誕生日と言えば・・・。
一年にひとつ、必ず年を取る訳で、ある年代を越えてから、嬉しいものでも何でもなくなって来る訳でありマスが・・・。
しかし、今回は、今までとは異なった印象を抱いたのでありマス。
何と言うのでしょうか。よくぞ、ここまで生きてきた・・・と。
考えてみれば、幼少の時分から食べ物の好き嫌いが多く、小学生の頃は、「そんなに好き嫌いが多いと、長生き出来ない」だの、「大人になった時に困る」・・・などと、両親や小学校の教師達から言われ続けたものでゴザイマス。
確かに、身体も弱く、虚弱児と言うのでしょうか?しょっちゅう、立ちくらみとかするし、そりゃもう、すぐに「死ぬ~」とか「殺す~」と、短絡的に考えてしまう所以は、この、「命短し恋せよ乙女」な、生命力の弱さからくるのでありましょう。
そして、親元を離れ上京後、少しは色々なものが食べられる様に・・・と言うか、食べても良いと思える様になったとは言え、相変わらず肉は一切喰わないし、野菜もあんまり喰わないし、ずいぶん偏った食生活をしている訳なのでありマスが・・・。
生きとるやん!!
死んでねえよ!!
偏食したって、誰にも怒られやしないし!!
・・・とは言え、ここ数年、疲れて横になった時に、「もしかして死ぬのかしら?」って思うくらい、だるくて仕方の無い事があるけど、立ちくらみってしなくなったし、やっぱ、豆腐を毎日食べているのが良いのかしらね~?「ある○る大辞典」でやってなかった?
まあ要するに、誕生日を迎える度に、よくぞここまで生き延びる事が出来た・・・と、喜びを感ぢる様になったと言う事は、きっと、良い事なのでありましょう。
少なくとも、今現在、自分自身が“生きている”と言う実感がある訳なのでありマスからして・・・。
“無”に憧れなど抱かない様に、“死”に憧れを見出す程、時間や体力に余裕も無ければ、それほどノンキな気分でなどいられないのでありマス。