あのアイドルは整形してるだの、あの芸能人はどうのこうの・・・なんて裏ネタは大好きなくせに・・・。
偉い人が悪い事をするはずがない・・・と思い込む。
優秀な人が間違うはずがない・・・と信じ込む。
そこまで悪どい事をする人間なんか居ないはずだ!!・・・と思いたがる。
恐怖と願望によって、現実を捻じ曲げる。
恐怖と願望に囚われ、現実に対して見てみぬ振りをする。
人間は地球上でもっとも優れた生き物であるはずだ・・・と。
自分の人生は幸せであるべきだ・・・と。
見たくないものは・・・見ない。
信じたくないものからは・・・目を逸らす。
見てみぬ振りする事で・・・現実を否定する。
学んだつもりになっているが、実際にはただ覚えこまされたに過ぎない。
自らの意志で得たつもりになっているが、実際には押し付けられたに過ぎない。
「考えている」のではなく、過去に教わった「方程式(考え方の方法論)」を用いて、「あらかじめ用意された答え」を導き出しているに過ぎない。
検問を受けた後の限られた情報のみを取り入れて、判断を下す。
そしてその判断が間違いないと言う事を、疑いもしない。
困らないから気づかない。
困ってないと信じ込む。
常日頃、宗教に嵌る人達を馬鹿にしているが・・・。
自らも、認知支配と権威主義に依存し隷従しているだけだった。
信じる者は救われる。
疑わなければ信じていられる。
自分は間違ってないはずだ・・・と。
自分は自由な存在であるはずだ・・・と。
自分の人生は幸福であるはずだ・・・と。
<オマケ>
■ぽえむ「家畜の一生」
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やっと少し復活イタシマシタ・・・がしかし、またすぐに次のノルマが・・・(^^;)
それでは本題。
お陰様で、9月9日の木幡東介ワンマン・ライヴ、無事に終了イタシマシタ。
ご来場下さった皆様、誠にありがとうゴザイマシタ。
お店及びスタッフの方々、大変お世話になりマシタ。
今回のライヴは、ドラム・ソロに始まりSE+ドラム・ソロ~間髪入れずそのままアコギ+ギター・シンセによる弾き語りに突入、(うろ覚えデスが)7~8曲くらい演奏した後、少し休憩を挟み、後半は引き続き弾き語りで5~6曲程度演奏~やはりそのままドラム・ソロ/SE+ドラム・ソロ演奏になだれ込み、終ってみればスタートより約3時間近く経過~実質演奏時間(おそらく)2時間30分超の、非常に濃厚なものとなりマシタ。
内容的にも、ドラム・プレイは細やかな描写を伴う繊細な表現方法は控え、身体的能力を活かした力強いパフォーマンスによって演奏技術獲得の成果をいやおうなく見せ付ける手法を全面に押し出し、弾き語りにおいても昨年まで行なっていたバック・トラックSE+エレキ・ギター(+ギター・シンセ)の形式からSE無しのアコースティック・ギター+ギター・シンセへと替える事により、ヴォーカル含め更に肉体酷使を強いる生々しくかつ訴求力の強いスタイルに変貌したものと思いマス。
また、ドラムと弾き語りとの両方を観せる事により、まるで打楽器を思わせるトリッキーかつリズミックなギター・カッティングに顕されている、メトロノームに囚われた機械的もしくは数学的発想による不自然な変拍子ではなく、複雑でありながらも個々の人間それぞれに備わった個別の生命リズムに基いた独自のビート感(鼓動)が演奏内容に一貫して体現されている事が、より伝わりやすくなったのではなかろうか・・・とも。
更に特筆すべきは、新たに付け足された「みなしごのバラード」を想起させる単音弾きのもの哀しいイントロから始まり、外圧から逃れるためにこころの内に築き上げた精神の牢獄(=ユートピア)に自らを幽閉し堂々巡りの苦悩と葛藤に身悶える様を残酷なまでに描いた「犬死に」における、そのあまりにもな絶望の深さを激しく露骨に曝け出す慟哭の如き歌唱。
そして、「菊のいる空」においては、間奏等の演奏パートにはギター・シンセをメインに用る事で二度と戻れぬ過去の楽しい記憶に想いを巡らせ白昼夢に耽溺する現実逃避の一時を克明に描き、歌唱パートにおいては通常ならば電気増幅器に依存する部分さえをも人間が発する肉声のみを原材料として力づくで構築したかの様な、言わばそこに生き物が存在する気配の濃さがいやと言う程に発揮された弾き語りによるソロ演奏における“うた”の在り方、ひいては“作品創りの原点追求の成果”とも呼べる「己が分身を生み出すかの如き全人格的表現」の完成及び達成にも、また一歩近づけたのではないかと考える次第でありマス。
いずれにせよ、名前(社会的名声)や地位(過去に得た栄誉)によって権威付けされた“力”ではなく、その人間自身が自らを鍛え上げる事によって獲得した“力”、すなわち運命によって宿命付けられた可能性の範囲内から自らを如何に、そしてどれほど脱却させる事が出来るのか?との命題に対し如何に真剣に取り組んだか・・・。
それこそが、舞台上に立つなり人前に著作物を晒す(=日々の進歩の成果を自らの意志で世間に公表する立場にある)表現者の務めであると私は常日頃から考えておりマスので、そう言った切実なる動機に基く表現行為なり作品を渇望する方は、是非とも足をお運び頂き、自らの審美眼によって判断を下される事を希求してやまないものでありマス。
★なお、上記ライヴの模様は、吟味した後に何らかの形で発表させて頂きマスので、その際には、またヨロシクお願いイタシマス。m(_)m
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<ライヴ告知>
★次回ライヴは、本年3月に行なわれたマリア観音のライヴにてベースを担当して下さった清水玲氏と木幡東介によるデュオに、水晶の舟様を共演に迎えて行なわれマス。
■Yellow Vision+エレクトレコード共同企画
「科戸の風」
2012年10月18日(木曜日)
阿佐ヶ谷Yellow Vision(03-6794-8814)
http://www5.ocn.ne.jp/~yvision/newpage2.html
杉並区阿佐ヶ谷北2-2-2阿佐ヶ谷北2丁目ビルB1
(JR中央線阿佐ヶ谷駅北口を左、徒歩1分。)
出演
水晶の舟
- official web site -
マリア観音(木幡東介/清水玲)
Rei Shimizu Blog
マリア観音オフィシャルWEB SITE
開場:19時00分/開演:19時30分
料金:2500円(1drink込み)
■マリア観音(木幡東介)ライヴ情報!!----------------------------------------------------------------------------------------
Yellow Vision+エレクトレコード共同企画
マリア観音(木幡東介)ワンマン・ライヴ
「脱権力の地図 絶滅動物記」第一章
2012年9月9日(日)阿佐ヶ谷Yellow Vision(03-6794-8814)
http://www5.ocn.ne.jp/~yvision/newpage2.html杉並区阿佐ヶ谷北2-2-2阿佐ヶ谷北2丁目ビルB1
(JR中央線阿佐ヶ谷駅北口を左、徒歩1分。レンタルビデオ店ピープルの隣のビルB1)
開場:19時30分/開演:20時00分
料金:2500円+drink
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「脱権力の地図~絶滅動物記」第一章
下層階級による反植民地音楽のための習作!
同時代性皆無
懐古趣味皆無
娯楽性皆無
商品価値皆無
文学性皆無
集団帰属意識皆無
共同幻想皆無
因襲的偏見の重圧から自らを脱却させる試み。
既成観念によらず自身の悟性を用いて自主的にものを考える態度。
いったいどこから来てどこに行くのか?
どのような人が良いと感じるのか?
あるいは自らがそれを喜ぶのか?
社交芸術としての技術とは?
これをロックと呼べるのか?
それとも模倣以下の個性なのか?
言うなれば、これは25年前に始めたマリア観音というロック・バンドを出発点とした探検の記録なのだ。
木幡東介 ---------------------------------------------------------------------------
克服すべきは病苦か?解離か?疎外感か?それとも愛情飢餓か?
絶え間無い葛藤と自己闘争との渦中で屹立する孤独な魂に捧ぐ!---------------------------------------------------------------------------
★皆様のご来場、こころよりお待ちしておりマス。m(_)m
■「2012年9月9日(日)木幡東介ワンマン・ライヴ開催告知動画~マリア観音」
http://youtu.be/4BOTbt5CWrYYellow Vision+エレクトレコード共同企画
マリア観音(木幡東介)ワンマン・ライヴ
「脱権力の地図 絶滅動物記」第一章
2012年9月9日(日)
阿佐ヶ谷Yellow Vision(03-6794-8814)
http://www5.ocn.ne.jp/~yvision/newpage2.html杉並区阿佐ヶ谷北2-2-2阿佐ヶ谷北2丁目ビルB1
(JR中央線阿佐ヶ谷駅北口を左、徒歩1分。レンタルビデオ店ピープルの隣のビルB1)
開場:19時30分/開演:20時00分
料金:2500円+drink