Mr.エレクトの独り言 ユートピア幻想<改定版>

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

ユートピア幻想<改定版>

悪い人も良い人も無い。

人間にとって、ゴキブリやハエが害虫である様に、ある人にとっては善であり益であり正しくとも、別の人間にとっては悪であり害であり間違っていると思える場合もある。

総ぢて人は、自分の立場(損得)で物事の善悪を考えざるを得ず、それを別の立場から、一概に否定する事は非常に難しい。

何故なら、宇宙の歴史の大きな流れから見れば、善なる方向性と言うものが確かにあるのかも知れないが、ひとりの人間、その短い一生を中心に考えれば、必ずしも、それらが一致するとは限らないからである。

ゆえに、ある種、人間は自分の立場で物事を考えるべきなのだとも言える。

そもそも、生きると言う事は、すなわち、限られた時間と空間の中において、生存権を賭け、他者なり自然環境と争い続けると言う事なのだ。

自分や自分の家族に危害を与えるような人間は、駆逐しなければならないし、また、そうするためには、色々な意味での“力”が必要になってくる。

自己中心的である事自体は、決して悪い事では無い。自己の欲求を満たすために、他人を犠牲にする事も、ただそれが、自分以外の他人(すなわち、他人から見た自分でもある。)にとって、迷惑であると言うだけの事に過ぎないのである。

人は、血の繋がった血族や、自分の血を分けた子孫を除き、決して他人の犠牲になってはいけない。

もっとも、血族繁栄を目的とした、新しい血を取り入れるための、異なる血族との生殖行為等、プラスになる要素が多い場合は、その範疇では無いが・・・。

真の改革とは、支配者を殺す事ではなく、支配者の存在を認めてしまうような、我々の被支配者体質を返上する事にある。

誰もが支配者になろうとしなければ、この不公平な世の中は、いつまでたっても変わらない。

「支配者になる」と言うと語弊があるが、要するに、すべての人間が自主独立するべきであると言う意味である。

しかるに、地球はあまりにも狭すぎる・・・。

どう見ても、そこに住む人間が皆、一生を楽しく暮らせるユートピアではあり得ない。

よって、奪い合い、競い合う事は、必然の出来事なのである。

たかが、こんなに短くも、はかない人生とは言えど・・・。