Mr.エレクトの独り言 禁未来小説「ドラへもん」その112「ナチコ先生の招待」の巻

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

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禁未来小説「ドラへもん」その112「ナチコ先生の招待」の巻

ナチコ先生提案による残酷な選民ゲームは、たった今、終りを告げた・・・。

そして、教壇に残された男子は、ボク一人。

フフッ・・・ウフフフフ・・・面白い!!・・・こんな面白い話があるかってんだよ・・・。

最下位どころか、クラスの女子の誰一人からも選ばれない残り物になるなんて。

くく・・・本音を言えば、悔しい!!悔しくて悔しくてたまんないよ!!

どうしてボクだけが、こんな惨めな思いを味合わさせられなきゃいけないんだ!!

どうして・・・どうしていつも、ボク一人だけが・・・。

それもこれもすべて、こんな馬鹿な事を考え付いたあいつのせいだ!!

今日赴任して来たばかりの新任女教師、ナチコの野郎の!!


・・・ところが、そんな拭い去れぬ恥辱にまみれ不貞腐れていたボクに、思いもかけぬ意外な展開が訪れたんだ!!

ナチコ先生「あらあら、男子一人残っちゃったって訳ね・・・。これは流石のナチコ先生も、責任を感ぢずにはおれないわね~!!それで、貴方の名前は・・・と」

畜生!!ボクの名前なんてどうだっていいよ!!早くボクを空いてる席に座らせろって!!・・・と、ボクはこころの中で念ぢつつも、早くこの場を立ち去りたい一心で、ナチコの質問に答え、自分の名前を口にした。

のひ太「○○のひ太・・・デス。」

ナチコ先生「のひ太クン・・・え~と、前任の先生からの引継ぎによると・・・ふむふむ、貴方には色々と問題があるようね。よし解った!!女子が一人足りない分、先生がのひ太クンを引き受けるわ!!今日は特別に先生が補習授業をしてあげるから、放課後教室に残ってなさい。それぢゃ、さっさと空いてる席に座って、さあ授業を始めるわよ!!」

何と!!これは一体何がどうなっているのか、ボクにはすぐには理解出来なかった・・・が、クラスの男子生徒からは、「え~!!ナチコ先生の個人授業を受けられるなら、俺が残り物になれば良かったよ~!!」なんて無責任な声が・・・。

ふざけるな!!フィンガー5の歌ぢゃあるまいし・・・誰からも選ばれず残されたボクの気持ちになってみやがれ!!

だけど・・・そう、ボクは当初の怒りもどこへやら、もしかしたらナチコ先生はそんなに悪気はなくて、ちょっとばかし不器用なだけで、本当はやさしい女性なのかも・・・と思い始めていた。

今にして思えば、それは甘い・・・実に甘っちょろ過ぎる考えだった・・・。

でもその時のボクは、そうとでも思わなければ、自分を保てない状態だったんだ!!

だからこそ、ナチコ先生の言われるままに、まんまと補習授業の約束を受け入れてしまったのさ。

本当は、もっと早く気が付くべきだった・・・。

赴任早々、あんな残酷なゲームをボク達にやらせる様な女だぜ?

しかも、彼女はもっと大きな秘密を抱えていたんだ。

知りたいかい!?

ウフフ・・・。

どうやらボクの人生は、とんだ疫病神に取り付かれているみたいだよ・・・。

今頃になって・・・。

おっと、この先はまだ言えない。

すべては放課後。

ボクの人生における最大の地獄の、その扉がいよいよ開かれるんだ・・・。

フフフ・・・。

面白い事になるぜ。

それにしても・・・。

どうしてこんな事になってしまったのかな。

どうして・・・。

ボクの人生・・・うんにゃ!!違う!!

ボクの地獄は・・・。

まだまだ終らないって事さ!!

(つづく)
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