ふと気づくと、毎日毎日、仕事仕事である。
365日間仕事。
おかしい・・・。
生きるために必要なお金を稼ぐために仕事をしているのに、いつの間にやら、お金を稼ぐ事や、仕事をする事自体が、生きる事に取って代わっている・・・。
もちろん、お金を稼ぐ事や、仕事以外の事もするが、ある意味、お金を稼ぐための行為以外の事、すなわち趣味や遊びにせよ、それをやらねば生きていけないと言う意味では、ある種の仕事の様なもの。
更に、寝るのも仕事・・・とも言える。
24時間仕事。
要するに、休みが無いのだな。
これが、生きると言う事か?
それが、生きると言う事か?
あっ、そうか!!
“生きる事”が仕事なのか。
とは言え、生きる事が仕事にせよ、休みってのは無いのか?
休む時は死ぬ時か?
横たわり、眠りにつく前、私は自分のこころに素直になれる。
死ぬ時も、きっとそうなのだろう。
「果たして、これで良かったのだろうか?」
それが人の一生なのか?
これが私の人生なのか?
縁側で夕涼みをしながら、遠くで聞こえる子供達の遊ぶ声に耳を傾け、冷やし素麺を、よく冷えたビールと共に胃袋へと流し込む。そんな一時は来ないのだろうか。
あるいは、南国の小島で、カクテル・グラスを片手に、沈みゆく夕陽をぼんやりと眺め、もの思いに耽る。そんな風に、ゆっくり時を過ごす日々など、決して来ないのであろうか・・・。
どっちも興味無いけどね。