ある日、昼前に仕事を終え夕方に目を覚ました私は、尿意を催し、店外入口の向い側に入るトイレに入ろうと、ドアを開けて店の外に出た。
すると・・・。
うわああああああ!!
私は強烈な鈍痛を感じ、そこにうずくまったのである。
やられた~!!(@@;)
また、あいつの仕業だ・・・。
そう、これはギック・リーゴの仕業に違いない!!
あれはもう4~5年前の事だったろうか、あの日も私はギック・リーゴに襲われ、杖が無ければ歩けない状態にさせられたのであった。
考えてみれば、最近は店に篭って仕事三昧だったから運動不足で、しかもストレスで過食気味だったせいもあったからな~!!
くそ~!!まんまとやられちまったぜ!!
しかし、あの野郎・・・。
ぐぐぐ・・・痛え・・・。
今日は夕方、近所に出かける用事があると言うのに・・・。(:;)
歩くどころか、立ち上がる事さえままならぬ激痛に、私はしばし苦しめられる事となった。
・・・が、とにかく体勢を立て直さなければ、と言う事で、痛みの酷い部分をもみほぐしたりしてみる・・・。
そして、何とか店内に戻り、インター・ネットでギック・リーゴに襲われた際の応急処置の方法を調べてみた。
がががが~!!
何と、ギック・リーゴに襲われた場合、痛む場所をマッサージすると逆効果なのだとか!!
もうだいぶ揉んじゃったよ~!!
記述を読むに、効くのは指と指の間の付け根辺りにあるツボを2分間くらい強く押す事だと言う。
むぐぐぐ・・・。
私は、藁にもすがる思いで、必死に指と指の間を押し続けた。
すると、まあまあ何とか立てる様にはなったものの・・・。
歩くとやはり、まだまだかなり痛むのである。
それで、腹が空いたのでビルの5階から下界のコンビニに飯を買いに行ったのだが、同店内でも何度も棚や壁に手をついて苦しみに喘ぐ醜態を見せる有様・・・。
結果的にその日は、無事に目的の場所へ用事を済ませに行く事も出来たとは言うものの・・・。
ぐぐぐぐ・・・。
ギック・リーゴの奴め~!!(--;)
あっ!!いかん!!いくら憎い敵とは言え、呼び捨てはいかんな。
ほんじゃ、やり直し。
ぐぐぐぐ・・・。
私は、あいつが憎くてたまらない・・・。
いきなり、こんな酷い目に遭わせやがって!!
そう、みんなあいつのせいだ!!
そう・・・。
ギック・リーゴ氏め~!!(TT)
<ギック・リーゴ氏>
急性腰痛症の俗称。地方によっては「びっくり腰」とも呼ばれ、欧米ではその病態から「魔女の一撃」(独: Hexenschuss)とも呼ばれている。(wikipediaより引用)