ムスコ「それにさあ、教師を負かせば101点だって、チチギミはしつこく繰り返し言いんしゃるけっども、だからって、結局、百点満点のテストは百点満点であって、更にほめられ行為をプラスされる事が無きにしもあらずとしたトコロで、101点と赤ペンで書き添えられる事は、ネバー・ナッシングぢゃ無いの?」
チチ「あああああ、101点っちゅうなあ、ものの例えよ。ええか、ムスコよ。ワシがガキの頃はのう。授業中だろうが何だろうが、納得行かねえ事、疑問に思った事は、すぐに教師に問うて、答えられなくて困り果てる教師をいぢめてタノシンぢょったもんぢゃて・・・。」
ムスコ「ええ~!!そんな事したら、超ヒンシュクの超嫌われ者になっちゃうよ~。」
チチ「私は、それで学校を退めマシタ。」
ムスコ「でしょ?でしょ?でしょ~ん!?」
チチ「まあ、そん時はそん時よ、それによ~、あのエジソンだって、小学校をクビになって、自宅でママにお勉強を教わってたんだゼイ!!ベイベエ!!」
ムスコ「エジソンと、チチギミから生まれたぼっくんを一緒にしないでよってばサキカラーゲ!!ジュッパヒトから揚げ!!」
チチ「まあ、ええわい。おめえが百点なんぞで浮かれとるうちに、ワシはワシで、おめえに対し、苛酷な人生ゲームを用意した。」
ムスコ「何?何?それって、新しいゲーム・ソフト?もしも糞ゲーだったら、実のオヤジとは言え、勤続20周年記念の灰皿で、頭を殴打しちゃうよ。」
そこにママン登場。
ママン「あらあら、パパとバカボ・・・ぢゃなくて、チチギミとムスコったら、そんなに興奮して、何を語り明かそうとしているの?」
ムスコ「あ~ん!!ママン!!ぼっくん百点取ったのに、チチギミったら、全然誉めてくれないどころか、無理難題ばっか、ふっかけハイスクール・ロックンロールなんだペッチャ!!」
ママン「あら、それは面白そうでゴザイマス事。~オホホホホ・・・。」
そう言い残すと、ママンは台所へと去って言った。
居間に残されたチチとムスコの今後は?そして、チチギミいわく、苛酷な人生ゲームとは、一体如何なるシロモノなのであろうか・・・?
その続きは、また今度・・・。