偉い人が悪い事をするはずがない・・・と思い込む。
優秀な人が間違うはずがない・・・と信じ込む。
そこまで悪どい事をする人間なんか居ないはずだ!!・・・と思いたがる。
恐怖と願望によって、現実を捻じ曲げる。
恐怖と願望に囚われ、現実に対して見てみぬ振りをする。
人間は地球上でもっとも優れた生き物であるはずだ・・・と。
自分の人生は幸せであるべきだ・・・と。
見たくないものは・・・見ない。
信じたくないものからは・・・目を逸らす。
見てみぬ振りする事で・・・現実を否定する。
学んだつもりになっているが、実際にはただ覚えこまされたに過ぎない。
自らの意志で得たつもりになっているが、実際には押し付けられたに過ぎない。
「考えている」のではなく、過去に教わった「方程式(考え方の方法論)」を用いて、「あらかじめ用意された答え」を導き出しているに過ぎない。
検問を受けた後の限られた情報のみを取り入れて、判断を下す。
そしてその判断が間違いないと言う事を、疑いもしない。
困らないから気づかない。
困ってないと信じ込む。
常日頃、宗教に嵌る人達を馬鹿にしているが・・・。
自らも、認知支配と権威主義に依存し隷従しているだけだった。
信じる者は救われる。
疑わなければ信じていられる。
自分は間違ってないはずだ・・・と。
自分は自由な存在であるはずだ・・・と。
自分の人生は幸福であるはずだ・・・と。
<オマケ>
■ぽえむ「家畜の一生」
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