Mr.エレクトの独り言 続「風鈴の季節」

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

続「風鈴の季節」

不倫をするかしないか、しても良いか悪いかは、個人個人の価値観に委ねるべき。

人それぞれの色恋沙汰を法律では取り締まれないし、一律に縛るべきではない。

そもそも、あんたの旦那が働いている会社のOLとどうなろうが、あんたの奥サンが酒屋の配達員と何をしようが、他人にとってはどうでも良い事だし、誰も損などしないのだ。

・・・おっと、忘れてた!!あんたは“損”するか。

夫であれば、自分の身の回りの世話をあれこれ焼いてくれる存在であるべき妻が、その労力をどこかの男のために浪費しているとなれば、妻や家族のために働いて金を稼ぐのが馬鹿らしくなると言うもの。

妻であれば、自分や自分の家族のために働いてお金を運ぶ存在であるべき夫が、別の・・・しかも他所の女のために、その労力のみならずお金も費やしているとなれば、それを許せなくて当然だろう。

えっ?「愛してるんだから怒って当然だろう!!」・・・って?

そうだね。「私は貴方の事をこんなに愛してるんだから、貴方が私以外の人間に愛を注ぐ事は絶対に許さない」・・・って事ね。

結婚って契約もしたんだしね。おっしゃる事はもっともだ。

だけど、不倫を一概に悪いと決め付けるのもどうかと思うよ。

例えば、旦那は不倫する事によって、自宅に居ては得られない活力を得て、毎日元気に働けるのかも知れないし・・・。

「うちの主人は給料を運ぶだけの駄目亭主」・・・って思ってる奥サンにとっては、ただ離婚しただけぢゃあ一銭にもならないけど、旦那が浮気してる事実を掴めば、離婚の理由にもなる上に慰謝料もふんだくれるからね。・・・もっとも、それだけの金があればだけど。

あと、現在のパートナーや家族がベストなのかどうかなんて解らないし、もっと別の可能性を追求したって良いんぢゃないだろうか?

・・・とは言え、悲惨な現状(←決め付けたりなんかして・・・)を認識した上で、楽しく幸せにやって行くために努力したり工夫するのが理想の夫婦、そして本当の家族ってもんなんだろうけど。

よって、要するに、既婚者側は上記の屁理屈を踏まえ、奥サンなり旦那の顔色を窺うなり双方の力関係によって、不倫をするべきかやめておくべきかを各自が個別に決定すれば良い話であって、問題となるのは、その相手がフリー(現時点で独身)である場合だ。

妻にとっては、資金源である夫を誘惑し、自分の立場を危うくする、まさしく泥棒猫の如き存在であり、夫にとっては、平和な家庭をかき乱し、子育てを含めた家事のすべてを妻に押し付けて安心して仕事に行く事さえ出来なくなる厄介な存在って事になる訳であるからして・・・。

ゆえに、その様にフリーな立場で不倫を行う者に関しては、また少し異なった態度や責任が要求されるだろう。

しかしながら、既婚者であろうが未婚者であろうが、いずれの立場であろうとも、「不倫をすると言う事は、すなわち自分の家庭、あるいは不倫相手の家庭を崩壊させる可能性がある行為なのである」と言う事を認識した上で、発覚時にはその責任をすべて負う覚悟を持って行うのであれば、これはもはや他人がどうこう言ったり止める事など出来ないのではないだろうか?・・・と言うのが、私の考えなのである。

また、更に言うなれば、不倫と言うオプションを完全否定してしまったら、もっと離婚する人達が増える様な気もするし、そもそも結婚と言う制度自体に疑問を抱く私にとっては、どちらかが結婚してなければ成り立たない“不倫”と言う行為について真面目に考える事自体がナンセンスな話なのだ。

だいたい、貴方の奥サンが美人であればある程、あるいは貴方のご主人が男前であればある程、それをたかが結婚したぐらいで独り占めしようって考え方自体が、根底から間違ってるのである。

愛する人を法律や契約で縛るなんて、そんな無粋な真似をしてはいけない。

愛する人には、損得を超えた貴方の無償の愛情を注げば、それで良いではないか。

“不倫”という行為が嫌いな人間は、“不倫”を認める、あるいは行う人間を好きになるべきではない。

・・・と言うか、人それぞれの価値観の違いを認められない様な人間は、他人を好きになる資格などない。

貴方が好きなのは、対象となる相手でも、ましてや正義でもなんでもない。

貴方が好きなのは、自分自身であるに過ぎないのだ。

だから私は、そんな貴方の自由も認めよう。