すると、再び、奥の部屋から野太い声が・・・。
シャイアン「お~い、スネト~!!ショック団の掟、第5条!!」
スネト「(小声で)えっ!?第5条・・・。えっとえっと・・・、なんだっけかな・・・?」
そう、こいつらこそが、ボクが生きる上で最大の障害である、ショック団なるイジメ集団なのだ。
シャイアン「(大声で)お支払いは~!!」
スネト「あっ、そうか!!(大声で)ショック団の掟・第5条、お支払いは速やかに~!!だぞ、のひ太!!」
のひ太「・・・・・。」
ボクは、下を向いて、ただ黙りこくるのみだった。
スネト「むむっ?まだ逆らうか?こいつ~!!シャイアン!!のひ太の奴、生意気だから、ガス室送りにしちゃおうか?」
シャイアン「バカヤロ~!!シャイアンぢゃ無え、シャイアン総統と呼べって言ったろうが!!」
しめた!!ガス室なら救いがある。奴等の言うガス室とは、何の事は無い、シャイアンのおならをたっぷりヴィニール袋に詰めて、ボクに頭から被せると言うものなのだ。だけど、これが本当に臭いの何のって・・・。でも、今日はこんな事もあろうかと思って、密かに鼻の奥に詰め物をして来たからな。楽勝だよ・・・。
しかし、そんな、のひ太の予想とは裏腹の展開が待っていた。
シャイアン「スネト~!!残念な事に、今日はガス欠だ。その代り、久々にあれやっか?ショック団の人体実験をよ~!!」
スネト「アハハ!!やろうやろう!!のひ太~、ショック団に逆らった罪、とくと味わうが良いぞ!!」
すると、奥の部屋の扉の隙間から、アイマスクが投げつけられた。
シャイアン「スネト~!!これをモルモットに付けさせろや。」
(つづく)
★ああ、果たして、のひ太の運命や如何に!?そして、ショック団の人体実験とは、如何なる所業なのであろうか?待て!次回!!
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