Mr.エレクトの独り言 「物々交換券」のつづき

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「物々交換券」のつづき

その後、ちょっと調べてみると、愛知県のどこぞで今年の5月から「おむすび通貨」なる特定地域内でのみ使える物々交換券が発行され始めたらしい。

しかもこの券は、金(=GOLD)本位制度ならぬ米本位制度を基本としており、現物としてのコメを担保とする事で価値が保障されているのだ。

よって、時間が経てば経つほど価値が下がる→貯蓄しても意味がない→早く使わなければならない→券の流通スピードすなわち物々交換が盛んになる→地域が活性化する・・・と言う風に、従来の通貨が持つ悪しき特性を殺す事にも成功しているのである。

そもそも、考えてみれば通貨なんてものは物々交換をスムーズに行うためのツールに過ぎず、言わばどこかへ出かけるための自転車みたいなもんなんだから、それを誰かが倉庫に貯蔵して独り占めにし、市中に出回らない様にしてしまえば、誰も出かけられなくなる(=景気が悪化する)のが当然。

それに、前回述べた通り、結局最終的には既に通貨を大量に所有している人=入手した通貨を別の買い物に転用しなくても良い人の所に戻ってくる事になるのだから、それを市中から吸い上げて独り占めにするって事は景気を益々悪化させ、結果的に自分の首を絞める事になるだけなのではないだろうか?

しかるに、そこで登場するのが“金貸し”ってやつである。

たとえ店頭に商品をいくら並べていても、購入したい人が物々交換券を持ってなければ買物出来ないし、自分も店の商品が売れなければ物々交換券を手に入れられないがゆえに他所で買物出来ないし・・・となると、その打開策としては誰かしらがまず物々交換券を借りてでも使用しなければいけなくなり・・・。

ところが、自分が何かを買う事で巡り巡ってそれが自分の収入なり給料になった時には当然目減りしてる訳で、しかしながら物々交換券を返す際には元金に利子を乗せて返さねばならず、そうなるとますます困窮~借金地獄と言う負のスパイラルに陥ってしまう訳なのである。

要するに、物々交換券を独占する事、及びそれを貸し出す事によって利子を取る事、これらは人々を苦しめる結果をもたらしこそすれ、世の中にとって何ら良い影響などもたらしはしないのだ。

百歩譲って、大豪邸を建てたいだとか宇宙旅行に行きたいと言う夢を実現させるために物々交換券を必死で集めているのであれば、それが使用される時に多くの人が物々交換券を手に出来るのだから良しとしよう。

だが、使う気のない物々交換券を独占する事は、市中における物々交換の活性化を妨げる要因であり、犯罪的であるとしか言い様がない。

そう言う意味では、冒頭で紹介した「おむすび通貨」なるものは、貯蓄する事がデメリットになると言う点において、非常に評価出来るものなのである。

今日一日採れた茄子で、明日必要な物資を手に入れる。

今日一日働いた時間の分だけ、明日必要な食材を手に入れられる。

今日一日汗を流した分だけ、明日必要な休暇なり、欲しかった趣味の品を手に入れられる。

それこそが、人として真っ当な生き方なのではないか?

それこそが、本当に仕事なり労働と呼べるものなのではないか?

物々交換券を独占する事で人々を苦しめ、物々交換券を貸し出す事で更に利益を得る・・・これほど犯罪的にして反社会的な行為が、他にあろうか?

・・・とは言え、法律は彼らの資産や利益を守るために、彼らの傀儡が都合良く作り上げたものに過ぎないのだから、現時点ではどうしようもないのではあるが・・・。

それゆえに、私達がしなくてはいけないのは、出来得る限り物々交換券(=現行通貨)に頼らぬ生き方をする事・・・であろうか。

(以下は余談)

そこで当店も考えた・・・。電器屋を経営してる方でレア盤を集めてる方、売れ残りの新品のカセット・テープ・デッキをお持ちであれば、うちで売ってるレコードと物々交換イタシマセンか!?あるいは自転車屋経営の方、そろそろマイチャリの具合も悪くなってきたので、自転車でも良いデスよ。(^^;)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。