「風俗の国営化」に関しては昔から考えていて、20年前にライヴで配ってたフリー・ペーパーに文章を載せた事もあったけど、ギャンブルもそうすべきだよね~。
そしてそれは、「宝くじ」と言う名のギャンブルも同じ。
この「宝くじ」ってやつ、調べれば調べる程、その既得権益構造が闇に包まれまくっておりマスな。
もっとも、ギャンブルなんだから胴元が必ず儲かるのは基本で、しかし私としては、自分の外れくじ代が高額当選者の払戻金の原資になるのがいやだから、そもそも宝くじなんぞ買わないんだけど・・・。
ところで、実は私に近しいある人物がバイトしてる会社の正社員が、宝くじで5億円当ったからって理由で退職したそうで、しかも私の知人や会社の仲間(10人以下)に通帳を見せた上で10万円ずつおすそ分けしてくれたそうで、その人曰く「黙ってると気が狂いそうになるから」・・・だとの事。
その話聞いて私も一瞬、当然の事ながら「羨ましい」とか「その人、金貸してくれねえかな?」と考えた訳なんだけど、だからって、じゃあ自分も宝くじを買おうとまでは思わなかったね。
・・・で、更に言うなら、その事実を疑ってさえおりマスよ。
もっとも、その私の知人は、私にそんな意味のない噓をつく必要がある関係性でもないし、誰かに頼まれてそんな噂を流す役目を与えられる可能性(←秘密を守れるかどうかと言う点において)も無い人間であるからして・・・。
要は、何を言いたいかと言えば、「5億円当った」と言うその人こそが、誰かに頼まれて噓を言っているのではないか?・・・と。
だってまず最初に、それを黙っていられないとは言え、家族でもなく、わずか数年職場を共にしたバイト(=底辺労働者)にそんな事を教える事のリスクは決して安くはないはずだしね。
しかも、まんまと私の知人がその(誰にとっても興味深い)話を吹聴し私に教えちゃってるくらいなんだから、それが拡散されて得な事など何一つないはず。
・・・と考えると、私にはある一つの推測が為される訳なのデス。
つまり、「どこの誰が当選してるか解らないくじ」を喜んで買う人間ってのは限られているけど、自身の周辺・・・家族や友人なり、知人の知人なりが「高額当選した」となれば、そのリアリティたるや、それこそ「俺も買わなきゃ!!」・・・ってなるきっかけづけとして充分な要件だと思うのよ。
それに、10万円配るだけでもだいぶ信憑性があるのに、わざわざ通帳を見せるってのも念が入り過ぎだし(←この程度の偽造、何とでもなる)、これが広告費と考えりゃ、当選した役の人間に500万でも渡して、その知人(しかもあまり関係が近くなく、退職等で縁が切れる人間)なり数人に10万円ずつ渡し、しかも口止めもしないでおけば(もしくは仮に口止めしたとしても)、その数人があちこちでこの話を吹聴し、それを聞いた人達がまたネズミ講的にこの噂を広めるのではないか?・・・と。
・・・て言うかそもそも、私が信じていない・・・と言うか疑っていないのは、この「宝くじ」と言う巨大な利権を握っている人達の欲望の純粋さ・・・である。
考えてみて欲しい、この合法的に金をかき集められる仕組み=権利を自身が所持していたとして、(仮に)100億集めて50億円の当選金を払い戻しするとするならば・・・。
「あれ?せっかく集めたこの100億なのに、半分も払い戻す手は無いんじゃね?」・・・と考えても決して不思議ではないし、しかもこんなアコギな集金システムを手中にしていながらにして、もしそれが可能であるのならば、「しない」と言う選択肢を選ぶだろうか?・・・とね。
・・・かと言って、当選金の総額を下げたら庶民は宝くじを買わなくなるし、「誰かが当たったって話、あんま聞かねえな~?」・・・って事にもなると思うのだ。
・・・とまあ、それは私の妄想に過ぎないかも知れないが・・・。
ただね、そもそもアコギな人達でっせ?そんなワルイ人達が、「出来るのにやらない」なんて事ないでしょ?・・・て言うか、「出来ればやりたい」と考えるのが普通じゃないの?・・・って事。
だって、平気で「騙される方が悪い」なんて言えちゃうくらいなんだからさ・・・。
だからこそ、疑いもせず、調べもせず、見張りもせず、「権利を独占している人間の良心を信じる」なんて事が、如何に愚かしい行為なのか・・・って事なのだ。
よって、「あ~!!選挙の結果を操作する事が出来れば、自分達だけに都合の良い社会構造を維持出来るのに!!」
・・・などと考える人間が一人も存在しない・・・と信じる事の方が、私にとっては「妄想」なのデスよ。
・・・つうか、海外では普通に起きてるっての!!(--;)
■「ソーゾー君の12項目」~⑧「宝くじ競馬パチンコ等のギャンブル・風俗・罰則金は全て国営化=利益は全て国庫に入る」
http://erect.blog5.fc2.com/blog-entry-2358.html
上記リンク先記事をお読み頂ければ充分と思い、今回は実体験に基づく個人的所感(=余談)に終始してしまいマシタが、ご指摘を受け追記イタシマス。
・・・と、当初書きマシタが、再度のご指摘を受け、当方の迂闊さと説明不足と表現の癖(=喩え)により更に最悪な誤解を招いてしまう文章となってしまっていた事に気が付きマシタ。丁寧なご指導、ありがとうゴザイマス。m(_)m(2014年7月15日追記)
・・・更に追加した部分を紫字で示してありマス。(2014年7月16日追記)
更に改定した箇所を緑字で示してありマス。(2014年7月17日改定)
問題の本質は、国民の税金で養われている行政府の役人=官僚が、その管轄下にある風俗や公営ギャンブルから得られる公的な利益を国民に還元=分配せず、無駄に設立しまくった天下り法人等各種団体を利用して独占的かつ私的に強奪して行く事に尽きマス。
そして、年金や国民健康保険等の名目で国民から集めた金を私的に流用・強奪する行為も、また同様。
そもそも、国民の下僕たる公務員がそれを私物化・私有化していると言う現実は民主主義に反する行為であり、許されざるべき事態なのである。
・・・が、かと言ってこれを特定の民間企業(なりその株主)に独占させる事もまた、民主主義国家においてはあってはならない事。
しかるに、行政府が天下り等によって大企業=経団連=株主らと官民癒着し、自分達の利益追求(=高額な給料や株主配当の維持)のために従業員(=消費者)の賃金を削り、国民の生活(健康や安全)を脅かし、社会共同体の循環構造や自然破壊を繰り返していると言うのがその現状。
要するに、彼らは利益こそ強奪するものの、決してその責任など取らないのである。
よって、それを国営化(=利益が国庫に入る様に)し、国民の信任・監督下にある立法府=議会=公的機関が管理・運営するのが民主主義国家のあるべき当然の姿であると言うのが、“ソーゾー君”氏の主張であり、私もそれに賛同するものなのでありマス。