Mr.エレクトの独り言 報復の加虐

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

報復の加虐

ある掲示板の書き込みから、いやな事件を思い出させるサイトを目にするはめになった。

弱いものや、“弱いとみなされている”もの、抵抗する事の出来ない、たったひとりの人間を、大勢がよってたかって虐待する事は、とても醜い行為である。

・・・が、しかし、それが人間に備わった本性である事も、また事実。

あの凶悪犯人どもを、遺族がやるならまだしも、無関係な者が法を無視して殺したり、正義の怒りに燃える大衆が数にまかせて、社会から葬り去ろうとすれば、こちらもやつらと同罪(同類)になってしまう。

目には目を、歯には歯を?

しかし、復讐を成し遂げた所で、死んだ者は生き返らないし、今後、悲しい出来事が減ると言う訳でも無い。

あれだけの凶悪犯罪を犯しておいて反省もしないのだから、殺すしか無いと言う意見にも一理ある。が、しかし、それで何が解決するのだろう?

結局は、ただ一方的に、“正義”なるものが尊守され、大衆の怒りが収まり、ほんの一時、溜飲を下げるだけではないだろうか。

本当に大事なのは、2度とあの様な事件が起こらぬ世の中にすると言う事だが、さて、どうしたものか。

命を奪わないまでも、人を騙し、利用し、搾取し、見下す人間は大勢居る。

そんな中で、大勢の人間を敵にまわし、「でも、ぼくはしない」と、何人の人間が胸を張って言えるだろうか?

まともな人間が悲しい思いをして、狂った人間が大手を振って歩く様な悲喜劇を減らすためには、せめて法律を改正するぐらいの事しか出来ないのが現実であろう。

本当は、法律などで規制しなくても、個人個人が、多数意見に惑わされぬ様に努め、自分の欲望をきちんとコントロール出来れば、それに越した事は無いのだが・・・。

強い者の側につくと言う事だけで、貴方も私も、加虐者側の人間と同類なのであると言う事を、常に忘れずにいたい。