Mr.エレクトの独り言 2010年02月09日
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Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

危篤検疫日本

(「土地の私有禁止法案」を発表するその前に、ちょっと話がそれるが・・・。)

土地に限らず、既得権益者がその権利なり財産をたやすく手放すはずもなく、ましてやそれを守り通すためにその地位や権力にモノを言わせて政治や経済を我が物に操っているのが、今の現状である。

よって、税金泥棒の官僚やそれを見てみぬ振りする事なかれ主義の公務員の在り方も我が国としては大問題なのではあるが、資本家=権力者の傀儡である政治家の、特に世襲議員による既得権益の譲渡に関しては、相続税みたいなものを課すなり一定の規制をするべきなのではなかろうか。

本来は、彼らも親や先祖から引き継いだ遺産や特権など頼りにせず、自分自身の力で財や名を成すべく努力するべきなのである。

何故ならば実際、私達持たざる者は日々の貴重な時間を削り、肉体あるいは精神を駆使した労働力を提供もしくは行使する事によってその対価なり報酬を得ている訳であるが・・・。

その行為とはすなわち、言うなれば“命”を切り売りしている事と同様なのだ。

・・・と言っても、健康な肉体を持った体力に自信のある人は鈍感だから、それほどリアルには感じられないであろうが・・・。

人間の寿命、そして短い人生を鑑みてみれば、それは明白にして否定し得ない忌むべき現実なのである。

一方では、殺戮や強奪によってぶん取った土地や財産その他の既得権益によって守られた城に住み、多くの同胞の血を啜る輩が、しかも国政において重要な地位を占め、権力を握っていると言うのに・・・。

「衣食足りて礼節を知る」と言う言葉があるが、自分達の飽くなき欲望のために弱肉強食に基づいた強者の詭弁を振りかざし、人々を無知と盲目の牢獄に閉じ込め家畜に貶める。

・・・これほどまでにさもしく浅ましい、獣の如き生き方が、他にあろうか。

人の上に立つ者は、恥を知り、真の意味においてプライドが高く、人々から賞賛や尊敬を集める様な生き方をしなくてはいけない。

あいつらは貴族でも何でもなく、ただただ利益を独り占めにし続ける野蛮な山賊の頭領に過ぎないのだ。

貴族的な生き方とは、毎晩パーティーを開いて高級なワインや料理を食らう事などではない。

貴族とは、高潔な精神を持ち、自らに義務や使命を課す様な人種の事であり、間違っても既得権益の上にあぐらをかいて、利己心や虚栄心を満たすためにだけその権利を行使する様な下品な人間であってはならないのである。

本来ならば、自己の頭脳と肉体と生命を社会全体の正しい繁栄のために酷使する事が出来る人間こそが、人々から尊敬と信頼を得るべきなのだ。

よって、そんな既得権益者を擁護するための傀儡であり、自らもまた自己の利益や欲望を満たす事しか頭にない恥知らずで愚鈍な政治家には、金輪際、票を投じるべきではない。

国政を司る者に必要な能力とは、具体的なヴィジョンに基づく理想を掲げ、それを実現するためにどれほど時間と労力ををつぎ込んで努力出来るか、そして一人でも多くの国民を幸せにするためにどれだけ知恵を搾り出せるかどうか、ただそれだけの事に尽きるのである。

そう言う意味では、選挙とは立候補者に対してだけではなく、私達有権者にとっても同様に、その生き方が問いただされる重要な機会であり制度であるのだとも言えよう。

貴方が、そのたかが一票の既得権益を目先の利益に目が眩んで自分の幸福のためだけに使うのか、それとも本当に日本の未来を憂い日本に住む国民全員が総じて豊かになるために使うのか・・・との。
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禁未来小説「ドラへもん」その106「女教師夏子との出会い」の巻

もうすぐ小学校5年生の2学期も終わろうかと言う12月の、とある日、彼女は現れた・・・。

元々、今のクラス担任の男性教師は高齢だったのだが、体を悪くして入院する事が決まったため、その代理として若い女性教師が赴任して来る事になったんだ。

どこからかその情報を聞きつけたのか、その日は朝からクラスの連中もざわついていた。

女子A「今日来る新しい先生って、若い女の先生らしいわよ!!」

男子A「え~マジ~!!その先生、美人かな~!?」

女子B「もう!!男子はいつもそんな下らない事ばっか言って!!やめなさいよ!!」

良くある光景、良くある台詞、だけど、ボクにはもう、そんな事どうでも良かった。

やがて始業のベルが鳴り、教頭が新任の女教師を引き連れて教室に入って来た。

その名前、仁浦夏子。

凛としたその風貌は、どこか宝塚の男役を思わせるものだった。

教頭が教室を離れるや、急に年齢相応のいたずらっぽい顔を見せ、その女教師は流暢に自己紹介を始めた。

中学生の頃は手の付けられないワルで、だけどその時出合った家庭教師の女性のお陰で更正し、自分も何か教育関係の仕事に携わりたいと思い立ち、今があるのだ・・・と。

それにしても、どうした事だろう・・・。

ボクは、その女教師を一目見るや、自分の胸が締め付けられる想いがしてたまらなくなってしまったんだ。

年上の女性に惹かれてしまう事って、この時期の男子には良くある事とは言え・・・。

何と言えば良いんだろう、毎日をまるで生きる屍の如く過していたボクにとって、若々しさと生命力とに満ち溢れた彼女は、“憧れ”と言う言葉が最も相応しい存在だったんだ。

・・・と、そんな矢先、ある女子生徒がこう言った。

女子C「ねえ!!先生の事、ナツコ先生って呼んでいい!?」

男子B「ナチコ先生か~!!それ頂き!!」

女子C「バカねえ!!何言ってんの、ナチコぢゃなくてナ・ツ・コ!!仁浦夏子なんだから、ナツコ先生に決まってるぢゃないの!!」

男子B「あっ、そうか!!いけね!!」

(教室内の生徒爆笑)

夏子先生「ウフフ・・・。そうね~、私はどっちでも構わないわよ。」

男子C「それぢゃ、決まり!!今日から先生はナチコ先生だ!!」

そんな、たわいもない教師と生徒達との下らないやり取りを、ボクは聞くともなく聞いていた・・・。

今にして思えば、この穏やかに流れる何て事ない瞬間こそが、この学校におけるボクの最後の安らぎの一時だったんだ。

今日赴任して来たばかりの女教師夏子が、まさか、あんなとんでもない提案をするとは露とも知らず・・・。

(つづく)