Mr.エレクトの独り言 禁未来小説「ドラへもん」その63「我が人生に悔い無し」の巻
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Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

禁未来小説「ドラへもん」その63「我が人生に悔い無し」の巻

ボクは、悶々としながらも、チャンスを待っていた。

・・・と、ある日、放課後の教室にシズコちゃんが一人と言う、またとないシチュエイションに出くわした。

チャンス到来!!

ボクは、シズコちゃんに近づき、おもむろに話しかけた。

のひ太「あ、あの~。シズコちゃん。こんな事言うのは、とっても恥ずかしいんだけど、ボクと付き合ってくれないか。」

シズコ「ええ、いいわよ。私も、のひ太サンの事、憎からず思ってたんだもの。」

のひ太「ホント!!・・・良かった~・・・。」

シズコ「何よ、大袈裟に。変な、のひ太サン。」

のひ太「テヘヘ・・・。」


それから、20年近くの時が流れた・・・。

ボクたちは、時にケンカしたり仲直りしたりを繰り返しながらも交際を続け、ボクの大学卒業を待って結婚する事となった。

・・・実は、正直に言うと、デキちゃった婚なんだよね~。

でも、そのお陰で、孫の顔見たさもあってか、ボクたちの結婚を祝いに、出て行ってしまったママも、家に戻って来てくれたんだ。

そして、その一年後、シズコちゃんに似た、とっても可愛い女の子が生まれた。

娘はすくすくと育ち、去年、小学校に入学したばかり。

ところで、ボクの務めてる会社は、忙しいにも関わらず安月給。だから、妻のシズコは、近所のコンビニエンス・ストアでバイト。でも、共働きだからって、一人っ子の娘に寂しい思いだけはさせたくないから、ボクはどんなに仕事から疲れて帰って来ても、出来るだけ娘と会話をする様にしてるんだ。

ああ、考えてみれば、ボクの人生、そう悪くはなかった。

妻のシズコと出会うまでは、ヒキコモリや家庭崩壊、色んな事があったけど・・・。

そうそう、ドラへもんなんて、ロボットの家庭教師も居たっけ。あいつのせいで、ボクの人生はめちゃくちゃになりかけたけど、いや~、ホント、生きてて良かった。

これからは、この家族の笑顔が、ボクの生き甲斐だ。

さあ、明日もがんばるぞ~!!

(完)


★作者からのお知らせ★

禁未来小説「ドラへもん」は、今回で終了イタシマス。長い間、ご愛読頂き、誠にありがとうゴザイマシタ。
m(_)m

次回からは、格差社会小説「ピリ辛社員タバスケくん」が始まりマスので、何卒、ヨロシクお願いイタシマス。
(^^)/