不思議だ・・・。
例の、ホームレスのおっちゃんが、最近頻繁に本を売りにくるのだが、もちろん、金にならないクズ本が多い事も事実。
しかし、今回、その中でも売れそうなコミックス数冊の価格相場を調べようと、いくつかを選び出し、ついでにチラッと読んでみたのであるが・・・。
ううむ。面白い。・・・と言うか、何と言うか・・・。
ひとつは、映画化もされた、とある小説の漫画版。これは第一巻だから、在りえなくもないのだが、もうひとつは、とある漫画の第9巻。・・・すなわち、物語の途中も途中な訳なのだが、そこには、まるで私に読めと言わんばかりな内容が書かれていた。
それが本当に必要なものであれば、必ず得られると言う説があるが、これがまさにそうであろうか。
・・・とは言え、この漫画の作者自身によるカバー裏掲載のコメントを見る限り、この人自体が面白い・・・と言うか、人間社会において、自分と近い立場、そして感覚を持っていると見た。
しかし、これを、ギャグかエロ漫画だと思って読んでる人も居るんだろうな・・・と思うと、いやはやなんとも・・・。
昨日も、そんな観客を見たよ。
私は、自分のこころの中に確かに在る“残酷さ”に無自覚な人間が羨ましい。・・・否、妬ましくてたまらない。
私は、恥ずかしい。
・・・そして、耐えられない。
本能の命ずるままに、欲望の言いなりとなり、理性をかなぐり捨てて、生きてみたいものだ。
酒は飲め飲め、飲むならば・・・。
酒でも飲まなきゃ、どっかのビルに爆弾仕掛けるか、王様に石を投げつける様な人間。
・・・それが私デス。