Mr.エレクトの独り言 2011年07月12日

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

「奴はデヴィ」

(注:日記のタイトルはエーちゃんのソロ・デビュー・アルバム収録曲「奴はデビル」のパロディです。念のため・・・。)

私の親戚に、まるでデヴィ夫人の様な叔母様がおりマシテ・・・。

それがまた、不思議な事に、顔つきも良く似てらっしゃるのデス。

そしてその方も、デヴィ夫人ならぬ未亡人であり、細かく申せば、その亡夫は私の父の兄に当たる会社社長でありマシタ。

・・・だもんで、下世話な言い方をするならば金回りが良く、そのお住まいも、それほど大きくはないものの洋風の外観で、当時はそれ程ではなかったものの近年私が帰省した際に寄った折には更にドレス・アップしており、ドでかい玄関とその周りにはガーデニング、家の中もまるでテレビで見た事のある成金芸能人の住居風なもので、簡単に言うなれば、お金持ちの叔母様・・・みたいな感じだった訳デス。

・・・もっとも、私が子供の頃は、まだ未亡人ではなかった訳ではありマスが・・・。

それで、何を言いたいのかと申せば、私が幼少の時分、この叔母様は非常に畏怖すべき存在だったのデス。

何の用事だったか忘れたけど、小学校の帰りに、何故かこの叔母様の家に一人で寄らねばならない事があり、非常に緊張した覚えがありマス。

・・・その際、実家では見た事も食べた事のない様な、小洒落た洋菓子を出して頂いた記憶もあったりなんかイタシマスが・・・。

また先頃、私の弟も当時そう感じてたと初めて知り、「やっぱそうだったか」と、再認識した次第なのでありマス。

この叔母様、何と言うのでしょうか・・・良く言えば箱入り娘育ち、悪く言えば世間知らずと言うか、怖いもの知らず・・・なのデスよ。

まず、その口調が暴力的っつうか、要は誰に対してもズケズケ本音を言うので、いつも怒ってるみたいに見えちゃう訳なんデス。

しかし、かと言って間違った事を言ってる訳では決してなく、むしろ叔母様にとっては「正しい事」を、そして「間違いを指摘」してるだけなんデスね。

・・・つまり、自分が感じた事や気づいた事を正直に言う事は、叔母様にとっての「正義感」に基づいて行なわれている訳デス。

ただ、これが普通の人であれば、いくらそれが「正しい事」であるとしても、「間違いを指摘」する事によって、その相手から嫌われたり疎ましく思われるのがいやだから、自ら進んでそう言ったある種「悪役」にはなろうとしないってだけの話なんだと思いマス。

・・・とは言え、言い方って言うか、その口調によって、相手の受取り方も180度変わってくる訳でありマスし・・・。

そうやって考えると、あの叔母様は単に「正義感」が強いと言うよりは、「保身」と言う事柄に対して、まるで無頓着・・・もしくは、「保身」に勝る程の「正義感」がある・・・とでも言い換えるべきでしょうか?

・・・もちろん、叔母様のその「正義感」が、必ずしも万人の価値観に一致するとは限らないって事も事実ではありマスが・・・。

実際、無用な敵を作ったり、意識的に疎遠になる人も増える訳でありましょうし・・・。

しかるに、最近、私はこうも考える訳デス。

結局の所、如何なる言葉も、受け取る側の気持ち次第で愛情にも憎しみにも変るもの。

・・・であるからして。

・・・否。

・・・であるならば、受信者の選択の幅を増やすためにも、発信者側には出来るだけ色々な価値観を持った人が存在する事が望ましい・・・と。

何故ならば、保身の感情に囚われるあまり誰も本当の事を言わなくなり、自分の周りが耳にやさしい事を言う人達しか居なくなったら、「保護」こそしてもらえるものの、自分自身を「成長」させるきっかけを失う事にもなりかねないデスので。

・・・とは言ったものの・・・。

やっぱ、自分の耳に痛い言葉は、出来るだけ聞きたくないよね。



たはは・・・。

駄目だ、こりゃ。(^^;)