中学生社長“ドクドク”氏の運営する自主レーベルの、オムニバス第2弾。ジャケット画:石井モタコ(オシリペンペンズ)。

収録アーティスト:TOPSUISIDE(純然たるハードコア・パンク)、魔ゼルな規犬(夫婦喧嘩?をそのまま収録した?しゃべくり芸)、ん(←“ん”デス。ほのぼのした曲調でキチガイ批判を歌うデュオ)、ANALPOCKETS(わら人形に釘を打つかの如き、ヒキコモリ系多重録音)、菅井亮(シングルマンの頃のRC風な飄々とした弾き語り)、悪霊おばけ(打ち込み系ノイズ・コア破壊集団)、No.305(電波系一発芸テクノ・ポップ)、坂本移動動物園(行進曲調ポジティヴ・ソング。本作中、最も明るいデュオ)、TASKE(リスナー完全無視、酔っ払いの独り言的自己完結ぼやき歌。ド初期の大槻ケンヂっぽい。)、ぱんすとくっきんぐ(若気の至り爆発のストレートなハード・パンク)、嫁蔵(オシリペンペンズ、石井モタコ氏の別ユニット“手ノ内嫁蔵”の、代表作ダイジェスト・メドレー)ラリベラーズ(ドクドク社長率いる現役中学生達による、“毎度お騒がせ”校内生録ハプニング集団)、ぐしゃ人間(別記)、中学生棺桶(別記)。
今回は、活発なライヴ活動を行っているバンドもいくつか収録されており、前オムニバス作品に比べ、内容も、更に多彩かつ充実しておりマス。特筆すべきは、やはり、ラストを飾る2アーティスト。邪悪な念と不穏な空気を漂わす“ぐしゃ人間”は、彼女らの多面性を生かした、屈折度の濃い2曲を収録。トリの中学生棺桶は、g.g.allin作品に日本語詩を乗せたカヴァー・ヴァージョン。ライヴでも聴き覚えのある曲だが、まるで、冤罪で死刑となる囚人が独房の壁を爪が剥れるほど引っ掻きながら叫んでいるかの如き、“怒り”“怨み”“憎悪”に満ちた、背筋が寒くなる程の名演。
★その他、ウイルスレーベル作品リスト。
(今日は、もう時間が無いので、後日、掲載イタシマス・・・)
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