・・・仕方ない、書くか・・・。
⑤の続き・・・。
警官Aの無線連絡も終り、どうやら防犯登録の確認は済んだ模様。
警官A「あっ、問題ありマセンでした。」
私「え?もう済んだの?ぢゃあ、もう行って良いのね?」
警官A・B「ハイ。ご協力ありがとうゴザイマシタ!!」
私「しかし、留守が多くて、いつ来ても居なくて悪かったね。何度も尋ねて来てたんでしょ?」
警官A「いえいえ、今日はたまたま・・・。」
私「(またそれかよ!!)・・・解った解った、もう良いよ。これで近所の人達も安心するでしょ。良かったネ、心配事が一つ減って。」
・・・と、イヤミたっぷりの捨てゼリフを吐き、その場を去る私。
「ふんとに、もう!!憤慨(ふんが)っちゃうぜ!!」
注:「憤慨(ふんが)っちゃうぜ!!」←怒りを表す、エレクトさん発明の名ゼリフ。
・・・とは言え、名前こそ名乗らされたものの、結局は自転車の防犯登録をチェックされただけで済み、バカな警官を追い払ってやったぜ・・・と、意気揚々、勝ち誇った気分の私であった。
・・・しかし、後日、某ネット喫茶にて、私は更なるショックを受ける事になる・・・。
(つづく)
・・・ウソウソ、続けマス。
そのネット喫茶にて、時間潰しにと手に取った写真週刊誌に掲載されていた、とある記事の写真を見て、私は愕然とした・・・。
「こ・・・、これだったのか!!」
私はショックのあまり、肩を落とし、うなだれた・・・。
・・・それは、先日起きた、外人女性英語講師殺人犯の指名手配写真であった。
流石にあんな凶悪な目つきこそしていないものの、そいつの鼻や口の形、そこから漂う雰囲気が、若い頃の私にそっくりなのだ。
もちろん、私を良く知る方々は、「全然似てないよ~」とおっしゃって下さるであろう。しかし、生まれて数十年、四六時中見てきた自分の顔だ。実は、初めてテレビでこいつの顔写真を見た時にも、顔の下半分が自分と似ている事を、薄々自覚してはいたのであった・・・。
・・・とは言え、年齢もかけ離れているし、良く見ればまったくの別人だと言う事は一目瞭然なのだが、トナルト・ダック、やはり、そんなに顔をしっかりと見た事がない、近所の住民か、たまたま通りがかった誰かが警察に通報したんだろう・・・。
注:「トナルト・ダック」←「となると」と言うセリフを言う時、脳裏に必ず芽生えるオヤジ・ギャグ。だがしかし、決して口に出してはいけない。
何軒か先のオバちゃんであれば、遠目に見たがゆえにであり、更に、向いの家の二階からであれば、上から見下ろすがゆえ、上手い具合に帽子で目の辺りが隠れ、とても良く似ている様に見えた事であろう。
そう言えば、先にも述べたが、シャッターを下ろして後ろを振り向いた時、向いの家の二階の窓から、「ホラ!!○○・・・」と、こちらを指差しながら、誰かが何か喋ってる様な気がしたではないか。そうだ、きっとそうに違いない・・・。
くぅ~・・・くっくっくっくっく・・・。
ぐふ・・・ぐふぐふ・・・ぐっすん・・・。
うぇ~んうぇ~ん!!
指名手配犯よ、早く捕まってくれぇ~・・・。(:。;)
(おしまい)
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