3月1日(日)より、またしばらく長期Q業イタシマス・・・。m(_)m
スポンサーサイト
アイカ~ラズ多忙にて、またまた、とりあえずの簡単な紹介にて失礼イタシマス・・・。
★悲鳴/ヒメイ■「視界」(カセット・テープ)¥200
全3曲収録。2007年、前任ギタリスト在籍時録音作品。
■「トラウマ」(カセット・テープ)¥200こちらも絶賛発売中!!
■上記の作品はすべて当店にて発売中!!通販も可能!!作品の詳細は、後日掲載イタシマス!!
現在多忙にて、とりあえずの簡単な紹介にて失礼イタシマス・・・。
★DARKCELL■「2009」(カセット・テープ)¥800

全4曲収録。限定50本リリース。
★赤
■「偽装愛」(CD)¥2940

全22曲収録の紙ジャケCD。既発ソノシート音源にプラス、二ヶ所で行われたライヴを各完全収録!!
★オイラ先輩■「OIRA SENPAI」(CD-R+DVD-R)¥1000

CD-R:全4曲収録。DVD-R:2008年4月12日@目黒鹿鳴館に於けるライブ映像を完全収録。
■上記の作品はすべて当店にて発売中!!通販も可能!!各作品の詳細は、後日掲載イタシマス!!
★FSM(フリー・セックス・マニア)
■「1st free sex party at Shinjuku URGA 24th April’08」(DVD-R)¥1500


全6曲収録。元ザ・スラッヂのヴォーカリスト/菅原正博(G,Vo)、藤井政英(B,Cho)、森本在臣(Ds)らによって結成されたニュー・グループの1stライヴ映像を完全収録。内容に関しては
こちらのレビューをご参照の事。
■「AnaNeko.EP」(CD-R)¥1000
<収録曲目>①AnaNeko②Tarmy③In The Flower Garden(ザ・スラッヂ「お花が大好き」のセルフ・カヴァー)④Lipstickbation

全4曲(+?)収録。「1stDEMO」と題された前作から、間髪入れずに出された2作目。まずは恒例となった、南米あたりのドライブ・インで売ってそうなアダルト・グッズのパッケージを思わせるイラストを使用した、いかがわしさ満点なジャケットが目を引く。また、前作でも垣間見られた粗野な不健康さはそのままに、狂おしく歪(ひず)みまくるその猥雑な音色にも更に拍車がかけられており、「AnaNeko」こと「あなたのネコになりたい」と歌われる、さながら発情した雄猫の鳴き声の如き激しくもエロチックな1曲目を除けば、本作はジャケットのカラーリング同様にピンクな香り漂う気だるいムードの楽曲がメインとなっており、その退廃的な雰囲気の中にもフェロモン臭が滲み出して来る様な作品集となっている。なお、プレイ終了後もしばらくCDを挿入したままにしておくと・・・???
■上記の作品はすべて当店にて発売中!!通販も可能!!そのうちショッピング・カートも導入イタシマス!!
★なお、FSMのライヴが、2月22日(日)@神楽坂EXPLOSIONにて行われる 「神楽坂パンク秘宝館」にビルやゴキブリ・コンビナート他と、3月7日(土)@新宿ウルガに於いては鵺院他との共演にて行われマス!!そちらも是非どうぞ!!
噂では・・・
K察は、T麻等のヤクブツ所持が発覚しても、すぐに逮捕すると言う訳ではないらしく・・・
有名人である場合は特に・・・
被疑者に対して与えるダメージもであるが・・・
世の中に最も影響力のある絶好のタイミングを見計らって逮捕するらしい・・・
ゆえに今回・・・
過去に在籍したグループのCDが再発される、その一日前に逮捕され・・・
結局、それが出荷中止になったと言う事実は・・・
非常に興味深い・・・
あくまでも・・・
噂ではあるが・・・
当初は「おっさん、アホか!!」・・・と、私も思っていたのでありマスが・・・。
Y。u tubeの「お宅訪問」っての見て、かなり印象が変ったな~。
実際には馬鹿が付くくらいの異常な真面目人間で、責務が増えて忙しくなる事に備えて身体も鍛えてたりしてたらしいね。
もちろん、だからって、あの失態が許されるはずもないけど・・・。
そう言えば親父もセージ家で、総理になれずに自殺(他殺説アリ?)しちゃったんだよね。
まあ何と言うか、二世議員の悲哀って所かな?
アホー総理にも言える事だけど、良くも悪くも、もっと「本当に政治がしたい人」や「国を動かしたい」人に政治家をやってもらいたいもんだよね。
・・・とは言え、この悪しき世襲の構造を支えているのは、二世議員に投票する国民な訳で・・・。
いやはや何とも・・・。
そう・・・。ドレミは単なるネコ型の家政婦ロボット。人間に奉仕するためだけに作られたロボットなんだ!!
だから、それを雇ってるのひ家の一人息子であるボクが、あいつをどうしようと全然ノー・プロブレムだって事さ。
これが例えば、本物の生きた猫を虐待したり殺したりしたってんなら話は別だけど・・・。
えっ!?抵抗もしない相手に対して酷いって?
そうさ。ボクは、ドレミが抵抗しないからこそ、あいつが人間に絶対服従するしかないロボットだからこそ、あいつを虐待してるって事も自分で解ってる。
ボクを批判するなら、どうぞご勝手に!!そもそもボクは卑小で卑怯で臆病な人間なんだ!!それを今更どうこう言われたって屁でもないよ。
むしろ、無抵抗で為すがままになってるドレミを見てると、ボクはまるで駄目な自分を見せつけられてるようで、余計頭に来るんだよね!!
だけど・・・。ここでボクには一つの疑念が生まれていた。
最近は注射器作戦で、ドレミの奴に、いつか来るであろう破滅の恐怖を味合わせて楽しんではいるものの・・・。
そもそも、しょせんロボットでしかないあいつに、死の概念などあるんだろうか?・・・と。
そしてそれ以前に、悲しいだとか痛みだとかって感覚があるんだろうか?・・・ってね。
・・・とは言え確かに、人間から命令された任務や仕事を遂行出来なくなると言う事に関しては、故障や危険はそれらを阻む障害物となり得るだろうけど・・・。
これが人間なら、いつか必ず訪れる死を意識せざるを得ないし、死を意識するからこそ、少しでもそこから逃れようとして病気にならない様に健康を気遣ったり、安心安全安定した暮らしを続けるために貯蓄をしたりと、生きるための色々な努力もするってもんでしょ?
そう考えると、今のボクのやり方は、ちょっと生ぬるかったかも知れないな。
よ~し!!見てろよ!!もっともっと、ドレミの奴を苛めて苛めて苛めて苛めて苛めて苛めて苛め抜いてやる!!
ボクはロボットが憎い!!
ボクの人生や未来を狂わせた、そしてボクの家庭を崩壊させた!!
だから、ボクはロボットを憎むんだ!!
ロボットを虐待する事で、ボクは本当の自分を、そしてボクが本来歩むべきだった人生を取り戻すんだ!!
誰にも文句は言わせない!!もちろんパパにも!!
これはボクが、失ってしまった自分自身の尊厳を再び獲得するために必要な闘いなんだ!!
(つづく)
★みんなのアイドル、セミ・ホームレス中年の“ジョニー氏”が、また来店イタシマシタ!!
ジョニー氏、私が24時間不規則に仕事してる事を知っており、昼間寝てる時に公衆電話から十円玉一枚分で電話かけてきたり、夜中だろうが突然来店する訳なのでありマスが・・・。
その日、私はたまたま自宅に帰っており、仕事するため夜に店に向かうと、ジョニー氏が階段に座って私が戻るのを待っておりマシタ。
ジョニー「今日は見てもらいたいものがあるんデスよ。」
私「え~!!また何か売りに来たんデスか。どうせロクなもの無いんでしょ?」
ジョニー「これなんデスよ。」
見ると、お菓子か紅茶のティーバックが入っていた様な長方形の缶ケースに、古銭がいっぱい詰まってるではないか。

(携帯で撮影のため画像が暗くて申し訳無い・・・。)
ざっと千枚くらいあるだろうか?しかし、殆どが一銭ばかりで、他に十銭や五十銭等もあるが、何枚かチェックした所、昭和中期のものが多く、古銭の知識の無い私から見ても、それほど珍しいものは無さそうだ。
こりゃ、調べるのめんどくせ~な~・・・。そう思いつつ、私はこう言った。
私「ジョニーさん、査定して買い取ってあげても良いけど、ちょっと言ってもらいたいセリフがあんデスよね~。」
ジョニー「えっ!?何デスか?」
私「銭(ぜに)ズラよ!!・・・って言ってみて下サイよ!!」
ジョニー「銭ズラよ!!・・・デスか?」
私「そうそう!!もっぺんちゃんと言わなきゃ査定しマセンよ!!」
ジョニー「(若干恥ずかしそうに・・・)銭ズラよ!!」
私「うわ~!!それそれ!!それが聞きたかったんスわ~!!」
そして更に・・・。
私「あのね、ジョニーさん。こんなのまとめて持ってきても、一山いくらで買取されて終わりデスよ。真面目にお金を稼ごうと思うんだったら、少しは古銭の価値を調べてくるか、せめて種類毎に分類して持って来なくちゃ。」
そう言って私は、ジョニー氏にコインの分類作業をさせたのであった。

その間、私は店内でパソコンを立ち上げ、そろそろ終ったかな?と頃合を見計らって店の外に出たが、全然仕事がはかどってない。そこでやむを得ず、私も手伝うハメに・・・。
私「ホントにジョニーさんは要領が悪いと言うか、怠け者と言うか・・・。そんな楽して金儲けしようとしたって、この不景気なご時世、そうそう上手く行くと思ったら大間違いデスよ!!」
・・・と、説教しつつも、手分けして何とか大まかな分類が終了。
私「ホラ!!こうすれば、どれが珍しくてどれがありふれてるかって事が一目瞭然で解るでしょ?ほんぢゃあこの珍しい数枚だけ、ちょっとネットで価値を調べてあげるからちょっと待って下サイね。」

そしてジョニー氏を外に待たせ、店内に5~6枚の古銭を持ち込みネットで検索・・・の前に、最近仕事の合間に凝ってる「平安京エイリアン」をワン・ゲーム・・・と。

いやなに・・・仕事前に士気を高めるためにはどうしても必要な儀式なもんで・・・。
その後、ネット・オークション等で古銭を検索するも、やはり大して高価なものはなさそうだ。それに実際、こんなのいちいち出品して売るのもメンドクサイし・・・。でもまあ、せっかく持ってきてくれたんだから、まとめて五百円くらいで買い取ってあげるか・・・。
私「ジョニーさん。あんま珍しいものなかったからアレだけど、メシが喰えるくらいのお金欲しいでしょ?」
ジョニー「そう・・・デスね~。」
私「ぢゃあ百円・・・って、“ひゃくえん”ぢゃあ“ひゃ・・・くえん(喰えん)”からマズイっすよね。」
ジョニー「そうデスね・・・。」
私「ぢゃあ二百円・・・って、“にひゃくえん”でも“にひゃ・・・くえん(喰えん)”から・・三百円・・・あれ?これも“さんびゃ・・・くえん”から・・・。」
などと、誰も見てないにも関わらず下らないコント(?)をしばし繰り返した後・・・。
私「ぢゃあ457円。これなら“くえん”って事ないから大丈夫っしょ。」
ジョニー「そうデスね~。これなら喰えマス。」
私「そしたら今度は、も少しマシなもの持ってきて下サイね!!」
・・・とまあ、ジョニー氏と私とのやり取りは、いつもこんな調子なのでありマシタ。(^^:)
(つづく)
最近、人の顔や名前がなかなか覚えられなくなって困ってマスが・・・。
声って、すごく印象に残るな~・・・と。
なんか、声で性格判断とか出来るかも。
翌日・・・。早速、ボクのドレミに対する虐待は始まった。
何せ学校では出来るだけ静かに大人しく目立たぬ様にして、自分の存在や気配を消す事に必死だからな~。その過剰なまでの自己抑圧行為に対する反動のエネルギーは半端ぢゃないよ。
・・・とは言え、初めの頃は言葉責めで済んでいたっけ。
当初、ボクはドレミの家事仕事の出来不出来に難癖をつけ、「この駄目ロボットめ!!」だとか「ポンコツ寸前の痴呆ロボット!!」などと悪態をついたり罵っていたけど、だんだんその程度ぢゃあ済まなくなって、そのうち頭を小突いたり足をひっかけて転ばせたりと、その酷い仕打ちをエスカレートさせて行ったんだ。
ある日は、昨晩食べたカレーに入ってた人参の大きさにケチをつけ、食器棚に突き飛ばした事も・・・。
その時は流石にまずいと思ったから、「パパには絶対言うなよ!!」と、固く口止めしたけどさ。
でも、このままぢゃあ、ドレミのババアが黙ってても、奴のボディの外傷からボクの悪行が発覚してしまう恐れがある。
どうしたものか・・・。
そうだ!!
ボクは押入れの中を捜索すると、あるモノを取り出した。
よっしゃ!!これは行ける!!
更に、もはや日課となってしまったドレミへの暴虐行為は、いつしかボクの口調をも芝居がかったものにしていた・・・。
のひ太「フフフ・・・。ドレミ君。またやってくれたようだねえ。」
ドレミ「ええ!?おぼっちゃま。また私が何か気に障る事をしでかしましたでしょうか?」
のひ太「君は何度注意しても、ボクの言いつけを守れないようだね~。そこで今回、ボクはこんなものを用意させてもらったよ。」
そう言ってボクが取り出したのは、何年か前の夏休みの自由研究で使用した昆虫採集セットに付属していた注射器だった。
ドレミ「ああ!!それは!!のひ太様!!」
のひ太「フフフ・・・。あまり君のボディを傷つけては、ボクの身の安全が危ないのでね。これからはお仕置きの度に、これを使わせてもらうよ。」
そう言うがボクはドレミの足をひっかけて倒し、床にうつ伏せになったドレミの背に馬乗りになった。
のひ太「ウフフ・・・。さあ、この注射器には何て事のない水道水が入ってる。だがしかし、だがしかしだよ。この液体を君のボディの隙間から体内に注入したら、さてどうなるのかな?」
ドレミ「ひえ~!!そんな事されたら、内部のメカが錆付いておかしくなってしまいマス~!!」
のひ太「アハハハハ!!ご名答だよ明智君!!まさしくそれがボクの狙いさ!!しかも、この方法なら証拠も残りにくいときておる。」
ドレミ「ああ・・・。のひ太様。そんなご無体な事、おやめになって~!!」
のひ太「イヒヒ!!やめマセ~ン!!さあて、どこにこの針をブッ刺すかな~。」
ドレミ「ひい~!!そこは・・・駄目・・・。」
のひ太「ムフフ・・・。ほれほれ、一滴残らず注ぎ込んでやるからな。たっぷり味わうが良いぞえ!!」
ドレミ「ああ・・・どうしてこんな事・・・。」
・・・と、そんな具合にボクは、不自然な学校生活で溜まった鬱憤をドレミへの虐待で発散する事によって、ある種、自分の存在意義を確認し、かろうぢて自分の尊厳を取り戻すと言った愚かしい行為を繰り返していたのであった。
フン!!どうせあいつは人間に服従するために作られたネコ型ロボットに過ぎないんだ。そこいらの野良猫の目玉を潰したり足を切断する訳ぢゃなし。だから、ボクがやってる事なんて全然問題無いはずさ!!
ドレミの奴、見てろよ~!!今にそのうち・・・。
ブッ壊してやるぜ!!
(つづく)
★DARGI SUICIDE MAD PINK
■「DARGI SUICIDE MAD PINK」(CD-R)¥300
<収録曲目>①YOUR KILLER IS ME②GET AWAY WITH MURDER③KILL KILL KILL④SO DULL⑤THE GIRL WHO WAS LEFT⑥DIRTY SOUND

DARGI SUICIDE MAD PINK(以下:ダージ)のメンバ-は、UX(女性/Vo+B)、GUZUWO(男性/G)、PIRUKO(女性/D)の3名。彼女(彼)らの音を一言で説明するならば、ガレージ・パンク原理主義とでも呼ぶべき性質のものであろうか。何故ならば、表面的な繊細さを徹底的に排除したそのロウ・パワーむき出しな演奏は、“原始人ロック”とでも命名すべき無垢で粗野な凶暴さに満ちており、更には異常にデカイ声のヴォーカリスト“UX”嬢の怒鳴り声をライヴで聴いた折、私は「これらの歌詞はきっと象形文字で書かれているのであろう・・・」とさえ思った程であったからなのである。また、ダージの楽曲は殆どがミドル・テンポ~スロー・テンポでありながらも、極めてシンプルなビートを叩き出すPIRUKO嬢、そして間奏時にも必要最低限のソロしか弾かぬGUZUWO氏のギターなどから想起させられるのは、初期UKハードコア・パンクのサウンド・スタイルであり、なおかつ純粋さゆえの反動とも見てとれる捨て鉢でダーティーな雰囲気は、当時で言えば、その中でも特にディスオーダー辺りのイメージに近いものがあるのではなかろうか。以上の事からも、ダージは洗練される事を頑なに拒む、実にフェティッシュかつ硬派なバンドであると、私には断言出来るのだ。
■上記は当店にて販売中!!通販も可能!!ショッピング・カート導入はしばしお待ちを!!
悪霊おばけ氏が新作を持参して来店。虐殺は同氏主宰のバカタレーベルより発表された作品。CD-Rの方は同レーベル所属アーティストが独自に発表した作品との事。
★虐殺
■「怪奇!危険行為中毒人間」(カセット・テープ)¥300

全4曲収録。五人編成(Gx2)の関東近郊ヤンキー系ハード・パンク・バンド。音質は悪いデスが、猥雑なサウンドがなかなかカッコ良いデス。
★発子/中村“たこ”達紀
■「二十歳でぶらり」(CD-R)¥1000

各アーティスト3曲ずつを収録したスプリット盤。「二十歳(ハタチ)が行くぶらいサマーツアー2008/ツアー限定アルバム」とある通り、昨年夏に行われた共演ツアーの会場で限定販売された作品。発子は“春一番”系の気だるくブルージーな関西弁フィメール・フォーク・シンガー。中村“たこ”達紀は“タカダワタル”系のおっとりした楽曲にちょっと斜に構えた歌詞を乗せた味のあるラブ・ソング集。
<その他のバカタレーベル作品>
★悪霊おばけ
■「オールデモソング大全集」(カセット・テープ)¥1000在庫僅少!!

全26曲収録!!打ち込みの多重録音ではありマスが、バンド編成(Vo/G/B/D)のサウンドとなっておりマス。
■上記はすべて当店にて販売中!!通販も可能!!ショッピング・カート導入はしばしお待ちを!!
ところで、おばあちゃんの性格をインプットした、その家政婦ロボットの名前は“ドレミ”と言うらしい・・。
ボクは、奴の作った朝食を食べると、重い足取りで学校に出かけた。
大丈夫!!何もせず静かに大人しく過ごしてれば、特に問題無いはず・・・。
それこそまるで透明人間の様に、自分の存在を、そして気配を消すんだ!!
・・・。
そんな具合に、新学期第一日目を無事にやり過ごしたボクであった。
・・・とは言え、まあまあ今日は始業式だけだったしな~。
そして自宅に戻るや、ボクは2階に駆け上がっ・・・。
そう言えば、ドレミの奴はどうしてるんだろう?
そう疑問に思い、ボクはキッチンを覗いてみた。
すると、そこには家政婦ロボットのドレミがおり・・・。
ドレミ「あらあら、のひ太サン。今日はお早いお帰りデスこと。私の仕事は掃除に洗濯、そして朝食と夕食の仕度デスから、今日はご主人様(パパ)がお戻りになるまでしばらくお待ち下さいな。」
のひ太「あ・・・ああ。」
なるほど。昼ご飯くらいは自分で用意しろってか。
だけど、こいつどこまでおばあちゃんに似てるんだろうか?
ボクはちょっとばかし、試してみたくなった。
そして・・・。
ガチャン!!
ボクは、冷蔵庫から飲み物を取り出して飲む振りをしながら、グラスを一個割ってみた。
ドレミ「あらあら、のひ太サン!!大変!!お怪我はないかしら!!まあどうしましょ!!大丈夫デスこと!?」
のひ太「ああ・・・。ゴメン。片付けといてよ。」
ドレミ「はいはい。ああ、のひ太サンにお怪我があったら、私どうしようかと・・・。本当にご無事で良かったわ~。」
フン!!流石に良く出来てやがる。
まるで、本物のおばあちゃんみたいに、やさしい素振りしやがって!!
お上品な言葉遣いになんか騙されないぞ!!
ボクはロボットなんか信用しないんだ!!
いつかきっと、その化けの皮をはがしてやるからな!!
奇麗事ばっか言いやがって!!
そして、学校での鬱憤を晴らすかの様に、その日からボクは、家政婦ドレミに対して陰湿な苛めを繰り返す様になったんだ・・・。
(つづく)
ワタリ問題であるが・・・。
何だか、“あっせん”のみを焦点にし過ぎではないだろうか。
我々庶民にとっては、それ以前にアマクダリ自体や訳の解らん無駄な特殊ホージンだとかってのを何とかしろって話である。
・・・とは言え、ものには順序があるって事同様、改革にも順序があるって事か?
ところで、元よりコーム員は、その給与や賞与が税金から安定して支払われており、色々と手厚く保護や優遇されてもいる訳で・・・。
定年までに、安心して老後を過ごすために必要な給与を充分に得ているのではないのだろうか?
それとも、足りてないのか?
もちろん、コーム員以外の仕事をしている一般の人達は、職種によってまちまちであろうが・・・。
もしも足りてないのであれば、コーム員はお国のために働いてくれている訳だから、定年までに充分な給与を得られるよう早急に改善すべきであろう。
そしてその上で、コーム員に限っては、定年後の再就職自体をすべて禁止すべきである。
・・・と言うのも少々言い過ぎではあるが・・・。
また、カンリョーの方々は、抜け目なく抜け道も用意しそうなので、その辺りの事も防止しつつ・・・。
そもそも、税金によって給与を支払われる仕事に携わっていた訳なのだから、そこで得た情報なり知識を他に転用する事によって、退職後に更に個人的な利益を得ると言うのは如何なものなのか?
肉体労働に再就職するとか、コンビニで働く、あるいは派遣会社にでも登録するのであればともかく・・・。
コーム員の皆様は、お国のために働く素晴らしい人達。
・・・すなわち、コーム員の人達はお国の宝なのであるからして、利益を個人で独り占めにせず、お国のために・・・ひいては国民にその利益を還元するのが筋と言うものだ。
それでも、定年退職後も自己の利益のみを追求し続るために、どうしてもまだ働きたいと言うのであれば・・・。
介護の仕事や接客業等に従事する事を、私はお薦めする次第である。
えっ!?やりたくない?
それこそ、今流行りのミス・マッチだってか?
フントにもう~!!贅沢ばっか言いやがって!!
仕事があるだけ、ありがたいと思え!!
おばあちゃん・・・。
ボクは、幼少期の頃を想い出していた。
ボクが小学校に上がる前に死んでしまった、おばあちゃん。
思えば、パパやママよりもボクにやさしく・・・それこそ甘やかすと言っても良いくらいに接してくれたのは、誰でもない、おばあちゃんだった。
あれはボクが迷子になった時・・・。歩き疲れ、泣きはらした顔のボクを、家までおぶって連れて帰ってくれた、おばあちゃん。
ボクが近所の子に苛められて、ぬいぐるみの熊の腕を引きちぎられた時、夜なべして縫って直してくれた、おばあちゃん。
ボクがわがまま言って困らせた時も、何一つ怒らず、辛抱強くボクをなだめてくれた、おばあちゃん。
そのくせボクは、いつもおばあちゃんに無理難題をふっかけて、おばあちゃんを粗末に扱って・・・。
結局、おばあちゃんに「ありがとう」の一言すら告げる事すらないまま・・・。
おばあちゃんは死んでしまった・・・。
おばあちゃん・・・。
・・・ハッ!!
騙されちゃ駄目だ!!
そこに居るのは、あくまでもおばあちゃんのパーソナリティ設定をインプットされた家政婦ロボットに過ぎないんだから!!
それにしても・・・。
思えばボクの短い人生において、本気でボクと触れ合い、本心から向き合ってくれたのは、死んだおばあちゃんだけだったかも知れない。
確かにパパもママもやさしかったけど、あの人達は、しょせん傍観者に過ぎないって気がするよ・・・。
(つづく)
私が過去、精神的に強く影響を受けた漫画家(原作者含む)と言えば、基本的には梶原一騎と福本伸行って事になるのだが、実はこの少女漫画にも、まだ若かりし頃に影響と言うか大きな感銘を受けたものだ。
・・・とは言え今回、1週間に数回自宅に戻る際に2回に分けて再読したのであるが、これは実に20年振りの事であった。
ちなみに、以下の画像は全一巻の愛蔵版(著者サイン入り)と、当時の連載終了から数年後に上演されたミュージカルの模様を収録したLPレコード(左:超レアな帯付~右:これまた珍しい銀色ジャケ)である。

(携帯で撮影したのでピンボケご容赦)
まっ、少女漫画とは言っても、本作のストーリーは、とある少年、そして彼が結成するロック・バンドの成功~挫折が軸となっており、’69年の連載開始当時・・・すなわち世界的なロック・ミュージックの台頭やヒッピー思想、ドラッグ及びサイケデリック・ムーブメント、ウッド・ストックやショウ・ビジネスの世界、人種差別やベトナム戦争等、当時の世相を交えつつ、反体制的な若者が真の自由を求めて大人や世間の持つ旧い常識に抵抗し葛藤するその生き様を、まさしくリアル・タイムに描写した作品なのだ。
また、音楽の世界で一度は成功を手にする主人公の、純粋すぎるあまりに苦しみ、そしてまた純粋であるがゆえにそばに居る人達を傷つけ、しまいには自らをも破滅へと追いやって行く姿が実にリアルに、しかし非常にテンポ良く描かれているせいか、一度読み始めるとその世界にのめり込まずには居られない強烈な魅力・・・否、魔力にも満ちているのであった。
そう言った意味では、ある種、取り扱うジャンルや舞台となる国こそ異なるものの、ロック版「あしたのジョー」とでも呼べる作品かも知れない。
世の中に流通する“安全な商品”となった時、ロックも、そしてパンクもその役目を終えるとするならば、「ファイヤー!」は、それ以前の、まだロックが市民権を勝ち取るはるか昔の時代の話である。
ともあれ、いつの時代にも、自分の生き方を自分で決めたいと考える若者と、そこに立ちふさがる“人間を家畜に貶める”社会体制との軋轢は存在する。
しかしながら本作には、“自由に生きるための最良のアドバイス”や“苦悩から解放してくれる絶対的な方法”と言った、常日頃あなたが求めてやまない“盲目的な依存心を満たしてくれる手っ取り早い結論”など微塵も書かれてはいない。
ここにはただ、主人公である少年の生き様・・・すなわち一人の人間の成長のプロセスが描かれているのみなのである。
後は、読んだ者がそれぞれに思いを巡らせれば、それで良し。
ともあれ、私が得た教訓は?と言えば・・・。
「結果はどうあれ、いつの時代も、自ら行動する者は美しい。」
・・・と言った所であろうか。
なお、今回読み返した際、あえて上記本文中には記載しなかった主人公の名前の、その命名の由来が私の脳裏で不意に閃いた・・・と言う事も付け加えておこう。
新学期第一日目。・・・その朝。
ボクはなかなか寝付けず、しかも眠りについたと思うや、ずいぶん早くに目を覚ましてしまった。
もういいや。顔でも洗おう・・・。そう思い、ボクは階段を下りていった。
すると・・・。
キッチンから、トントンと包丁の音がする。
パパったら、昨日の晩御飯だけぢゃなく、こんなに早くから朝食の支度をしてくれてるのかな?
そう思いつつ、洗面所に向かったボクは驚いた!!
「おう!!のひ太か。どうした?今日はえらく早いぢゃないか。そうか!!今日から新学期だってんで張り切ってるんだな。」
何と、そこには既にパパが居るではないか!!
・・・って事は?
もしや!!
もしや!!・・・あれはもしかしてママ!?そうだ!!ママが帰ってきてくれたのかも!!
パパ「そうそう、それでな、のひ太。実は今日から・・・。」
・・・と、パパが口を開くか開かぬうちに、ボクはキッチンへ急いだ!!
そして、慌ててドアを開けた。
「マ・・・!!」
・・・ち・違う!!これはママぢゃない!!
見ると、そこに立っていた人物が、振り返ってこう言った。
「あらあら、のひ太サン。今日はお早いお目覚めで。」
・・・そこに居たのは、あの忌まわしきネコ型ロボット“ドラへもん”の女性版・・・すなわち、いつぞやボクを懲らしめにやって来た、ドラへもんの妹“ドウラミちゃん”であった。
「何で!!何でお前が!!」
だけど、その疑問はすぐに解けた・・・。
パパ曰く、そいつは、これからはボクにきちんとした食事をさせるために雇った家政婦ロボットだそうで、ドウラミちゃんとは同型なれど別のロボットであるとの事。
しかも・・・しかもだ。今回の家政婦ロボットのパーソナリティ設定は、ボクのおばあちゃん・・・つまりパパの母親でありボクの祖母の性格をインプットしているらしい。
おばあちゃん・・・。
ボクは、おばあちゃんが生きていた頃、すなわちボクの幼少期における数々の出来事を思い出さずには居られなかった。
(つづく)
ここだけの話・・・。
実は私、20代半ばから30代前半まで、コンビニの店長なぞをやっていたのでありマスが・・・。
その時、現総理大臣の秘書を面接した事あんだよね~。
彼は当時、当店から2キロくらい離れてる一つ先のコンビニでバイトしてた様で、ただしその店の他のバイトさんの勤務状態や彼自身の本業のスケジュールとの兼ね合いもあって希望の日数入れないとの事で、その店とうち(当店)とを掛け持ちする事によって、何とか必要な生活費を稼ぎたいとの事だった。
そんで、難なく面接もクリアし、数日後からバイトに入ってもらう事となったのだが・・・。
バイト初日当日、彼は来なかった。もちろん連絡もないままに。
まあ、そんな風に面接に受かっても結局バイトに来ないまま音信不通ってパターンは五人に一人は居たから、あんまり気にしなかったけど、当時の私の率直な感想としては、自分(彼)より年下の店長(私)の下では働きにくいって考えでも芽生えたのかな~・・・なんて思ってたけどネ。
でも、その後くらいから彼はだんだん有名になって忙しくなって行く訳で、実は2~3年後には事務所の車で出勤途中にうちのコンビニに寄って2~3人分の缶コーヒーを買って行く様になって、もちろんこっちも面接の件は覚えていながら知らぬ素振りで接客したりなんかして・・・。
それにしても、大通りに面してるとは言え、何でわざわざうちに寄るのかな~?って思わなくもなかったけど、後で知った情報によると、当店のすぐ近所に彼らの所属事務所があったみたいよ。
だから時々、面接に来た彼と一緒に今の総理も車から降りてきて、ちょっとした朝飯代わりの菓子パンなんかを買って行く事もあったな~。
あと、私なんかはお客サンに対してアレコレ詮索しないタイプだったんで知らんふりしてたけど、うちのバイトのおばちゃんなんかは、「いつも観てマスよ~!!」なんて、結構会話とかしてたみたいネ。
ところで、現総理大臣ってアホー氏の事ぢゃないよ。
オータソーリの方ね。
そう言えば、確か秘書の田○氏を面接した時、私もその場ではすぐに爆○問題の人だとは気づかず、後から「あれ?今の人って・・・」と思って、履歴書に書いてある名前を改めて見直したりしたっけかな。
彼らが「ボキャ○ラ天国」でプチ・ブレイクする、ちょっと前の話。
(おしまい)
夏休み最終日。・・・その深夜。
あ~!!いやだなあ・・・。ついに明日からまた新学期だ・・・。
行きたくないな~・・・。
そうだ!!パパを殺せば、もう学校に行かなくても良くなるよ!!
・・・永遠にね。
ボクは、明日から再び始まる学校生活の事が頭から離れなかったせいか、なかなか寝付けず、やっと眠りに落ちたかと思いきや悪夢に苛まれては汗だくで目が覚めると言った状態を繰り返していた・・・。
これから話す事は、その最中に起きた出来事だ。
あれは夢だったんだろうか。
それとも・・・。
のひ太「ううう・・・いやだ!!学校には行きたくな・・・むにゃむにゃ・・・。」
?「のひ太君!!・・・のひ太君ってば!!」
のひ太「誰!?ボクの名前を呼ぶのは・・・。」
?「ボクだよボク!!もう忘れちゃったのかい!?」
のひ太「そのダミ声はまさか!?・・・まさか!!」
?「そう、そのまさかだよ。」
のひ太「ド・・・ドラへもん?」
?「ウフフフ・・・。コンバンワ!!ボク、ドラへもんデ~ス!!のひ太君、お~久~しぶり~!!」
のひ太「どうしてお前が!!それに・・・何のために!?」
?「のひ太君、学校行きたくないって、またグズッてんの?相変わらずだな~、君は。」
のひ太「うるさい!!余計なお世話だよ!!もうお前には関係ないだろ!!ボクの事なんか放っといてくれよ!!」
?「大丈夫、安心しなよ。君は自分の力で自分自身を救う事が出来る人間なんだから。」
のひ太「ボクが?このボクが自分自身を救う事が出来るって?いい加減な事言うない!!」
?「いい加減な事なんか言わないよ。君は傷つく事を知っているやさしい子供だ。そんな君は自分自身を救う事が出来るし、自分自身を救う事が出来た暁には、君は人を救う事さえ出来る様になるよ。」
のひ太「ボクが・・・ボクに人を救う事が出来る?」
?「そうとも。君はキリストにもなれるよ。ただし、道を間違えさえしなければ・・・。」
のひ太「道を間違えるって?」
?「君はキリストにもなれるし、ヒットラーにもなれる・・・って事さ。あっ!!いけない!!そろそろ時間だ。ぢゃあね、のひ太君。また会う日まで・・・。」
のひ太「ちょ!!ちょっと待ってよ!!ちゃんと説明・・・」
そして、ボクの人生を更に激変させる事となる新学期が始まった。
(つづく)
よく、「オーラが見える」と公言する方がおられマスが、最近、それもまんざら在り得なくはないな・・・と思える様になった。
・・・と言うのも、良く聞く話で、例えばケンカをする前に睨み合っただけで、「こいつには勝てそう」だとか「こいつには敵いそうにない」だとかってのが解る場合があるって言うぢゃない?あれもきっと、似たような感覚に基づいてるんだと思うよ。
言うなれば、視覚とか先入観に囚われないで他人の能力や本質的な姿を判断する力・・・とでも言うの?
例えば、いくらそいつのガタイがデカくて顔中キズだらけだろうと、それより痩せた人の方がケンカが強いって場合も多々あるし、そう言った本質的な部分を外見以外の何らかの情報をキャッチする事によって判断してるって訳だから。
ただしもちろん、それにはある程度の情報収集が必要な訳で、目を閉ぢたまま相手の手を握っただけでそれが解るって程にはいかないと思うけど。
そうやって考えると、その人の顔つき、表情、発言の数々・・・等の情報を出来るだけ多く知る事はもちろんだが、それ以前に、色んな性格を持った人達の性質や特質をを数多く見聞きして情報収集しておけば、その人に類似するパターンを持った人との比較対照が容易となって更に分析もしやすくなるであろうし、外見やら肩書きから類型的に推測されるイメージではない本当の姿と言うものも見えてくる様な気がするのだ。
例えば、あの人はいつもあんなに偉そうにしてるけど、本当は小心者の臆病者なんだ・・・とか、あの人はいつも自分を弱そうに見せてるけど、本当はすごくずる賢い人間なんだ・・・とかね。
目が見える人、目が見え過ぎる人って、逆に他人の本心や本質的な姿を見抜く力が劣ってる気がする。
目に見える表面的な姿形を重視し過ぎるあまりに・・・。
まっ、それはそれで素晴らしい能力だけどね。
★オイラ先輩
■「LIVE」(CD-R)¥400~特典DVD-R(オイラ先輩も参加の「大日本異ろモノフェスティバル」ダイジェスト版)付
収録内容:2007年12月3日@高円寺20000V(約30分)、2008年1月21日「@東高円寺U.F.O CLUB(約45分)。

オイラ先輩とは、はりこ(女性Vo/G)、PRETZ(B)、坪井洋(D)ら3名から成るトリオ編成のインプロヴィゼーション・ロック・バンド。
本作は2ヶ所のライヴをそれぞれ完全収録した作品で、いずれも1回のライヴがそのまま丸ごと1曲の長尺インプロヴィゼーション・ナンバーとなっており、これらを聴く限り、楽曲後半の転調~加速するパートを除けば、PRETZ氏のベースと坪井氏のドラムは幾分アヴァン調でありながらも基本的には安定したベーシックな演奏を行い、はりこ嬢の暴れまくるヴォーカルとギターがそこに被さると言った按配で、その構成からも、同バンドがはりこ嬢の持つ稀有な魅力を前面に押し出す事を最優先していると言う事が伺える。
実際、見た目には花柄のワンピースを着た小柄な少女、と言った風情のはりこ嬢ではあるが、その感極まったヴォーカリゼーションには目を見張るものがあり、おそらく即興的に紡ぎだされているのであろう未だ定まった形に収まり切らぬ言葉の数々には、噴火直前の火山の溶岩がその行き場を求めて胎動しているかの様な印象さえ受けるのだ。
また、更に言及すべきは彼女のギター・プレイであり、観客に対峙すると言うよりは演奏しているライヴ・ハウス内の空間をすべて曼荼羅模様の煙で埋め尽くす事が目的であるかの如く繰り出される、浮遊感に満ちていながらも、なおかつドリルの様なウネリを兼ね備えたその音色は強烈で、ましてや演奏が加速する後半パートにおいては、もちろんバンド全体もそうであるのだが、そのギター・プレイは更に狂おしく激しさを増すのであった。
なお、本作は今から約1年前のライヴを収めたものであり、現在の彼らは更に進歩、あるいは新たな境地を切り開いているものと思う。何故ならばその理由として、残念ながら私はまだ未聴なのであるが、先頃発表された新作には各々タイトルが付けられた楽曲が4曲収録されており、おそらくは長らく続けたインプロ形式でのライヴが、それぞれを個性ある楽曲として結実させているのであろうと推察されるからなのである。(ちなみにバンド側では、そちらの新作を1st音源と認識している様だ。)
■上記は当店にて販売中!!通販も可能!!近日中にショッピング・カートも導入予定デス!!
<告知>もう当日になってしまいマシタが、本日2月1日(日)@梅島ユーコトピアにて行われる「きちきちきちろー企画その4」に、オイラ先輩他が出演イタシマス!!お時間ある方は是非どうぞ!!
梅島ユーコトピア
★じゃぷちんな~き
■「じゃぷちんな~き」(CD-R)¥500~全5曲収録
<収録曲目>森の掟、どぐまの華、温室、仏いじり、幽霊船。

中学生棺桶のドラムス石垣氏も参加の、トリオ編成による日本語うたものロック・バンド。言葉の選び方や楽曲の雰囲気はちょっとばかし初期のゆらゆら帝国っぽすぎる気もするが、本作は、墓地を徘徊する幽霊の合唱から幕を開け、現世に未練を残したまま成仏し切れず地縛霊となってしまった死者達がつぶやく“恨み言”とでも呼ぶべき物悲しさ溢れるうたの数々が収録された、日本人特有の暗く湿った感性や情緒に満ちた作品となっておりマス。
■上記は当店にて販売中!!通販も可能!!近日中にショッピング・カートも導入予定デス!!
難しい問題なので長文となりマス。
一口に“派遣”と言っても、自動車工場に勤めてる様な人達以外に、毎日タクシーで通勤してた“神隠し”殺人の犯人みたいな派遣社員も居る訳で・・・。
こう言った問題を一言で片付けるのは非常に難しい。
派遣を切られた人達自身が一概に悪い訳ではない代わり、彼らのうちの誰一人として何の責任もない訳でもない。
その内訳の割合こそ違えど、派遣社員にの様に簡単に解雇出来ないだけで、正規に雇用されている会社員にだって少なからず怠け者はいるし無能な人間だって居るはずである。
そもそもの原因は機械化や不景気、その他の要因によって製造業の仕事が激減している事にあり、そうなれば、そんな単純作業しか出来ない人間は必要なくなると言うのが必然であるし・・・。
しかしまた、国家は自分達や大企業の目先の利益のみを追い求めるあまり、学校教育において文句も言わず単純作業を続ける事の出来るロボットを大量生産しておきながら、いざ仕事が減ったら切り捨てと言うのはあまりにも無責任であると言わざるを得ない。
だが、これまたしかし、元より奴らは国民そして我々庶民の事を、自分達が私腹を肥やすための家畜であり使い捨ての駒としか考えておらず、学校はそのためのロボット製造工場に過ぎないのであるからして、その計略にまんまと嵌められた挙句、今更その責任を追及した所で、もはやとっくに手遅れなのだ。
誰かに雇われる事を前提とした考え方・・・そして生き方。その点に関して疑わなかったと言う事においては、派遣切りをされ求職しているにも関わらず、サービス業や接客業系企業からの求人の需要には応えられなかった人達にも問題はあるであろう。
・・・とは言え、契約の内容によっては住んでる部屋まで取り上げられ住所不定になってしまう等の理由で次の仕事に就けない人達が居る事や、他にも様々な問題点がある事を踏まえた上で、私はこれを述べている。
本人の責任、親の責任、学校の責任、国家の責任・・・。すべてが当てはまる場合もあれば、そうでない場合もあり、それぞれその理由が複合的に、かつ人それぞれ個別に存在するのだから、それをとても一括りに断罪出来るものではない。
ところで、私の友人に、いすず~トヨタの工場を転々としている派遣社員がおり、彼に聞いた話を分析すると、ある一つのパターンに関してのみ、私に良い提案がある。
・・・と言うのは、彼の場合もそうであったが(すべてがそうとは限らないが)、いすずやトヨタの派遣社員は、採用が決まったと同時に寮かマンション一室か何かの個室が与えられ、その居住費は(現実的に)給料から差っ引かれる形となるのだが、賃貸しの部屋を追い出された人が再起を図る場合においてこれは非常にありがたい制度である反面、職を失うと同時に再び住所不定となる危うさも含んでいるのだ。しかも、その個室は狭いながらも風呂付だったりするそうで、まあ要するにそこそこ居心地が良いゆえに、それでとりあえず一安心してしまうって訳。
ゆえに私は、ここに大きな落とし穴があると考える次第なのである。
要するに、一見待遇良く見せかけておいて、切られたら即地獄行きと言うその落差の激しさ・・・。しかも、自社物件なら良いが、下手したらその部屋の大家や不動産屋と提携する事によって更に利益を得ている可能性も否定出来ない・・・。
そこで私は、派遣社員にはもっと粗末な部屋を与え、派遣社員自身に「早くもっと良い部屋に移りたい」との自立心を芽生えさせ、家賃が浮いた分を半強制的に貯蓄に回すなどして、金銭的にもそれを実行出来るように雇い主側が後押しするべきであるとの方法論を提示したい。
もっとも、そこまで面倒みなくちゃ駄目なのか?ってな話にもなるが、ただ現在のシステムはどう考えても、住居も定まらぬがゆえに正規雇用してもらえない状態の言わば困り果てている人達を、風呂付の個室を与えると言う甘い餌で釣り、そのくせ不要になれば情け容赦なく追い出すと言った使い捨ての雇用を繰り返している様にしか見えないのだ。
それにしても、派遣切りされた人達は、あれだけ大勢居るんだから、また誰かに雇ってもらおうなんて考え方や、そんな不毛な生き方を繰り返さず、国からどっか山奥を提供してもらって集団で農業でもやって自給自足して生きて行こうとかって考えたりはしないのかね?
・・・って、まあ人々に自立心なんぞ芽生えたら国家や企業は困るから、学校ではそんな事絶対に教えないどころか、自立心の芽を摘むのが学校の役割なんだから、今からドロップ・アウトするのは無理かもね。
★<注釈>細かい様デスが、私は派遣切りされた人達を頭ごなしに批判しようって訳でもなければ、一概に擁護しようって訳でもありマセン。国や企業の問題点は大雑把に言えば一つだけど、派遣切りされた人達自身に問題があるとしても、その理由は各々個別デスからね~。