近所のブック・オフに寄ったら、単行本500円均一セールをやっていた。
普段は、音楽関係の書籍やCD、あるいは雑誌コーナーしか見ない私であるが、何となく、チラリズムしてみた。
すると、気になるタイトルの本があったので、手にとりパラパラとやったところ、なかなか面白い。・・・と言うか、有り難い。
しかし、その翌日、その本の著者に関する、良くない噂を耳にした。
そして、自分で調べたところ、その疑惑は正しく、やはり、その著者(と言うか、著者名義となっている人物ではなく、真の著者)の、許しがたい行いは、否定しようがないものであった。
本に書かれてある事は、実に素晴らしいのに・・・。
しかし、もしも、その真の著者が、それを罪悪だと言う事を認識した上でやっているとするならば、ある種、それこそが、著者の最大のメッセージであるとも言える。
人間ってのは、ホント、有名人、美談、地位、肩書き・・・等に弱いからな。
子供、年下、その他、自分より能力が劣ると思われる人間が、いくら真理を語ったところで、まるで振り向きゃしないくせに・・・。
よって、私はただ、その本から、自分に必要な情報を取り入れるのみである。だって、私とその著者は、まったく別の境遇にある、別の人格であるのだから。
本のタイトルは?教えない!!
必要とする人間が、自分で見つけなければ、きっと、その真意にはたどり着けないゆえ・・・。