TVアニメ「デビルマン」のエンディング・テーマ、「今日もどこかでデビルマン」!!
「誰も知らない知られちゃいけない デビルマンが誰なのか・・・」ってやつね。
仮面ライダーの、いつの時期のものかは忘れたけど、「一人でも一人でも戦う俺は仮面ライダー」みたいな唄もあったな。
だもんで、自分の考えるヒーロー像ってのは、決してカッコイイものなんかではなく、自己のこころの葛藤と向き合い、その苦しみと戦う人・・・なんだよね。
人類の敵とも戦いながらも、その人間離れした能力ゆえに、どんどん孤独になって行くと言う・・・。
仮面ライダーが改造手術を受けた後に、コップを握っただけで割ってしまうシーンとか、今でも覚えてるよ。
他には、カブトコージが祖父からマジンガーZを譲り受けるシーンとかね。
「世界を征服するのも悪と戦うのも、お前の思うがまま・・・」みたいな感じの。
だいたい、その能力を自分の利益や欲望を満たすためだけに使えば、いくらでも現世で良い思いが出来るはずなのに。
・・・とは言え、やっぱ私利私欲のみ追い求めて生きるのって、あまりに醜く過ぎるよね。
そう考えると、思い浮かぶのは、やっぱライダーマンかな。
他のヒーローは皆、それでも強かったりして、変身してる最中は尊敬されたり慕われてるから良いけど、ライダーマンは右腕だけしか改造してないから超弱いからね。
確か、どっかの空き地にテント張って住んでて、ショッカーと戦うためにバイクで出かける・・・みたいな。
それって、普通に考えたら、単に頭のイカれたホームレスだよね。(^^;)
だけど、彼こそまさに、自主制作ヒーロー!!・・・とでも呼ぶべきかしらん。
当初の動機である私怨が、義憤に変わって行く所も良いよね。
それでまた思い出したけど、自分の夢である「独りで生きる」が、まあまあ叶った今、自分に残された夢としては、やっぱ「放浪」かな。
日本中を、自転車に乗ってレコード仕入れの旅をする・・・みたいな。
まあ、もはやそんな時代でも無いし、こんだけ借金や使命を背負ってると、それもままならないのが現実だけどね。
話変わって、センゴク映像流出問題。
私は、あれは懲戒免職になって当然・・・と言うか、そうすべきだと思うよ。
いやいや、別に彼の行為を私自身が否定している訳ではなく、あれは国家に対するクーデターなんだから、国家としてはそれを取り締まらないでどうするの?・・・って話で。
よってもちろん、それ以前に某国の所業に関しては、他国からのテロなんだから、それはそれで別に考える必要があるって事。
だから、映像を流出させた彼を本当に応援しようと言うのであれば、国家に対して甘えた事を望むのではなく、例えば「クビになったらうちの会社で雇ってやるよ」とか、まあそこまでいかなくとも何かそう言った具合に、彼を支援するのであれば少なからず自腹を切るべきだと私は思うのだ。
だってそれこそが、無責任な野次ではなく、彼の行為を本当に称える事になると思うしね。
彼自身にせよ、懲戒免職を覚悟の上で自らの職を賭してあの様な行為をした訳だし、だからこそ国民から高く評価されているのだと私は考えているので。
滅びる可能性が一片も無いものに、“美”なんて宿らないんじゃないかな。
誰が言ったか知らないけれど、「花は散るからこそ美しい」って、とても良い言葉だよね。
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