Mr.エレクトの独り言 禁未来小説「ドラへもん」その46「ウザい教師」の巻

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

禁未来小説「ドラへもん」その46「ウザい教師」の巻

ところで、ボクの学校生活だけど、ひとつだけ目障りな事・・・いや、目障りな奴が居るんだ。

そいつは、ボクのクラスの担任、爽木(さわき)。途中編入のボクが言うのも何だけど、赴任したてで、このクラスの担任を受け持つ事になった、新米の体育教師。

それは、ある日の、こんな出来事がきっかけだった・・・。

その日のホームルームの時間、あの教師、何を思ったか、生徒同士のコミュニケーションを図るとの名目で、ボク達にちょっとしたゲームをさせたんだ。それを簡単に説明すると、座ってる席の近い3人ずつが組んで機敏さとスピードを競う遊びなんだけど、元より、そんな下らない戯事に一生懸命になる気なんてさらさら無いし、ましてや反射神経皆無、運動神経ゼロのボク。当然、本気なんか出さず、機械的に動作をこなすだけだから、ゲームに負け続けてたって訳。そしたら爽木の奴、無気力なボクを見るに見かねたのか、ボクたち生徒3人組に無理矢理割って入り、ボクと爽木を含めた3人で、再度、ゲームを続け始めたんだ。しかも、やる気の無いボクを力強く励ましながら・・・。

チェッ!!運動神経だけが取り得の、熱血教師を気取った体育馬鹿め・・・。

そして、それ以来、廊下ですれ違う度、いつもあいつは、「おい!!のひ太!!元気無いぞ、しっかりせえよ!!(広島弁)」と、ボクに声をかける様になったんだ。

しかも、それだけならまだ良い。ところが、あいつときたら、授業中にさえ、「のひ太、どうした?元気か!?」と、事ある毎に、ボクを引き合いに出してネタにしやがる。

うるさいなあ。放っといてくれよ・・・。

爽木曰く、生徒一人一人、エコヒイキせず、みんなに気を配る・・・トノ事だが、何言ってやがる。本当に生徒一人一人の事を思いやるんであれば、それぞれのパーソナリティをきちんと把握して、低俗なお調子者にはギャグを発する場面を与え、ボクの様に目立たず静かに生活したい人間はそっとしておくって具合に、各々個別に対応するのが筋ってもんぢゃないか。

くそっ!!マジで、給食に毒でも混ぜてやろうかしら・・・。

(つづく)