★悲鳴「悲鳴」(アナログ・7インチ盤)
■通常盤/赤色ジャケ¥600
■会場限定盤/灰色ジャケ~バッヂ付¥700
(いずれもアナログ盤を聴けない方のために同内容のCD-Rをお付けイタシマス!!)

<収録曲目>
悲鳴、トラウマ、死面楚歌、エスケープ。
<解説>
女性ヴォーカリストを擁する茨城のハードコア・パンク・バンド、悲鳴。彼女(彼ら)が歌うのは、己がこころの闇であり、パックリと裂けた胸の傷口からどす黒い血しぶきが噴出する、その光景だ。また、そのサウンドは決して派手とは言い難く、むしろシンプル過ぎる程なのではあるが、人間一個人の感情の発露を哲学的かつ等身大で描いたかの如きこれらの楽曲群からは、一切の虚偽虚飾を拒むストイックな精神を感じ取る事も出来る。まるで特攻隊員が残した遺書、もしくは投身自殺を図る直前の人間の心理状態を思わせる、余りにも潔く、なおかつどこまでも切迫したその演奏。私はこれを、「辞世の句」ならぬ「辞世のパンク」と、呼び称えたい。
<悲鳴関連取扱商品紹介一覧>
①
悲鳴(ヒメイ)のカセット・テープ緊急入荷!!②
自主制作CD新入荷情報(2009年2月27日)③
<緊Q告知!!>コンピ盤、完成~入荷イタシマシタ!!★上記はすべて、当店にて通販受付中!!
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26日(土)、新大久保アースダムにて行われる「解剖劇場 第ニ幕」に、企画主催者である解剖室を初め、あざらし実験第一(あざらしの特別ユニット)、VLADIVOSTOK-POWDER-GENOCIDE、FINAL BOMBS、他が出演イタシマスよ~!!(^^)/
■「脱権力の地図」其の弐~木幡東介(マリア観音)単独公演
日時:2010年2月21日(日)
場所:
高円寺無力無善寺杉並区高円寺南3-67-1
(地図)TEL/03-3337-7735
開場:19時30分
開演:20時00分
料金:2000円(ドリンク代別)
★ご来場頂いた方すべてに特典CD-Rの無料進呈アリ!!

<フライヤー>切り絵:木幡東介。デザイン:平野勇。
<企画意図及び主旨>
基本的には以下のイベントを行った際に感じた事や気づいた事を踏まえ、現状行っている音楽活動を理想の形態に少しでも近づけられる様、出来る限りの改革を行いマシタ。
■フリー・ライヴ・イベント「DO THE INDEPENDENCE!!」開催告知ブログhttp://dotheindepend.jugem.jp/
まず初めに、理想的なサウンド造りが難しい事から、今回使用する会場は今まで出演NGとしていたのデスが、上記企画で久々に使用した自前の音響機材を持ち込む事により、その問題点を改善イタシマス。
更に、普通の会社員の方でも仕事が終わってから駆けつける事が出来る様、(今回こそ日曜日デスが、平日においても)ライヴのスタートを20時以降にする事、そして同店を選んだ理由の一つとしては、立地条件がJR高円寺駅の、しかも駅から歩いて2~3分と言う非常に来やすい場所であると言う点が挙げられマス。
あとは規模の問題。ワンマン公演でも赤字にならない様、動員に見合ったサイズ(=使用経費/ノルマ)の会場を考えると、やはりここしか考えられマセンでした。
そもそも音楽アーティスト/ミュージシャンの仕事とは、良い作品を造り、それを最良な形でステージで再現出来る様、演奏技術を日々進歩向上させて行く事にこそありマス。
そして、そう言った表現者として至極真っ当な意識に基づく創作活動と言うものは、経済的な成否如何を問わず、真にプロフェッショナルな仕事と呼ぶべき種類のものでありマス。
しかしながら現在、我が国における殆どのライヴ・ハウスが用いている経営システムの下では、この様なプロ意識に満ちた仕事に対する見返りなど殆ど期待出来ず、創作者及び表現者の努力や苦労は報われるどころか、むしろ“夢”と言う名の投資の代償として、搾取され続けるのが関の山デス。
・・・とは言え、そんな状況の中にあっても、経営努力によって経費を出来るだけ削減し出演アーティストに負担させるノルマを少しでも軽減しようと頑張っているライヴ・ハウスがたくさんあると言う事もまた事実ではありマスので、その点誤解なきよう願いマス。
ゆえに、突き詰めて考えてみればすぐに解るのデスが、ミュージシャンのみならず、そう言ったライヴ・ハウス経営者やそこで働く人達をも含め、自らの肉体と時間を切り売りする事以外に資産を持たざる者は、結局の所、日々“家賃”のために額に汗して働くなり音楽活動を続けていると言うのが現実なのデス。
(時の支配者や権力者がその既得権益を末代の子孫まで未来永劫独占し続けるためにでっちあげた、“土地の私有化”や“貨幣制度”について語るスペースはないので、今回は割愛させて頂きマスが・・・。)
彼ら表現者は、衝動や閃き、喜びや悲しみや怒りその他、人間が抱く感情が揺れ動くその形状や起伏に基づいて生まれた題材なりイメージを形にするために、そしてそれらを詩や楽曲として綿密に構成し直し作品として完成させ少しでも多くの人に聴いてもらい、その振動に共鳴してもらいたいがために、日々頭を悩ませ、時には神経を細かく張り巡らせ、喉や指先や肉体を極限まで酷使し、ありったけの技能と労力を注ぎ込んで、公演日に向けてアレンジのやり直しや地道なリハーサルを積み重ねるのでありマス・・・。
しかるに、そう言ったかけがえのない努力や情熱がすべて、まるで体内の血を一滴残らず吸い取られるかの如く、(すべての地主がそうであるとは言わないが)先祖から譲り受けた土地を貸し出しする事によって報酬を得る、何ら汗を流す事も涙の一粒さえもこぼす事もなくただただ既得権益の上であぐらをかいて日々惰眠を貪るだけの人間を肥え太らせるためにのみ搾取され続けるだなんて!!
こんな、人間一人一人の努力が真に報われる事のない世の中では、真面目に努力する事が馬鹿らしくなるのも当然と言うもの。
かくて、楽に簡単に手軽に量産出来るものばかりが受け入れられ持て囃され、まるでそれが正しい事であるかの様に大手を振ってまかり通るのである。
もちろん、作品が売れれば、そしてライヴの動員が増えさえすれば、すべての経済的な問題は解決するのだろう。
だけどそれでは、元来が少数派向けの嗜好や個人的な思考に基づく独自の表現行為や作品と言うものは、どんどん滅び去ってしまうのではないか?
・・・否。そんなものはさっさと滅びてしまえば良いのかも知れない。
だが、音楽と言うものは工業製品とは訳が違うのだ。経済や文明が発展してどれだけ暮らしが便利になろうが、人のこころを癒し、慰め、勇気づけるものは、人間の感情や喜怒哀楽から生み出された創作物や表現行為・・・すなわち“文化”なのである。
また、これらは舞台に立つ側の人間だけに該当する事柄ではない。音楽を愛し生演奏を観るためにライヴ・ハウスへ通う観客も同様なのだ。
観客は、舞台に立つ人間が行う演目や作品に感動するなり感銘を受けるからこそ、その功績に対し拍手を送り、それに見合う対価としてチケット料金を支払っているつもりなのであろうが、先に述べた様に、貴方がたが日々額に汗して働いて稼いだ金が出演者に還元されるのは余程多くの観客を集められる演者に対しての場合のみに限られ、ライヴ・ハウス規模の会場に出演しているミュージシャンに対してであれば、それは出演者に課せられたチケット・ノルマか、やはりライヴ・ハウスの“家賃”に消えてしまうのがオチなのである。
よって、その“搾取”を最低限に留め、音楽アーティスト/ミュージシャンの日々の努力や情熱が少しでも報われる様に、そしてわざわざ足を運んで下さったお客サンが支払うなけなしの金が出来るだけ正しく使われ生かされる様にと考えた結果が、今回この店でライヴを行うに至った経緯であり、企画意図及び主旨なのでありマス。
あと今回は、お忙しい中、貴重な時間を割いてご来場頂いたお客様への感謝を込めて、特典CD-Rの無料進呈をさせて頂くつもりデス。ライヴ観るの好きな人ってホントにしょっちゅうあちこちのライヴ観に行くから、会場で販売してる作品まで買う余裕がなかったりするものデスからね~。
まあそんな所で、ちょっと長くなりマシタが、それでは皆様のご来場、こころよりお待ちしておりマス!!m(_)m
2009年12月21日/Mr.エレクト(エレクトレコード代表)
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今朝、ネット上にて「独裁者」と言う本が出たとのニュースが掲載されており、何となくそのタイトルに惹かれてクリックしてみたら、どうやらこれはブログをやってる某県某市の現職市長が出した本だとの事。
そう言えば、どっかの県にそんな人騒がせな市長が居たっけな・・・と思いつつも、私はその市長のブログを検索して読んでみた。
すると・・・。
ここに居た!!まともな政治家が!!尊敬すべき大人が!!真に勇気のある人間が!!
ここ最近、私が拙い知識と直感のみで書きなぐっていた様な、この国の在り方や政治家及び公務員らに対する不満と怒り、・・・否、それ以上の義憤に基づく真っ当なる指摘の数々が、そこには書き記されていた。
特に、公務員に関して言えば・・・。
(以下引用)公務員全体が仕事の対価としてではなく、身分を理由に収入を得る「特権階級」になっています。
・・・トノコト!!
また同市長は、一度は不信任決議案で失職したものの、出直し市長選挙で見事に再選を果たしたらしく、こりゃ某市在住の有権者の方々も同様に素晴らしいっ!!(^^)/
是非一度、検索して読んでみて!!
ホント、涙が出る様な事、いっぱい書いてあるよ・・・。
そして、非常に痛快でもあるのだ!!
・・・って、自分もまだ、最近の3か月分くらいしか読んでないんだけどネ。(^^;)
先に引用した、公務員に関する同市長の主張に殉ずるならば・・・。
政治家だからって立派な訳ではなく、大人だからって偉い訳でもなく、人間だからって素晴らしい訳でもないのだ!!
本来は、まともな生き方をしている人が立派なのであり、尊敬に値すべき人が偉いのであり、勇気のある人こそが素晴らしいのである!!
いやはやもう、私なぞ、ただただ頭が下がる思いでいっぱいでありマス。m(_)m
現場で戦ってる同市長に、何の協力すらも出来ない自分が恥ずかしい・・・。
せめてこの本を、BOOK OF・・・じゃなくて、新刊本屋に行って定価で買うか!!
ああ・・・何だか生きる気力が沸いて来たよ!!(^^)b
「政治活動には金がかかる」と良く言われるが、実際には「選挙活動には金がかかる」のが現実であり、それだけの金をかけても当選しさえすればそのくらいの金が回収出来るからこそ、投資する意義もあるのだろうと思われる。
また、テレビに出て好感度を上げるなり、芸能人等、元々有名人だった立候補者が当選し易い事を考えると、ある種政治家も商品と一緒で、CMや広告費に金をかけて露出度を高める方がたくさん売れる・・・すなわち多くの票を獲得出来るのだな・・・と。
ゆえに、テレビに出ない(あるいは出られない)立候補者は、選挙カーで選挙区を走り回るなり何なりして自分の名前を連呼し、顔と名前を知ってもらい、信用してもらう事で票を獲得すると言う、言わば“人柄選挙”に躍起になる訳で・・・。
しかしながら、そもそも、(再選の場合は別だが)そんな短い期間で人間性を判断しようなんて事自体がナンセンスな話なのであり、結局の所、立候補者の本質的な資質及び能力もしくはマニフェスト以前に、人懐っこい笑顔や良い人っぽい雰囲気が重視されるとなれば・・・。
真に断罪されるべきなのは、政治を人任せにするのみならず、投票における候補者選びにおいてさえ、本当に自分や国家にとって良い人材を選ぼうとするための労力や努力を放棄し、広告にたっぷりお金(なり時間)をかけた「何か人柄の良さそうな有名人」に投票してしまう、怠惰な有権者の側なのではないだろうか。
もし仮に、選挙が自分の生き死に・・・とまでは言わないが、結婚や就職等、本当に自分の未来を決定してしまうする程の大きな出来事であれば、この様ないい加減な候補者の選び方はしないのではないか?・・・とも。
・・・とは言え、その様な選択時でさえ、すべての人が正しい選択を出来るのか?と言えば、そうではない場合も多いのではあるが・・・。
しかるに、これが例えば沖縄やら何やら、常に大きな問題を抱えており、選挙がその地域に住む人達の未来を左右すると言った場合は、言うまでもなくシビアにならざるを得ないのであろう・・・。
そう考えると、一度はとんでもない被害を受けない限り、この知名度優位、人柄重視の選挙ってものはなくならないのではないか?
(・・・と言いつつも、どうせまたコロっと騙されるんだろうけどね。)
そこで私は考えた。
問題なのは要するに、一票の重さ、すなわち投票する事自体を軽く考え過ぎなのだと言う事。
有権者が持つ1票ってのは、その人自身の運命を左右・・・とまでは言わないが、有権者の人生や住んでる国の未来を左右する程に重要なものなのだと言う事を自覚させるために・・・。
投票する際にお金(例えば1万円くらい)を支払わせる様にしてはどうか?
更に言えば、そのお金は自分が投票した立候補者への政治活動に対する献金なり選挙活動費に当ててもらうのだ。
何故なら、有権者にとっては自分に代わって誰かに面倒な政治活動をやってもらおうって甘い考えな訳だし、本当にその候補者に期待し応援しようと言うのであれば、たかがそのくらいの支援やリスクを負うくらい当たり前の事ではないか。
否、むしろリスクを負わない事による有権者の無責任さが、我が国をますます駄目にしているのだとも言えるのだ。
それに、そうすれば、選挙活動に必要な金をダーティーな手法で掻き集めるよりも、純粋に有権者へ自分の政策をアピールする事で得票数を増やす(=費用を回収する)と言う、至極まともな在り方に重きを置く様になるのではないか?・・・とも。
もしも、このやり方で票を集められない立候補者が居たとすれば、それは選挙活動及び露出度が少なかったからでは全然なくて、有権者が自分の持つ大事な一票(1万円)を投じるに値しないと判断されたと言う事であり、それすなわち、その立候補者の考えに賛同する人が少なかったって事なんだから。
あと、投票しない人・・・すなわち我が国の未来を左右する選挙に参加しないなどと言うとんでもない非国民的有権者からは当然罰金(投票した場合の2倍=2万円くらい)を取るべきであり、もし仮に投票するに値しない立候補者しかいない場合は無記名で投票し、その際に投じるお金は何かしら他の有効な使い道を任意に選べる様にするとかね。
・・・と、そうする事で初めて、有権者は選挙と言うものの重要性に気づき、立候補者から投票する人物を選ぶ事に対して真剣になり、自分が所有する権利である一票の重大さを思い知るのではないだろうか。
・・・て言うか、そこまでしなきゃ駄目って事は、日本はまだまだ平和な国なんだって事なんだろうね。
しかしまあ、どこの世界も、お金かけて宣伝しまくった知名度の高いものの方が売れるって事か・・・。
政治家も「任期商売」っちゅうか、「人気商売」デスな。