Mr.エレクトの独り言 「私達の無知と無関心によって大量虐殺は正当化される」
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Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

「私達の無知と無関心によって大量虐殺は正当化される」

<参考記事>
■「カダフィの真実を知ってほしい リビア 新世界秩序 NATO」

ムアンマル・アル=カッザーフィー(wikipediaより)
~以下引用~
2009年12月15日、明治大学軍縮平和研究所が主催する衛星回線を使った対話集会に参加、講演を行ったあと、大学生らの質問に答えた。日本について「私はこれまで日本人を困らせたくないので、話すことを避けてきた」「欧米諸国と違い、日本はアフリカ大陸で植民地政策や侵略行為をしなかった」「国連で日本は米国に追随してばかり。もっと自由な意思を持たないといけない」「広島と長崎に原爆を落とした米国の(軍の)駐留を認めているのは悲しいことだ。あなたたちの祖父などを殺した国となぜ仲良くなれるのか」「日本はアジアの近隣諸国との友好、信頼関係を重視すべきだ」などと語った。またオバマ米大統領について、イラク戦争の幕引きに乗り出したことなどを念頭に「(ブッシュ)前大統領の政策を継承する大統領ではない」と指摘しアフガニスタンへの米軍増派についても「総撤退する前に兵力を増強して威力を示すのは軍事戦略上の常識だ」と発言した。一方中国については「アフリカ大陸の人々を追い出そうとしている」と語ったが「(アフリカの)石油を守ると言って軍隊を送り込む欧米と比べれば(中国は)悪くない」と述べるなど、弁舌は健在だった。
~引用終了~


NATO軍(=欧米諸国=欧州の銀行家一族)による、“民主化”の名を借りた内政干渉ならぬ侵略戦争により、リビアのカダフィ大佐は殺された。

しかも、裁判すら行なわれず、そのむごたらしい殺害現場の映像を、まるで“見せしめ”の様に全世界に晒されて。

そして現在、シリアにおいても同様の事が行なわれており、先日はシリア政府(アサド政権)側が市民を虐殺したとする証拠写真が英国BBCによって報道されたが、実はそれは2003年にイラクで撮影されたものであった事が判明した。

リビア同様、シリアで起きているのは内乱などではなく、実際には欧米諸国(=欧州の銀行家一族)から送り込まれたテロリストが騒ぎを起こしているに過ぎず、政府軍はそれを鎮圧しようとしているだけであるにも関わらず、反政府分子を弾圧=民間人を虐殺しているかの様な捏造報道が、世界中で為されている。

それらはすべて、欧米諸国がこれから先も良い暮らしを続けるために、石油資源を奪うために、傾きかけた米国経済を延命するために、そして何より中央銀行を設立してその国家及び同国民を借金利子奴隷にするために、自らが経営する報道機関を使い自分達に都合の良い方向に世論を誘導するために粛々と行なわれ続けているプロパガンダなのである。

しかるに、権威に頭を下げる事を習慣づけられた人々は、マス・メディアの捏造・偏向報道を疑う事なく、それを鵜呑みにしてしまうのだ。

古くはホロ・コースト、そして南京大虐殺と・・・。

そのいずれもが、国家間の軋轢を生み出す事や、特定の人種への批判を不可侵とするために利用されているフィクションである。

しかし、冒頭でカダフィ大佐が言及した、広島と長崎への原子爆弾投下・・・。

こればかりは捏造でも偏向報道でもなんでもなく、紛れもない事実なのだ。

東京大空襲等もそうであるが、いくら戦争中とは言えど、民間人=非戦闘員をこれほどまでに大量虐殺する事が許されて良いものか?

何の罪もない人々が、ただその国に生まれ育ち生活してると言うだけで、その数分前にはただただ普通に喋ったり、買い物したり、テレビを観たり、趣味を楽しんだりしていたと言うのに、それが一瞬にして粉々に消し飛ばされ、身体の一部を吹っ飛ばされ、その命を理不尽にも奪われていくのだ。

百歩譲って、もし仮にそれが戦争を終結するために行なったものだとしても、だったら広島一発で済ませば良い話なのに、それをまるで人体実験するかの如くに、長崎にも広島とは別の形式の原子爆弾を落すとは、非道な蛮行にも程がある!!

そのくせ手前らは、交戦中でもないリビアやシリアにおいて内戦をでっちあげ、それを“正義”の名の下に内政干渉=軍隊による攻撃を仕掛けている訳なのだから、一体どれだけ欲深で野蛮で自分勝手なのか!?・・・って話だ。

日本国内においても、大震災は別としても、フクシマであんな事故が起き、原発村やその利益構造がこれだけ明るみに出たにも関わらず、まだマス・メディアの報道を信用するなどとは、もはや虐殺・・・もしくは、少なくとも搾取と抑圧を待ち望む都合の良い家畜でしかあり得ない。

そう、リビアや、今もシリアで起きている事は対岸の火事ではないのだ。

政治不信は、私達のマス・メディア妄信と政治への無関心がもたらした必然の結果でしかない。

ゆえに、行政府と司法の独裁体制とその構造を知り、立法府が持つべき権限を取り戻させ、三権分立(=選挙によって信託を受けた国民の代理人が政治を行なう)を正常に機能させる事こそが、民主主義国家日本における、私達国民の責務なのだ。

そうしなければ・・・。

国内の各地で着々と進行している日本の再軍備化、そして核廃棄物のゴミ捨て場化を、指をくわえてただ見守る事しか出来なくなるだろう。

だがしかし、支配権力・既得権益者層に比べ、人数において遥かに勝る私達は決して無力なんかではない。

・・・ただし、これまであまりにも無知であったと言うだけの事なのだ。