Mr.エレクトの独り言 想像する事

Mr.エレクトの独り言

自主レーベル及び、日本人中古貴重盤ショップ、『エレクトレコード』オーナー、Mr.エレクトによる独舌日記!!

想像する事

手作りのチョコレートと、500円のチョコレート。

一見、手作りのチョコレートの方が、愛情が込もっている様に見えるだろう。

しかし、家事手伝い(要するに実家に居るだけ)の女の子が、実は母親に作ってもらった手作りチョコレートと、多忙な社会人が、忙しい時間を何とかやりくりして、デパートで選びに選んで購入したチョコレートと、もらって嬉しいのはどちらかと言えば・・・。

とは言いつつも、労力、すなわち時間をかければ良いと言う問題では無い事も事実。

肝心なのは、相手に喜んでもらおうと、本当に本心から本気で考えているかと言う点において量られるのではなかろうか・・・と言う事である。

よって、本来は、チョコレートよりも、相手が好むものを調べて、それをプレゼントする方が正しいのかも知れない。

手作りのチョコレートと、500円のチョコレート。

世間的な価値観において判断を下そうが、自分の嗜好において判断を下そうが、そこに込められた、否、秘められた感情までは知りようもない。

私達に出来る事は、ただ、想像する事だけである。

そう考えると、そもそもチョコレート一個で人を判断しようとする事の愚かささえもが見えてくる。

だから、もっと見るのだ。もっと知るのだ。出来るだけ情報を収集し、より正確に判断するのだ。

想像力とは、直感や霊感などではない。

人のこころを知ると言う事は、見えないものを見るのではないのだ。

知ろうとする事。

理解しようとする事。

そこに、ありもしない姿を“創造”するのではない。

五感のすべてを駆使して、知ろうとする事。

それが想像すると言う事なのだ。

ただし、他人を、こころの在り方で量るか、能力の有無で量るか、財産の量で量るか、それは貴方次第である。

ゆえに、見かけが奇麗な箱に入っていれば、中身は何でも良いと言う人ならば、それはそれで良いのではなかろうか。

箱の中身が、毒入りチョコレートだとしても・・・。

だって、美味しければ、何でも良いんだろ?