Mr.エレクトの独り言 禁未来小説「ドラへもん」その31「スネトの苦悩」の巻

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

禁未来小説「ドラへもん」その31「スネトの苦悩」の巻

ところが、そんなスネトにも、同情と言うか、同類相憐れむ部分もあり、ボクの激しい怒りは、やり場の無い怒りへと、姿を変えていった・・・。以下、スネトのブログ「蛇の穴」より引用・・・。


「だけど、ボクも、本当は解ってるんだ。ボクのパパが大会社の社長だって事も、ママの家系の家柄が良い事も、そして、そのおかげで、ボクの家が裕福で、ボクが何不自由無い生活が出来るって事も、みんなすべて、ボクの努力なんかぢゃ無く、パパやママや、先祖の努力の賜物なんだ。ボクはただ、その威光をかさに、強がっているに過ぎないんだ・・・。」

「クラスの人気者のあいつもあいつも、もちろん、それなりの資質なり素質が、元から備わっていたとは言え、持って生まれた才能に甘んぢる事無く、それを自分の努力によって輝かせているからこそ、みんな、あいつらに憧れるんだって事も、よ~く解ってる・・・。」

「あ~あ、ボクだって、あのダメオほど、駄目ぢゃないんだし、金持ちにしか解らない、一流品を見抜く審美眼だって、そこらの小学生よりはあるんだから、何とか自分の才能を開花させたいよ。でもさ、パパもママも、金で何でも解決出来る、金さえあれば、この世で幸せになれる・・・ってな、超現実主義者だからな~。ボクが、こんな悩みを打ち明けたところで、高価な玩具やテレビ・ゲームを買ってきて、ご機嫌を取ろうとするだけだもんな。ボクが欲しいのは、そんな代用品ぢゃ無いってのに・・・。それに比べて、ダメオみたいなヤツの家庭は、そもそも贅沢ってもんを知らないんだから、貧困にあえいでいても、きっと、それなりに幸せなんだろうな~。」

以上、引用オワリ。


フン!!貧乏で悪かったな!!スネトのヤツ、いつも一言多いんだよな~。ボクの家が貧困だなんて、余計なお世話だよ。自分は好きなだけ玩具買ってもらえるほど幸せなのに、贅沢言ってんぢゃ無いよ!!うちだって、ママは出て行くわ、ボクはヒキコモリだわで、どっからどう見ても、完全なる崩壊家庭だっちゅうの!!

あ~あ。でもさ、あんな裕福なスネトでも、悩みがあるってんだから、このボクなんて、一体全体どうすりゃ良いのさ。

だけど今更、学校に戻ったら、またスネトの代わりにシャイアンの生贄にされちゃうし・・・。

ねえ、みんな!!ボクはどうすれば良いの!?

(つづく)

★果たして、この先、のひ太に幸せは訪れるのであろうか・・・。