私は、時々考える事がある・・・。
自分の人生は、プチ不遇で良かった。
・・・と。
何故なら、そのお陰で、世の中や社会の矛盾に気づく事も出来たし、何より、生きるのがつらくて苦しんでいる人達を頭ごなしに見下す事なく、その気持ちが少しでも解るようになったから・・・である。
・・・否。解った気になっているだけかも知れないが・・・。
これは負け惜しみかな?
栄光も名誉も要らない。
ましてや、獣としての勝利なんか・・・。
私は人間でありたい。
そして、自分の欲望や本能を、自分の手で完全にコントロールしたい。
私は、自分のこころにも潜む獣性ってやつが、下品に思えてたまらないのだ。
そう言う意味においては・・・。
「あなたとは違・・・わない」
・・・のではある。
・・・のだが。
・・・ね。