世界中あちこちで、不景気だ恐慌だと言われているが・・・。
それって要するに、お金が手元に入ってこない、もしくは無いから困ってる人が多いって事だよね。
言い換えるなら、市場を活性化させる血液とも言える紙幣や貨幣が足りないって事か。
だけど、火事やら何やらの災害で、紙幣や貨幣の流通数が著しく減っている訳でも無いのに?
・・・テコトは何?
つまり、どこかの誰かが独り占めしてるって事?
それに、血液が足りないなら輸血・・・すなわち紙幣を刷って市場に流せば良いはずなのに、そうなるとお金を溜め込んでいる人の財産価値が目減りするから、それはしないって事なんだろうね。
あれあれしかし、飼い主がそんなに餌をケチってたら、ニワトリもタマゴを生めなくなるから、飼い主も儲からなくなっちゃうよ。
あっ!!そうか!!これは、養豚場のオヤジより更に力のある人間が、経営不振で倒産した養豚場をただ同然の値段で買い叩くために意図的に血流を止めてるって事か。
要するに、力のある人ってな~、お金をいっぱい持ってるだけじゃなく、その流通数までをもコントロールする事が出来るって訳だね。
そして、本来の用途・・・すなわち生産物や製造物の売り買いをスムーズに行なうための方便に過ぎない紙幣や貨幣の、その流通を妨げる様な人間の方が偉そうにしている・・・と。
しかも、そう言った本来の用途以外に用いる事で力を発揮する紙幣や貨幣に“信用”が付与されているお陰で、作っても売れない、売れないから買えない、買わないから売れない、売れないから作れない・・・との負の連鎖、デフレ・スパイラルがもたらされる訳デスね。
よって、この現状を打破するためには、然るべき者が速やかに輸血を行なうべきなのに、何故それをしないのか?
“然るべき者”は、誰のために存在しているのか?
人間にとって便利な道具に過ぎなかった“お金”によって、人間が振り回される、この現実。
何も作り出さない者が、ものづくりに情熱を注ぐ人間を虐げる、この現状。
すべては、銀行が国益のためではなく、民間(しかも海外の)企業の私益のために存在している事が問題であると言う。
日本国内においては、国債を引き受けない日銀と、貸し渋りをする市銀によって・・・。
ゆえに、それを解消するためには、中央銀行を完全に国有化する事だけではなく、株を保有する事で市銀もすべて国営化しなければいけないのだ・・・との事である。(←この辺りは現在勉強中なので、解りやすく解説する技量がまだありマセンが・・・。)
いずれにせよ現段階においては、極少数の富豪・・・否、外来の寄生虫によって、国民が本来得るべき冨や利益が収奪されるその仕組みを知らせて行く事以外に、現状を打破する手立てはないものと思われマス。
きっかけは既に、これまでにもいくつかあったはず。
後は、このままあきらめて傍観するか、それともあきらめないで抵抗するか、そのいずれを選ぶのか?って事なのだ。