Mr.エレクトの独り言 遅ればせながらの作品紹介シリーズ①「オイラ先輩」

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

遅ればせながらの作品紹介シリーズ①「オイラ先輩」

★オイラ先輩
■「LIVE」(CD-R)¥400~特典DVD-R(オイラ先輩も参加の「大日本異ろモノフェスティバル」ダイジェスト版)付
収録内容:2007年12月3日@高円寺20000V(約30分)、2008年1月21日「@東高円寺U.F.O CLUB(約45分)。
オイラ先輩
オイラ先輩とは、はりこ(女性Vo/G)、PRETZ(B)、坪井洋(D)ら3名から成るトリオ編成のインプロヴィゼーション・ロック・バンド。

本作は2ヶ所のライヴをそれぞれ完全収録した作品で、いずれも1回のライヴがそのまま丸ごと1曲の長尺インプロヴィゼーション・ナンバーとなっており、これらを聴く限り、楽曲後半の転調~加速するパートを除けば、PRETZ氏のベースと坪井氏のドラムは幾分アヴァン調でありながらも基本的には安定したベーシックな演奏を行い、はりこ嬢の暴れまくるヴォーカルとギターがそこに被さると言った按配で、その構成からも、同バンドがはりこ嬢の持つ稀有な魅力を前面に押し出す事を最優先していると言う事が伺える。

実際、見た目には花柄のワンピースを着た小柄な少女、と言った風情のはりこ嬢ではあるが、その感極まったヴォーカリゼーションには目を見張るものがあり、おそらく即興的に紡ぎだされているのであろう未だ定まった形に収まり切らぬ言葉の数々には、噴火直前の火山の溶岩がその行き場を求めて胎動しているかの様な印象さえ受けるのだ。

また、更に言及すべきは彼女のギター・プレイであり、観客に対峙すると言うよりは演奏しているライヴ・ハウス内の空間をすべて曼荼羅模様の煙で埋め尽くす事が目的であるかの如く繰り出される、浮遊感に満ちていながらも、なおかつドリルの様なウネリを兼ね備えたその音色は強烈で、ましてや演奏が加速する後半パートにおいては、もちろんバンド全体もそうであるのだが、そのギター・プレイは更に狂おしく激しさを増すのであった。

なお、本作は今から約1年前のライヴを収めたものであり、現在の彼らは更に進歩、あるいは新たな境地を切り開いているものと思う。何故ならばその理由として、残念ながら私はまだ未聴なのであるが、先頃発表された新作には各々タイトルが付けられた楽曲が4曲収録されており、おそらくは長らく続けたインプロ形式でのライヴが、それぞれを個性ある楽曲として結実させているのであろうと推察されるからなのである。(ちなみにバンド側では、そちらの新作を1st音源と認識している様だ。)

■上記は当店にて販売中!!通販も可能!!近日中にショッピング・カートも導入予定デス!!

<告知>もう当日になってしまいマシタが、本日2月1日(日)@梅島ユーコトピアにて行われる「きちきちきちろー企画その4」に、オイラ先輩他が出演イタシマス!!お時間ある方は是非どうぞ!!
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梅島ユーコトピア