Mr.エレクトの独り言 2010年02月06日
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Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

「土地私有禁止法案」①

「格差社会」と言う言葉が使われ始め、長引く不景気が、私達庶民の首を絞め続ける今日この頃・・・。

日本に生まれ日本国籍を持ちながらも、自由に暮らせる土地も持てず、子供をたくさん生んでも資産もなく収入が少なければ窮屈な狭い家にしか住めないと言うこの現実。

その反対に、「働かざる者、食うべからず」などと言うとんでもない言いがかりをつける一方で、先祖代々から引き継がれた土地を貸したり転がしたりするだけで「働かざる者、食っていけるどころか、ますますのさばる」、この矛盾。

そもそも、「衣食住」と言う言葉がある通り、住む所と食うものと着るものさえあれば、よほどの見栄を張らない限り、人は生きていけるのだ。

しかるに、庶民に見栄の張り合いをさせ、「自分が家畜である事」を気づかせない様にしないと、商売(資本主義)なんて成り立たないのではあるが・・・。

だいたい、自分が額に汗して働いただとか、人並み以上の努力をしただとか、とんでもなく奇抜なアイデアによって財を成して得た土地ならばともかく、原始時代~江戸時代における人殺しや暴力によって奪い合って得た土地など、戦争に負けた時点で有無を言わせず国が没収すべきだったのだ。

・・・とは言え、当時はそれが「土地の正しい取得方法」だったのだと言われれば返す言葉もないが・・・。

資本主義社会とは、極端に言えば、能力のない人間が土地や貨幣を独占私有する事によって、能力のある人間を支配・搾取する事が可能な社会である。

何せ、スタート・ラインからハンデがついているのだから、これは「独占資本主義」もしくは「格差資本主義」とでも言い換えるべきであろう。

日本に生まれ日本国籍を持ちながらも、住む部屋を借りれば家賃と言う名の搾取をされ続け、家を買ったら買ったで何十年ものローンを組まされ一生搾取され続ける。

これが家畜の人生でなくて、何であると言うのか。

そう言う意味においては、いきなり斬り殺される様な理不尽な事もない代わり、これほどまでに野蛮で暴力的な制度もない。

土地なんて、元々は誰のものでもないはすだ!!

百歩譲って、これが仮に君主制の国であれば、国土はすべて国王なり王家王室が独占私有しているはずであろう。

国の財産である国土と言うものは、その国で最高の権威を有する者が権利を所有するのが当然。

ゆえに、民主主義を掲げる日本であれば、本来、国土は国民全員の財産なのだ。

よって、日本の国土はすべて一旦国家が没収し、国民全体の利益になる様、管理し活用すべきなのである。

そこで私は考えた・・・。

(つづく)
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政治家の心得

(今回は、あえて暴論吐かせて頂きマス。)

政治家が選挙前のみならず、当選してからもペコペコ頭を下げて国民に媚びたり謝罪する必要が、どこにあろうか!?

そりゃ選挙活動の時は、「是非とも私にやらせて下サイ!!」って頭を下げるってのもアリだと思うけど、当選したって事は有権者に認められて任されたって事なんだから、「文句言わず任せとけ!!」くらいの事言って欲しいよね。

もちろん、公約を反故にしたり、仕事っぷりがあまりにも駄目駄目なのであれば別だけど。

それに、自分に当選してくれた人に対してであれば責任も生じようってもんだけど、自分に投票してくれなかった有権者のために働いたり頭下げる必要なんてないよ。

だって、「有権者すべての皆様のために働く」と言って票を騙し取ったのならともかく、「私が当選したらこれこれをこうイタシマス」と言ってその賛同者を募ったんであれば、自分に投票しなかった人すなわち賛同しなかった人のために何かをするって事は、本来大切にすべき自分に投票してくれた賛同者をないがしろにするって事になるからね。

当選しない立候補者に投票した有権者の一票など、生かされなくて当然。

だから、有権者も本当に自分の意見を通したいのであれば、自分の考えに最も近い立候補者が得票数を増やせるよう、その選挙活動を積極的に後押しするか、もしくは自分自身が立候補するしか術はないはずのである。

それを、たかが一票如きで偉そうに、ましてや当選しない立候補者に入れた一票なんて結局多くの有権者の賛同を得なかった少数意見な訳だから、そんなものが採用されるはずなど絶対にないのだ。

ゆえに、当選した立候補者に投票した有権者のみが、「お前の言う事を信用して投票してやったのに!!」と文句を言う権利が何万票分の一くらいはあるって事。

多数決・・・すなわち民主主義ってのは少数意見を抹殺するためにあるんだから、多くの人の賛同を得ない意見は、如何にそれが正しくとも通用なんかしないのだ。

よって、政治家はこう言えば良い。

「投票してくれなかったあんたに文句言われる筋合いなどない!!」・・・と。

そして、投票してくれた有権者にもこう言うべきだ。

「一度任せたなら最後までやらせろ!!それがいやならお前が自分でやってみろ!!」・・・と。

しかるに、どうやら政治家ってのは相当儲かる仕事らしいから、どこかに後ろめたさや負い目があるのか、はたまたそれほどまでにオイシイ商売をみすみす手放したくないせいか、彼らはいつも有権者にペコペコするんだよね~。

それで有権者も有権者で、その程度の猿芝居に溜飲を下げて、また次回も懲りずに投票しちゃうって訳?

ところで話変って、実は私は、いっそ政治家への献金をすべてオッケーにしちゃったらどうか?などと考えているのでありマス。

ただし、その事実を隠蔽した場合の罪は恐ろしい程に重くして・・・。

何故なら、結局あいつらは日本をこうしようああしようって事よりも、自分に投票してくれた有権者や、裏から賄賂なりお金を生む情報を提供してくれる企業や資本家のために働く下僕であり傀儡に過ぎないんだから、それをもっとオープンにして、そう言った要求に応える能力があるのかないのかと言う事を白日の下にさらした方が、その政治家の本当の実力を知る事が出来るから、有権者も次の選挙で誰に投票すべきかを判断しやすくなって良いはずなのである。

だって、Aと言う政治家がBと言う企業から1000万もらって何か法案を通したとして、そこから発生する損得に無関係な有権者からすれば「けしからん!!」となるんだろうが、実際にその企業やらそこに勤める社員の家族やら関連企業やらの人達(=有権者)にとっては間違いなく喜ばしい事な訳だから。

要するに、たかが一票投じたくらいで、あるいは下手すれば一票も投じず、ましてやわずか一銭の身銭も切らずして、政治家に何かを要求したり批判する権利など貴方にあるのか?・・・と言う事を私は問いたいのだ。

初詣の時だけにせよ、神社の賽銭箱にだって1円か5円くらいは投げ込むだろうによ。

そもそも、政治家の能力って、つまる所その意見や考えを通せるか通せないかと言う点に尽きるから、いくら賄賂を一銭も受け取らない清廉潔白な政治家が居たとしても、有権者の願いを叶える事が出来なきゃまるで意味ないからね。

どこの世界だって、出来るだけ能力の高い人や企業により多くの金(なり人数)をつぎ込んだ方が、仕事もはかどるし余計に儲かるでしょ?

資本主義社会なんだから、儲けるな・・・なんて無粋な事言わないよ。

だけど、大企業や資本家が手前らの利益確保のみにやっきになって、あり余る資金を政治家に献金(投資)する事で更に利益を自分達で独り占めして、国民(一般の有権者)へのお裾分け(利益分配)をおろそかにし続けるならば、本来、そんな資本家やその傀儡である政治家は次の選挙において淘汰(落選)されるべきなんだよね。

だからこそ、資産も無い上にたかが一票しか票を持ち得ない我々庶民は、政治家にすべてを任せっきりになどせず、その裏も表をもひっくるめた奴らの能力なり仕事ぶりを、それこそ真剣にそしてシビアにジャッジする必要があるって事かな。

これからの日本において、真に政治家に問われるのは、有権者からのクレームに対する誠実な対処や謝罪方法のスキルなんかじゃなく、“国家を経営する手腕”なんだからさ。

本音を言うならば・・・。

潔く議員を辞職するならまだしも、本当は謝ったくらいじゃ済まないって事!!