人間は、死ぬまで遊んで暮らすべきである。
・・・と言うと、誤解されるかも知れないが、これは私の本音である。
遊んで・・・と言う言い方が悪ければ、楽しく生きる・・・と言い換えても良い。
そもそも、“遊ぶ”って事は、怠ける事でもなければ、ましてや、何もしないって事では決して無い。
むしろ、その逆に、好きな事を一生懸命やるって事だ。
金のためにやむを得ず接客業をやってる無気力な店員が居るレストランでメシを喰うのと、野菜を育てる事が好きで好きでたまらない人の作ったトマトを喰うのとでは、どちらが充実した気分を味わえるであろうか。
・・・とは言え、余程の美味いメシであれば、やる気のない店員にも我慢するし、好きなだけでは美味しいトマトを作れないと言う事も事実ではあるが・・・。
音楽も、本当に音楽が好きで好きでたまらない人間だけがやれば良いのに。
仮に、そのせいで身を持ち崩してしまう事さえも厭わない様な人間が・・・。
老後のために、若き日の貴重な時間を投げ打ってまで働くなんて、なんて暗い生き方なんだろうか。
せいぜい、立派な墓でも建ててくれよ。