、のひ太にも、ドラへもんの良さが解る時が来るよ。」

のひ太「そのうちって・・・。ボクは今、いやなのに・・・。」

ママ「はいはい、のひ太さん。ぢゃあ、また明日、愚痴はママが聞いてあげるわよ。」

結局、ボクの抗議は受入れられなかった。あ~あ、ホント、やんなっちゃうよ。大人は子供の事なんて、何も解っちゃいないんだ。ボク、家出でもしようかしら・・・。

これが、奴とボク、ドラへもんとのひ太が繰り広げる200日戦争の幕開けを告げる、第一日目の出来事であった。

(つづく)
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