Mr.エレクトの独り言 2009年07月20日
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Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

天才論②「天才は、遠くにありて眺むるもの。」

天才とは、過剰なまでの執着心を対象物に注ぎ、異常なまでの集中力を行使して、何事かを成し遂げた者の事を指す。

ゆえに、何事かを成し遂げんとするその途上の姿は、我々一般人や凡人から見れば、まさしく鬼か狂人の如し・・・であろう。

よって、そばに近づくとロクな事にはならない。

「天才は、遠くにありて眺むるもの。」

・・・である。

そもそも、何事かを成し遂げんとするその途上にある者には、“それ”以外の事にエネルギーを注ぐ余裕などあるはずがないのだから。

また、天才に限らず人間が一つの事に一心不乱に取り組む時、その目的に対して何の興味も持たぬ者がそれを見れば、それが「狂ってる」様に見えたとしても、決して不思議な事ではない。

その他、巷で良く聞く話に「振られても振られても何度もあきらめずアタックして、今の奥サンをゲットした。」みたいなエピソードがあるが、最終的にはハッピー・エンドを迎えたからこそ、そしてそれすなわち目的を成し遂げたからこそ、彼は恋の成功者としての栄誉に預かる事も出来た訳なのであるが、これがその途上であればどうであろう?

傍目に見れば、彼は恋に狂ったストーカー以外の何者でもないはずだ。

しかるに、おそらく恋の成功者である前者の彼も、その途上ではきっと狂ったストーカー同様の見方をされていたに違いないのである。

あっ!!だけど恋愛は相手あってのものであり、相手の気持ちってのもあるから、「努力すれば報われる」なんて勘違いしたり、一人よがりに暴走して逮捕されたりしないようにネ。

更に、「天才は、死後に初めて認められる」と言われる事もあるが、これこそまさに、途上にあって世間から認められなかった天才が死ぬ事によって途上ではなくなり、残された作品なり業績それ自体が、もうそれ以上に手を加えられる事のない完成品として、作者の手を離れて評価の対象となるからであろう。

天才と呼ばれる人・・・特に、将来天才と呼ばれるべき偉業を成し遂げるその途上にある人間に近づけば、我々一般人や凡人はその犠牲となるか、少なくともいやな思いをするだけである。

ハッキリ言うが、その作品や業績は別として、天才・・・その人物自体は、ウザく、付き合いにくく、手に負えない人種である事を、知っておいた方が良い。

だから、一般人や凡人の我々が、天才あるいはその途上にある人間に近づきたいと思うのであれば、自分の人生を生贄として差し出すくらいの覚悟が必要なのである。

そして、これは特に凡人の方にありがちなのであるが、間違っても彼らを人として真っ当な道(?)に連れ戻そうだとか、ましてや自分の考えるありきたりな人生設計などに組み込もうなどとは思わないで頂きたい。

何故なら、それはこの世界にとって、あまりにも大きな損失だからである。

もう一度言おう。

「天才は、遠くにありて眺むるもの。」

怪我したくなかったら、そして安心安全安穏な自分の人生から足を踏み外したくなかったら、凡人は天才の姿なりその業績を、遠くで指でもくわえて憧れて見ているだけの方が身のため・・・なのだ。

(つづく)
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禁未来小説「ドラへもん」その102「夢の正体」の巻

<前回のあらすじ>
とある日曜日。枕にジュースをこぼして汚してしまったボクは、ちょうど洗濯中だったドレミを見かけ、洗濯機に枕を放り込もうとした。すると、ドレミは異常なまでの反応を示した。それを見たボクは、一瞬にしてすべてを悟ったんだ・・・。


ボクは出刃包丁を振りかざし、こう叫びながら、ドレミに襲い掛かった!!

のひ太「その枕を寄越せ~!!」

そしてボクは、ドレミから枕を奪い取ると、声にならない奇声をあげながら、それを出刃包丁でメッタ刺しにした。

のひ太「ぐぁ~!!んが~!!ふんぐぅ~!!あがぁ~!!」

ボクが修羅の如き形相をして枕を切り刻んでいるのを見て、ドレミは腰を抜かした様だ・・・。

ドレミ「ふは~!!のひ太おぼっちゃまが・・・。狂った!!」

すると・・・。

ズタズタに引き裂かれた枕の中から、床に向ってコツンと小さな機械が転がり落ちた。

のひ太「やっぱりそうか!!思った通りだ!!」

のひ太「ドレミ!!これはどう言う事だ!!」

ドレミ「どう言う・・・いえいえ、私は何も存知上げマセンです!!」

のひ太「ふざけるな!!これで解った!!これでハッキリした!!夜毎、夢の中におばあちゃんが現れるのは、お前がこの機械を通して眠ってるボクに喋りかけてたせいだったんだな!!」

ドレミ「ひえ~!!私は何も・・・」

のひ太「うるさい!!うるさい!!うるさい!!うるさい!!言い逃れすんぢゃねえ!!こんなものを使って知らず知らずのうちに人間であるボクをコントロールしようだなんて、ロボットのくせにとんでもない奴だ!!」

ドレミ「違うんデス!!おぼっちゃま!!この手法は睡眠教育と言って、寝ている間に頭が良くなると言う・・・」

のひ太「キィ~!!何が睡眠教育だ!!こんなの催眠教育!!うんにゃ!!洗脳教育ぢゃないか!!こんな事が許されて良いと思ってんのか!!」

ドレミ「ごめんなさいね。ごめんなさいね。私は何もそんなつもりで・・・」

のひ太「そんなつもりも糞もあるか!!手前!!今度こそホントにぶっ壊してやる!!」

ドレミ「のひ太様。そんな事しては・・・駄目!!そんな事したら、のひ太ちゃんの将来が台無しに・・・」

のひ太「またおばあちゃんの真似か!!もうそれは聞き飽きたっつうの!!」

ドレミ「ああ・・・この上は仕方ありマセン・・・」

そう言うとドレミはあちらを向き、自分の尻をボクに向けた。そして・・・。

ドレミ「のひ太ちゃん、元気でね。私がいなくなった後も、一人で頑張って生きていくのよ。」

のひ太「何ふざけた事言ってやがる!!」

ドレミ「それぢゃ、私の最終屁~器、名付けて“さよ・オナラ~”!!」

そう言うが、ドレミは尻の穴から謎の気体をボクに向って吹きかけた。そして、その気体を顔全体に浴びるや、ボクは何が何だか解らなくなって気を失ってしまったんだ。

(つづく)