また、どうして、自分の立場でしか物を言えないのか。
見えないのか、見ようとしないのか。
自分にとって、都合の良い事を言うのはたやすい。
しかし、それがいかなる現実であろうとも、自分の立場を危うくする様な事は、口が裂けても言えない。
もしも誰かが、その人自身にとって都合が悪いと思われる事を言ったとしたならば、それは、そちらの方が自分にとって都合が良いと判断したからに過ぎない。言わば、自首や自白と同様である。
トナルト、要するに、他人の言う事とは、すべて、その人自身にとって都合の良い意見でしかないと言う事になる。
そして、それが自分にとっても都合の良い意見である時、人は共感するのである。
ゆえに、もしも、それが自分にとって都合の悪い事であるにも関わらず、それを認めると言うのは、非常に勇気の要る事でもあり、また、逆に言えば、単にそうする方が都合が良かったり、気持ちが良かったりするだけの話である。
エレクトさんよ~!!あんた一体、何が言いたいの!?
まあまあ、あわてなさんなっ・・・テコト。
要するに、他人の言葉や、目の前の現実に対しては、常に自分なりに決定を下し、常にどちらか一方を選択するしかないのだ。
だから、本当に必要なのは、他人の意見に耳を貸す事では無く、“自分で決める”ための能力なり基準を持つ事である。
目に映る物は不完全。耳に入る音は未完成。
物を見るのは頭。音を聴くのはこころ。
・・・てのは、全部、嘘!!(^^)/
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