Mr.エレクトの独り言 「死刑の是非」④

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

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「死刑の是非」④

今回は、理不尽な死と裁きについて・・・。

刑法とは、国民を管理し、国家を安定して維持するために制定された法律に従わぬ者、すなわち、国家に逆らった者を懲らしめるためにあるのであって、被害者の救済や、ましてや復讐のためにあるのではない・・・と言う事が、まずひとつ。

よって、殺人犯が死刑にでもなれば、死者は還らぬにせよ、その遺族や世間に皆様も、ちったあ溜飲を下げる事が出来るが、禁固刑程度にとどまった場合、ましてや、犯人がキ印だったり、自己喪失状態だった日には、死刑どころか無罪放免すら勝ちとってしまい、それこそたまったものではないと言う事になる。これでは、まさしく殺され損、犬死無駄死に・・・ではなかろうか。

そもそも、殺人犯が、いかなる動機の元に、どの様な気持ちで犯行を行ったとしても、殺された方は、何の理由も罪もなく死ぬのだ。それを、その時の犯人の精神状態がどうだったこうだったと言われた所で、突然の死と言う、そんな理不尽な災難・・・否、被害を、そう易々と受け入れられようはずがないではないか。

また、百歩譲って、死んでしまった人間自身は今後の生活の心配などする必要はないが、働けない程の怪我を負ったにも関わらず、それから先も生きていかなければならない場合や、仮に父親が死んだ場合に、残された遺族のその後の生活は、一体誰が保障すると言うのか。仮に、被害者や、その家族に賠償請求をしたり、「犯罪被害給付制度」によって、国からいくばくかの金銭が支給された所で、残された者の精神的なショックは、とても癒せ得るものではないだろう。

・・・とは言え、その様な、罪の意識なき殺人犯は、しばらく病院に閉ぢ込められる訳だから一安心ではあるが、いつまでも監禁しておくならともかく、退院させた後、もう本当に大丈夫なのだろうか?・・・と言う不安が残る。更には、その予備軍の存在を思うと、おちおち外も歩けなくなると言うものだ。

そう言った人間は、ある種、ブレーキの壊れた車なのだから、完全に修理しないうちに、外に出すべきではないのではなかろうか?

ただし、それを認めると、国家にとって邪魔な思想を持つ人間なり政治犯を、精神異常と称して病院にぶち込む様な事も充分在り得るゆえ、それも危険な発想ではあるが・・・。

冤罪が生まれる可能性がある限り、死刑制度にも絶対賛成とは言い難いのと同様に・・・。

(つづく)
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