地球に君臨する生物としての人間が、互いの優劣を比較する事、そして競争する事によって、今日の繁栄を築いたのだと言う事も、ひとつの事実であるならば・・・。
仮に、現在蔓延っている、その風潮が、支配者どもによって仕組まれた罠だとしても、実はそれは、人間に元から備わっていた習性や本能なのではないだろうか?・・・と言う、疑問も芽生えてくる。
そう考えると、比較と競争をボイコットすると言う事は、人間の生き方としては、間違っているのだろうか?
・・・否。比較は良いのだ。そして競争も・・・。
問題なのは、その対象となる事物である。
そう。私達は、今こそ、「やさしさ」や「思いやり」の度量を競うべきであり、そこに重きを置いた価値観を持たねばいけないのではないだろうか?
・・・と、一瞬は思ったが・・・。
やっぱり駄目だ。
そんな事したら、すぐに強欲な奴らに滅ぼされてしまうだけだろう・・。