今の世の中に適応出来ている芸術家なんて、ロクなもんぢゃねえ!!
芸術家と犯罪者は紙一重。
ただし、芸術家きどりは詐欺師であり、芸術家もどきは犯罪である。
私には、芸術作品を批評する能力や審美眼は無いし、特に欲しいとも思わない。
しかし、その人間が、芸術家かどうかを見分ける“目”だけは養いたいと思う。
芸術を商売にする事と、商売のために芸術をする事とでは、その意味や意義は180度異なるのだ。
そしてまた、ある種、芸術家とは障害者でもある。
とは言え、その障害は、必ずしも、克服しなければならない種類のものでは無い。
人は誰しも、己の持ちうる能力で生きる事しか出来ない。
だからこそ、その“偏り”を、武器として生きるべきなのだ。
日常生活を営む上では別(損)だが、表現の場においては、角(ツノ)も尻尾も、隠す必要なんか無い。