Mr.エレクトの独り言 禁未来小説「ドラへもん」その33「孤島の鬼」の巻

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

禁未来小説「ドラへもん」その33「孤島の鬼」の巻

スネトのブログ、「蛇の穴」。それを読み進めていくうち、ボクの脳裏には、とてつもなく刺激的かつ、禁忌的な考えが芽ばえ始めた。

「何とか、スネトに復讐する事は出来ないだろうか?」

否。復讐では無い。これは、正義の名において下される審判であり、スネトは、今までしてきた悪事に対する、当然の報いを受けるだけなのさ。

きっかけは、ブログにあった、このセリフである。

スネト「あ~あ、もうボクは、死んでしまいたいよ・・・。」

死んでしまいたいだ~?フン!!死ぬ気なんかこれっぽっちも無いくせに。

そんなに死にたいんなら、誰にも何も言わずに、今すぐ死ねば良いんだ。

あっ!!そうか!!

フフ。フフフフフ。フフフフフフフ・・・。

ボクは、自分の頭の中が、一瞬にして黒い霧で覆われるのを実感した。

「そんなに死にたいのなら、死なせてやろうぢゃないか。」

もしも、自分の手を全く汚さず、この部屋から一歩も出ずして、スネトを死に追いやる事が出来たとしたら?こんな痛快な、爽快な話が、他にあろうか。

そう。ボクは、インター・ネットによるコミュニケーション・ツールを最大限に活用し、悲嘆に暮れるスネトのこころを操り、自殺に追い込むと言う、極めて知的なゲームを思いついたのだ。

まずは、「蛇の穴」ブログのコメント欄より、同ぢ悩みを持つ小学生として書き込みをし、お互いの境遇を哀れみあい、ぢっくりと時間をかけて友情をはぐくみ、明るい未来など無い事を思い知らせ・・・。

ボクは、生まれてこの方、最大の充実感を覚えていた。

人を欺き、無垢なこころをもて遊び、地獄に堕とす。

フフフ・・・。

これ以上の快楽が、どこにあろうか・・・。

(つづく)