Mr.エレクトの独り言 2011年07月27日

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

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■あざらし「血肉」(CD)¥2500入荷!!

■あざらし「血肉」(CD)¥2500
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<収録曲目>
1. 儀式
2. 埋マラナイ
3. 情念の海
4. 赦サナイ
5. 血色オペラ
6. 薔薇色の日々
7. 逃ガサナイ
8. 吾ガ分裂ノ蟲裂ク時
9. 天使が降る日

<解説>
満を持して発表された、あざらしのフル・アルバム、「血肉」。

音楽的にはこれまで通り、執念深いその血を愛でるかの如く情念を込めて歌い上げる様な楽曲と、生身の肉体を鞭打ち酷使するかの如き激しくスピーディなパンク・ロック・サウンドとを交配させた緩急に富んだ作風となっており、そこにはアルバム収録の9曲を通して一気に聴かせるドラマチック性がしっかりと構築されている。

そもそも、アルバム・タイトルにもある通り、あざらしの作品には血と肉、それも“血生臭い肉塊”が良く似合う。

それをもっと露骨に言い換えるならば、自らの手を下さずして呪い殺そうとする訳でもなければ、かと言って一思いに刺し殺してしまう訳でもなく、己が手を溢れ出る血液で汚し己が手で肉片を抉り、たっぷりと念入りに時間をかけて嬲り殺す事である・・・とでも表現出来ようか。

それはまさしく、この世で最も残酷かつ凄惨な人間の殺し方である事は疑いようが無い。

しかるに、本作収録曲「赦さない」に於いてメグ子嬢は、まるで呪文の如く繰り返し繰り返し、こう呟くのである。

「アイシテイルカラユルサナイ」・・・と。

そう、愛するがゆえにこそ、裏切られたと感じた時は、その反動で憎しみも倍増するのが人の世の常・・・。

過剰なまでに重く深い愛情は、ある瞬間を境に、過剰なまでに重く深い殺意へと姿を変える。

ある意味、その起伏の激しさ、その振幅の激しさ、その落差の激しさこそがメグ子嬢の、そしてあざらしの魅力であるとも言えよう。

ゆえに、これから先のあざらしは楽曲のみならずその演奏に於いても、その起伏の激しさ、その振幅の激しさ、その落差の激しさを損なう事なく、なおかつこころの内の形状や色彩を寸分違わず体現し得るデリカシーを兼ね備えたバンドに成長して欲しいと私は願う。

言うなれば、それはまるで“血生臭い肉塊”を目の前に差し出され、その異臭が実際に漂ってくるかの如きリアリズムを再現すると言う行為に他ならない。

思うに、感受性と言うか感情の起伏の形状や振幅の度合いと言うものは、その人間の幼少期、その家庭なり生育環境によって決定付けられるものであると私は考える。

そう言う意味においては、創作者もしくは表現者にとって感情の起伏の形状や振幅度と言うものは、それイコール芸事に於いて自らの能力を伸ばす可能性の領域を示す指針なのだ。

よって、人前に作品を晒す者に限って言えば、それがトラウマであれ何であれ、過去に味わった感情や体験の量とバリエーションこそは、その人自身の才能の引き出しに蓄積された財産であると言う事と同義なのである。

そして更には、インプットとアウトプット・・・。

「面の皮が厚い」と言う言葉があるが、人は年を取るにつれ本心を出来るだけ外に表すまいと、その“薄皮”をより分厚く武装しようと心がけるもの。

しかし、私がメグ子嬢の歌声に耳を傾け、歌詞をなぞる度、その表面的なグロテスクさや凶々しさとは全く異なる、ある種、その純情とも呼べる素直な心性を感じてやまないのは、彼女がおそらく、意図的にせよ無意識にせよその“薄皮”を保っているがゆえにであろうと思われる。

そして同様に、本アルバムのラストに収録された、森本在臣氏が10代の頃に作った楽曲のカヴァーである「天使が降る日」もまた、あざらしの作風に新たな魅力を吹き込むと同時に、若き日の森本氏がその“薄皮”ゆえに滲み出させた“救い無き絶望の果てに芽生えた悪意”を感じさせて余りある純度の高い作品となっており、鬱な10代を過ごした私はこの詩に密かな共感を覚えてしまったと言う事を、ここに正直に告白しておこう。

あざらしの「血肉」・・・。

生ものゆえ、貴方の感受性が腐らぬうちに、お早くどうぞ召し上がれ。

2011年7月27日/Mr.エレクト

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★あざらし★

■「アザラシイズム」(CD)¥1500
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■「吾ガ分裂ノ蟲裂ク時」(CD)¥1200~あざらし新作CD入荷!!
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★エレクトレコード★
http://www33.ocn.ne.jp/~mariakannon/erectrecord/
mail erectrecord@joy.ocn.ne.jp
(現在、店舗は永眠中)

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<ライヴ告知>(終了イタシマシタ)

2011年07月24日(日)

解散レコードpresents
「弟1回 東日本とライヴハウスの為のイベント~EXPLOSION編~」
会場_神楽坂EXPLOSION
開場+開演_16:00
前売チケット代金 ¥3,000(+1drink代金別途)
当日チケット代金 ¥3,500(+1drink代金別途)
あざらし当日新譜購入者、特別料金:4000円(D代別)

<メインステージ>
あざらし
Asohgi×紅日毬子
UM-アム-
顔がない
工藤バーナビーフロムおカラビンカ
死神
見たら死ぬ

<サブステージ>
かものなつみ
芸術創造機SAI
スカイブルー100
DA PUMP OF CHICKEN
fujimiya.tv feat.紅日毬子+大島朋恵+倉垣吉宏+こもだまり
三楽亭どりいむ(落語)
Rhododendron Nikoense
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