自宅の方は、既に針が折れたママで、つい先日、ダブル・デッキも片方が動かなくなった。
しかし、この自分が、金かねカネと、資金繰りに追われる日々を過ごす事になろうとは、予想だにしなかったぜ。
自己の能力が、正当に評価されない事や、努力が報われない事は、悲しい事である。
しかし、それよりも、自己の能力を自由に発揮する事すら許されない事の残酷さと言ったら・・・。
貨幣と言う、誰にでも共通の価値を持つ、単なる交換手段である紙切れが発明されたために、能力のある無しに関わらず、誰もがまずは、金を手にしなければ、舞台に立つ事も出来ぬどころか、生きていく事さえ出来ないのだ。
お金なんてのは、能力の無い奴、腕力の無い奴が、この世を支配するために作り出した魔法の紙切れである。
しかし、その魔法の紙切れ欲しさに、人はただ一度きりの人生を棒に振る。
貴重な時間と引き換えに、金では買えないものを犠牲にして、金を得るのは良いが、そうして得た金で、一体、何を買おうって言うんだ。
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