Mr.エレクトの独り言 禁未来小説「ドラへもん」その30「スネトの不満」の巻
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Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

禁未来小説「ドラへもん」その30「スネトの不満」の巻

ボク、のひ太。現在、ヒキコモリの真っ最中。最近見つけた、おそらくはスネトだと思われる、ヘビオと名乗る小学生のブログ「蛇の穴」の内容について、紹介するね。まったく、スネトの奴と来たら、ホント、頭にきちゃうよ!!プンプン!!


以下、ブログ「蛇の穴」より引用・・・。

「しかし、学校教育ってやつは、根本から間違ってるよ。世の中は、そして人間は平等なんかぢゃないのに、皆同ぢに扱うなんて。特に給食がそうだよね。ボクの様に、毎日高級食材を使った料理を食べている人間が、なんであいつら庶民と同ぢ、粗末な昼ごはんを食べなくちゃならないんだ。鎖につながれた囚人ぢゃあるまいし・・・。まったく、こんな理不尽な事が許されて良いものか。ボクの様なエリート階級の、金持ちの息子は、一人だけ特別に、個人的に高級な料理を外注して食べたって良いぢゃないか。だって、それが現実の社会なんだし、嘘の平等で子供を騙すのは良くないと思うンだよね。それで余った給食は、やたら図体のでかいヂャンボの奴にでもくれてやれば良いし。そしたらボランティアにもなって良いんぢゃない?だいたい、このヘビオ様と、あの駄目人間のダメオが、同ぢ釜の飯を喰うなんて、冗談ぢゃないよ。やっぱ、王様と奴隷の身分はハッキリ区別してもらわなきゃね。」

「あ~あ、それに問題なのは、クラスの女子だよ。ルックスの良いヂャネ~ズ系や、スポーツの得意な奴や、勉強の出来る奴ばっかもてはやすけど、ホント、ガキンチョだよね。もう少し大人になれば、理想の結婚相手の年収1億だとか2億だとか言って、結局は金持ちや資産家の玉の輿に乗ろうと必死になるくせに・・・。そう考えれば、大会社の社長のご子息である、このヘビオ様こそ、クラスの人気者に相応しいっつうのに、何で、このプリンス・ヘビオ様の魅力が解らないかね?いくらルックスが良くたって、いくら運動神経が良くたって、いくら頭が良くたって、結局あいつらは金のために、金に使われ、死ぬまで金の奴隷になるしかないんだし、資本主義社会においては、資産こそすべて、家柄こそすべて。だ・か・ら・こ・そ、真っ先に尊敬すべきなのは、このヘビオ様だっちゅうの・・・。」

「それに、何と言っても最悪なのは、あのヂャンボの奴だ。あいつ、学校の勉強は出来ないくせに、実は知能指数が高いって言うか、狡猾でずる賢い所があって、しかも腕力まであるもんだから、ボクにとっては天敵と言うしかないよ。PTA会長のママに頼んで、退学にでも追い込んでもらおうかな~・・・って、小学校は義務教育だもんな~。無理か。」

「そう考えると、最も憎むべきは、ダメオだよな。どんな集団にも、必ずああいう奴は居るって言うか、そもそも人間社会には生贄が必要不可欠なのさ。だから、せっかく、このボクが、誰にも相手にされない駄目人間に、この世に生きている意味と存在価値ってやつを与えてやったってのに、バックレやがって。何がヒキコモリだ。あいつはヒキガエルの様に、社会に出ても忌み嫌われて生きるしか無いンだから、本来は、素直にヂャンボの性欲のはけ口の役目を務めて、ボクの様なエリートが、もっと良い暮らしをするための踏み台になってくれなきゃね。」

・・・引用オワリ。以下、再び、のひ太の独白。


んもう!!何て奴なんだ!!何て傲慢な、何て自分勝手な・・・。

ボクは、込み上げる怒りと殺意に、気も狂わんばかりに取り乱していた・・・。

(つづく)