人間ってのは基本的に、「幸せになりたい」と言う事で、その望みが一致すると思うのだか、よくよく考えると、「幸せになりたい」と言いつつ、「幸せを得たい」とか、「幸せにして欲しい」と言う考え方で生きている場合が多い様な気がする。
本当に、ただ幸せになりたいだけならば、自分が幸せに“なれ”ば良いだけなのに、自分以外の他人に何かを求めるから、いつまで経っても幸せになれないのではないだろうか。
幸せの形は、ひとそれぞれ違って良いのだから、誰かの基準に合わせる必要は無いし、平均も糞も無いはずだ。
幸せ幸せってうるさいよ。
幸せになんかなろうとするから、いつまで経っても幸せになれないんだ。
だって本当は、「幸せになりたい」んぢゃ無く、「他人より幸せになりたい」だけなんだからさ。
よく、顔のシワには人生が刻まれると言うが、喜びも悲しみもほどほどの人間は、顔にシワなど出来ず、つるつるなのだろう。
だから、出来るだけしわくちゃになりたい。
傷ついたり、怒ったり、笑ったり、泣いたりしながら・・・。
・・・つうのは嘘。
幸せとは、一日のうち、こころの底から笑えた時間の長さで計られる。
嘘の笑顔で金銭は得られるが、本当の幸せは得られない。
一日中、笑顔でいられるならば、金など要らないのだ。
しかし、金が無ければ笑顔も消える。
笑顔が消えれば、不幸になる。
不幸になれば、笑顔も消える。