よく、「オーラが見える」と公言する方がおられマスが、最近、それもまんざら在り得なくはないな・・・と思える様になった。
・・・と言うのも、良く聞く話で、例えばケンカをする前に睨み合っただけで、「こいつには勝てそう」だとか「こいつには敵いそうにない」だとかってのが解る場合があるって言うぢゃない?あれもきっと、似たような感覚に基づいてるんだと思うよ。
言うなれば、視覚とか先入観に囚われないで他人の能力や本質的な姿を判断する力・・・とでも言うの?
例えば、いくらそいつのガタイがデカくて顔中キズだらけだろうと、それより痩せた人の方がケンカが強いって場合も多々あるし、そう言った本質的な部分を外見以外の何らかの情報をキャッチする事によって判断してるって訳だから。
ただしもちろん、それにはある程度の情報収集が必要な訳で、目を閉ぢたまま相手の手を握っただけでそれが解るって程にはいかないと思うけど。
そうやって考えると、その人の顔つき、表情、発言の数々・・・等の情報を出来るだけ多く知る事はもちろんだが、それ以前に、色んな性格を持った人達の性質や特質をを数多く見聞きして情報収集しておけば、その人に類似するパターンを持った人との比較対照が容易となって更に分析もしやすくなるであろうし、外見やら肩書きから類型的に推測されるイメージではない本当の姿と言うものも見えてくる様な気がするのだ。
例えば、あの人はいつもあんなに偉そうにしてるけど、本当は小心者の臆病者なんだ・・・とか、あの人はいつも自分を弱そうに見せてるけど、本当はすごくずる賢い人間なんだ・・・とかね。
目が見える人、目が見え過ぎる人って、逆に他人の本心や本質的な姿を見抜く力が劣ってる気がする。
目に見える表面的な姿形を重視し過ぎるあまりに・・・。
まっ、それはそれで素晴らしい能力だけどね。