私自身、ナンセンス・ギャグは嫌いなどころか、むしろ大好きな訳でありマスが・・・。
ここ数年、世の中あまりに無意味なものばかりが持て囃され過ぎた・・・と思う。
しかるに、どれほどナンセンスな表現でも同様のパターンが繰り返されれば、「ナンセンスな事をするのだ」と言う特定の目的・・・すなわち“意味”が芽生えてくる訳で・・・。
・・・であれば、ナンセンスな表現も更なる高み(深み?)を求めなければ、ナンセンス度(?)を保てないと言う事も自明の理。
つまる所、かの赤塚氏の様に、ナンセンスな表現をするのであれば、それに人生を捧げるくらいの覚悟がなければ務まらないのではなかろうか。
・・・と言うか、そもそも、このナンセンス極まりない世の中においては、少々のナンセンスな行為など全然ナンセンスな表現でも何でもないのではないか・・・とも。
よって、こんなナンセンスな世の中における真のナンセンスな行為とは、命がけで真剣に本気に“意味あるもの”を求め続ける事にしかない・・・とも言えよう。
だってさ、真面目にやればやる程、この世の中からは後ろ指を指されて嘲笑の憂き目に遭うんだから・・・。
要するに、いつの世もナンセンスな表現を志す者とは、この馬鹿げた世の中と対峙し、時流や常識に刃向かい続ける宿命にあるのだ。
・・・テナトコか。
アハハ!!実に下らねえ!!
・・・そして、面白い。
やりがいがある・・・と言う意味において。