Mr.エレクトの独り言 2009年02月01日
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Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

遅ればせながらの作品紹介シリーズ①「オイラ先輩」

★オイラ先輩
■「LIVE」(CD-R)¥400~特典DVD-R(オイラ先輩も参加の「大日本異ろモノフェスティバル」ダイジェスト版)付
収録内容:2007年12月3日@高円寺20000V(約30分)、2008年1月21日「@東高円寺U.F.O CLUB(約45分)。
オイラ先輩
オイラ先輩とは、はりこ(女性Vo/G)、PRETZ(B)、坪井洋(D)ら3名から成るトリオ編成のインプロヴィゼーション・ロック・バンド。

本作は2ヶ所のライヴをそれぞれ完全収録した作品で、いずれも1回のライヴがそのまま丸ごと1曲の長尺インプロヴィゼーション・ナンバーとなっており、これらを聴く限り、楽曲後半の転調~加速するパートを除けば、PRETZ氏のベースと坪井氏のドラムは幾分アヴァン調でありながらも基本的には安定したベーシックな演奏を行い、はりこ嬢の暴れまくるヴォーカルとギターがそこに被さると言った按配で、その構成からも、同バンドがはりこ嬢の持つ稀有な魅力を前面に押し出す事を最優先していると言う事が伺える。

実際、見た目には花柄のワンピースを着た小柄な少女、と言った風情のはりこ嬢ではあるが、その感極まったヴォーカリゼーションには目を見張るものがあり、おそらく即興的に紡ぎだされているのであろう未だ定まった形に収まり切らぬ言葉の数々には、噴火直前の火山の溶岩がその行き場を求めて胎動しているかの様な印象さえ受けるのだ。

また、更に言及すべきは彼女のギター・プレイであり、観客に対峙すると言うよりは演奏しているライヴ・ハウス内の空間をすべて曼荼羅模様の煙で埋め尽くす事が目的であるかの如く繰り出される、浮遊感に満ちていながらも、なおかつドリルの様なウネリを兼ね備えたその音色は強烈で、ましてや演奏が加速する後半パートにおいては、もちろんバンド全体もそうであるのだが、そのギター・プレイは更に狂おしく激しさを増すのであった。

なお、本作は今から約1年前のライヴを収めたものであり、現在の彼らは更に進歩、あるいは新たな境地を切り開いているものと思う。何故ならばその理由として、残念ながら私はまだ未聴なのであるが、先頃発表された新作には各々タイトルが付けられた楽曲が4曲収録されており、おそらくは長らく続けたインプロ形式でのライヴが、それぞれを個性ある楽曲として結実させているのであろうと推察されるからなのである。(ちなみにバンド側では、そちらの新作を1st音源と認識している様だ。)

■上記は当店にて販売中!!通販も可能!!近日中にショッピング・カートも導入予定デス!!

<告知>もう当日になってしまいマシタが、本日2月1日(日)@梅島ユーコトピアにて行われる「きちきちきちろー企画その4」に、オイラ先輩他が出演イタシマス!!お時間ある方は是非どうぞ!!
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梅島ユーコトピア
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「じゃぷちんな~き」(CD-R)入荷!!

★じゃぷちんな~き
■「じゃぷちんな~き」(CD-R)¥500~全5曲収録
<収録曲目>森の掟、どぐまの華、温室、仏いじり、幽霊船。
じゃぷちんな~き
中学生棺桶のドラムス石垣氏も参加の、トリオ編成による日本語うたものロック・バンド。言葉の選び方や楽曲の雰囲気はちょっとばかし初期のゆらゆら帝国っぽすぎる気もするが、本作は、墓地を徘徊する幽霊の合唱から幕を開け、現世に未練を残したまま成仏し切れず地縛霊となってしまった死者達がつぶやく“恨み言”とでも呼ぶべき物悲しさ溢れるうたの数々が収録された、日本人特有の暗く湿った感性や情緒に満ちた作品となっておりマス。

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“派遣”切るより“覇権”切れ

難しい問題なので長文となりマス。

一口に“派遣”と言っても、自動車工場に勤めてる様な人達以外に、毎日タクシーで通勤してた“神隠し”殺人の犯人みたいな派遣社員も居る訳で・・・。

こう言った問題を一言で片付けるのは非常に難しい。

派遣を切られた人達自身が一概に悪い訳ではない代わり、彼らのうちの誰一人として何の責任もない訳でもない。

その内訳の割合こそ違えど、派遣社員にの様に簡単に解雇出来ないだけで、正規に雇用されている会社員にだって少なからず怠け者はいるし無能な人間だって居るはずである。

そもそもの原因は機械化や不景気、その他の要因によって製造業の仕事が激減している事にあり、そうなれば、そんな単純作業しか出来ない人間は必要なくなると言うのが必然であるし・・・。

しかしまた、国家は自分達や大企業の目先の利益のみを追い求めるあまり、学校教育において文句も言わず単純作業を続ける事の出来るロボットを大量生産しておきながら、いざ仕事が減ったら切り捨てと言うのはあまりにも無責任であると言わざるを得ない。

だが、これまたしかし、元より奴らは国民そして我々庶民の事を、自分達が私腹を肥やすための家畜であり使い捨ての駒としか考えておらず、学校はそのためのロボット製造工場に過ぎないのであるからして、その計略にまんまと嵌められた挙句、今更その責任を追及した所で、もはやとっくに手遅れなのだ。

誰かに雇われる事を前提とした考え方・・・そして生き方。その点に関して疑わなかったと言う事においては、派遣切りをされ求職しているにも関わらず、サービス業や接客業系企業からの求人の需要には応えられなかった人達にも問題はあるであろう。

・・・とは言え、契約の内容によっては住んでる部屋まで取り上げられ住所不定になってしまう等の理由で次の仕事に就けない人達が居る事や、他にも様々な問題点がある事を踏まえた上で、私はこれを述べている。

本人の責任、親の責任、学校の責任、国家の責任・・・。すべてが当てはまる場合もあれば、そうでない場合もあり、それぞれその理由が複合的に、かつ人それぞれ個別に存在するのだから、それをとても一括りに断罪出来るものではない。

ところで、私の友人に、いすず~トヨタの工場を転々としている派遣社員がおり、彼に聞いた話を分析すると、ある一つのパターンに関してのみ、私に良い提案がある。

・・・と言うのは、彼の場合もそうであったが(すべてがそうとは限らないが)、いすずやトヨタの派遣社員は、採用が決まったと同時に寮かマンション一室か何かの個室が与えられ、その居住費は(現実的に)給料から差っ引かれる形となるのだが、賃貸しの部屋を追い出された人が再起を図る場合においてこれは非常にありがたい制度である反面、職を失うと同時に再び住所不定となる危うさも含んでいるのだ。しかも、その個室は狭いながらも風呂付だったりするそうで、まあ要するにそこそこ居心地が良いゆえに、それでとりあえず一安心してしまうって訳。

ゆえに私は、ここに大きな落とし穴があると考える次第なのである。

要するに、一見待遇良く見せかけておいて、切られたら即地獄行きと言うその落差の激しさ・・・。しかも、自社物件なら良いが、下手したらその部屋の大家や不動産屋と提携する事によって更に利益を得ている可能性も否定出来ない・・・。

そこで私は、派遣社員にはもっと粗末な部屋を与え、派遣社員自身に「早くもっと良い部屋に移りたい」との自立心を芽生えさせ、家賃が浮いた分を半強制的に貯蓄に回すなどして、金銭的にもそれを実行出来るように雇い主側が後押しするべきであるとの方法論を提示したい。

もっとも、そこまで面倒みなくちゃ駄目なのか?ってな話にもなるが、ただ現在のシステムはどう考えても、住居も定まらぬがゆえに正規雇用してもらえない状態の言わば困り果てている人達を、風呂付の個室を与えると言う甘い餌で釣り、そのくせ不要になれば情け容赦なく追い出すと言った使い捨ての雇用を繰り返している様にしか見えないのだ。

それにしても、派遣切りされた人達は、あれだけ大勢居るんだから、また誰かに雇ってもらおうなんて考え方や、そんな不毛な生き方を繰り返さず、国からどっか山奥を提供してもらって集団で農業でもやって自給自足して生きて行こうとかって考えたりはしないのかね?

・・・って、まあ人々に自立心なんぞ芽生えたら国家や企業は困るから、学校ではそんな事絶対に教えないどころか、自立心の芽を摘むのが学校の役割なんだから、今からドロップ・アウトするのは無理かもね。

★<注釈>細かい様デスが、私は派遣切りされた人達を頭ごなしに批判しようって訳でもなければ、一概に擁護しようって訳でもありマセン。国や企業の問題点は大雑把に言えば一つだけど、派遣切りされた人達自身に問題があるとしても、その理由は各々個別デスからね~。