今回は番外編として、つい今しがた起きた出来事をば・・・。
火星人に土地を追われ、階段に置きっぱなしにしてある荷物を処分しなくてはならなくなってからと言うもの、毎日夜中にこっそり屑レコードを○○投○しに行く私であったが・・・。
なんせ5階なもんで、それも結構大変な労力なんだよね~!!
しかも先日、時々CDや本を売りに来る拾い屋のおっちゃんK氏が、そうやって私が処分したレコードをうちに売りに来ると言う、元も子もない究極のリサイクル行為を・・・。(^^;)
もちろん、事情を説明して再び持ち帰ってもらったが・・・。
するとK氏、「そんなら今度、俺が持ってってやるよ」・・・トノ事。
そこで、2~3日前、5階と4階の階段途中の踊り場にK氏に持って行ってもらうつもりのLPレコードを山積みにしておいたのだが・・・。
さっき、ちょっとトイレに入ろうとドアを開けて私が店の外に出ると・・・。
ちょうどその踊り場辺りに居た、謎のキャップ&リュックの男性が、大慌てで階段を下って行くではないか!!
当初は何の事やら、事情を掴みかねる私であったが・・・。
階段を少し降りて見るや、何と!!積んである不要なLPレコードの脇に、やはり私が夜中に捨てようと店の入口脇にまとめて置いといた段ボールの空箱が一つ、ぽつんと置いてあるではないか!!
それを見た私は、瞬時にすべての謎が解けたのである。
そうか!!あの男性は、K氏に処分してもらおうと思って積んであったLPレコードをこの箱に入れて盗もうと思ってたんだな!!
何だよ~!!K氏だって何時取りに来てくれるかハッキリしないんだから、勝手に持って行ってくれても全然良かったのに・・・と言うか、むしろ持って行ってくれれば大助かりだったのに・・・。
実際、K氏からその話が出る以前には、「ご自由にお持ち下サイ」って貼り紙して置いてた時期もあったんだし・・・。
通常、逃げる泥棒(未遂ではあるが)に声をかけるならば、「待て~!!」であろう。
しかしこの時、私はこころの中で思わずこう叫んでいた。
「待って~!!」
・・・と。(TT)
(再び本編につづく)