Mr.エレクトの独り言 2010年04月09日

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

「単独公演開催声明文」(改訂済)

キャイン!!以下文中、曜日を間違えてたので直しマシタ!!(^^;)

「単独公演開催声明文」

明日の4月10日土曜日、吉祥寺フォース・フロアにて木幡東介単独公演が開催される訳デスが・・・。

(ところで、先日支援告知させて頂いた、死神氏の単独公演も大入りのうちに無事終了イタシマシタが、これは一重に、彼が数年間に渡って自ら気に入ったバンドやアーティストを集め、独力で自主企画をやり続けたその賜物でありましょう。演目の方も現時点での彼の集大成及び新境地を披露した充実の内容だったと思いマス。)

思えば、マリア観音もバンド編成時代から、ワンマン公演に拘って活動を続けて参りマシタ。

ちなみに、某ライヴハウスにてのワンマン公演で(招待客も含めてではありマスが)55名を集めたのが、バンド編成時代の最後のライヴでした。

・・・とは言え、確かにそれは決して目を見張る様な驚くべき記録でもありマセンし、今回はその人数がどうこうと言った話をしようって訳ではありマセン。

ただ、強く記憶に残っているのは、単独公演にしては最も多く動員のあったその日ですら、ライヴ自体の収支は(リハーサル費用はもちろんの事、フライヤー印刷代等も除いた上で・・・)プラマイゼロだったと言う事デス。

そもそも、音楽・・・と一言に言っても、演る側観る側、それぞれの価値観は多様でありマス。

たくさん人が集まる事に意味がある音楽もあれば、たくさん人を集める事に価値がある音楽もあるでしょう。

・・・いえいえ私は何も、「人をたくさん集められなくても素晴らしい音楽は存在するんだ!!」などと、負け犬の遠吠えの如き主張を強弁したい訳ではありマセン。

それが如何なる種類の音楽なり表現にせよ、より多くの人がその価値を認めてくれる事を歓迎こそすれ、「本当に良いものは認められない」などと言った傲慢な考えは、芸事に従事する人間を甘やかす最大の元凶なのでありマス。

肝心なのは、それらはそれぞれに異なる価値を持っており、しかしなおかつ、それらのいずれかが欠けたままでも良いはずなどないのだと言う事デス。

しかしながら、舞台に立つ人間と言うのは大きく分けて二種類おり・・・。

観客に喜んでもらうために我が身を削って自己の芸を磨き続ける者、そして我が身を削って自己の芸を磨き続ける事によって観客に喜んでもらおうとする者・・・と、それらはいずれもプロフェッショナルな精神に基づいていると言う点において共通しておりマス。

言い換えるならば、前者が能力や技術によってお金を稼ぐ事を維持する看板屋であれば、後者は能力や技術によってお金を稼ぐ事を目指す絵描き・・・とでも申しましょうか。

また、前者は成功した後の後者であるとも言えるし、後者は成功する前の前者であるとも言えマス。

そして、ここが一番大切なポイントなのデスが、いずれの立場にせよ、そう言った芸事に人生を捧げている人間にとっては、当然の事ながら観客の数と言うものも重要ではありマスが、それ以上に重要なのは自らの芸の完成度なり達成度なのデス。

よって、もしも彼らが自らその命(もしくは芸人としての生命)を絶つとすれば、それは観客の数が減る事(←確かにそれはつらい事ではありマスが・・・)よりも、自己の能力や技術の限界を感じ、これ以上自らの芸すなわち表現なり作品のクオリティを向上出来ない、もしくは保てない・・・と悟った時でありましょう。

ゆえに、その様な人間にとっては、それが傍から見て如何に(動員数及び採算的に)無謀であろうとも、自己の表現の質なり作品の価値を、一切の保険や紛れ(=共演者)に依拠しない単独公演と言う形で世に問い質さずにはいられないのだと言う事なのでありマス。

それでは明日、厳しい審美眼を持つ貴方のお越しを、こころよりお待ちしておりマス。(^^)

2010年4月9日/Mr.エレクト(エレクトレコード代表)

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