そう言えば、先日、ユニセフから寄付を募る手紙が届きマシタよ。
しかも例の、瞳をきらきらさせた黒人孤児のプロモーション用偽造写真が掲載された、超豪華な封書で・・・。
あの少年にモデル料がいくら支払われるのかは知らないが、ユニセフにとっちゃあ孤児はドル箱スターであり金の成る木だから、飢餓問題が解決してしまったら、困るのはユニセフ自身なんだよね。
近隣国との紛争やその火種も同様。
北朝鮮や中国の脅威を煽る事で、米軍も日本国内での仕事にありつける訳で・・・。
そう考えると、学校でのイジメも同様かな。
例えば、イジメがあってもバレなければ済む構造があるから、学校側も教育委員会も見てみぬ振りをした方が得策だとの発想=隠蔽体質も蔓延る訳で、それって、どう考えてもイジメを根絶するためのものじゃないよね。
それに、もし仮に「イジメはなくならない」のが真実だとしても、「イジメをなくすための努力や工夫」を怠って良いって理由にはならないし。
・・・トナルト、ユニセフの仕事が飢餓をプロデュース(演出)する事である様に、学校教育こそが「イジメを隠蔽する事」のみならず「イジメを誘発し育成しているのではないか?」・・・とも。
だってさ、良く言われる言葉に「学校は社会に出た時のための集団生活の訓練の場である」なんてのがあるけど、そう言う意味じゃ、ある程度のイジメにも慣れておくと言うか、社会にはイジメが存在する事を前提に物事を考えておけば、少々の事には耐えられるからね。
「見てみぬ振り」の練習も含め・・・。
要するに、「人間(他人)を粗末に扱う」現代社会へ抵抗せず服従する思想なり習性を身に付けさせるためにも学校でのイジメは出来るだけ隠蔽する方向に仕向けさせ、間違っても根絶なんかさせない様にしたいって事なんだろうね。
つまり・・・。
「あきらめろ」
「逆らうな」
「黙って従え」
・・・と、私達に常日頃から無力感を刷り込み続ける事が、支配する側のやり口なのだ。
おそらくは、そんな仕打ちに耐えられない子供が、精神のバランスを保つために自分も誰かを虐げなければ平常心ではいられないってのが、イジメの原因なんじゃないのかね。
そして更に、その二次的被害に耐え切れない子供が、この世からエスケープする・・・と。
犠牲者や被害者はいつも、精神的もしくは肉体的な弱者。
だけど、情操教育や道徳教育なんかで精神を鍛えるのはご法度なんだよね。
だって、そんな事したら、社会に出てからも「人間(他人)を粗末に扱う」理不尽な社会構造や既得権益者による不正な行為に対していちいち異議申し立てする様な、「困った大人」に育っちゃうからさ。
困るんだよ、そんな人間。
何故なら・・・。
「あきらめろ」
「逆らうな」
「黙って従え」
・・・と言うのが、経営者なり支配者の望みなんだから。
そしてまた、「イジメは絶対になくならない」・・・のではなく。
飢餓がなくなったら困る人達(ユニセフ)が、「飢餓を根絶する気などさらさらない」のと同様に・・・。
「イジメがなくなったら困る人達が居る」がゆえに、「イジメを根絶する気などさらさらない」・・・と言うのがその実態であり本音なのである。
「人間(他人)を粗末に扱う」風潮なり構造を絶対に変えたくない人達が牛耳ってる世の中。
だから、彼らはこう言うのだ・・・。
「あきらめろ」
「逆らうな」
「黙って従え」
「イジメ(=人間を粗末に扱う行為)がこの世から根絶されてしまったら、自分達の商売(=野蛮な収奪行為)を正当化する事も出来なくなってしまうじゃないか!!」
・・・と。